インターブランド社が発表した「2005 年ベストグローバルブランド」ランキングで、ソニーが20位から28位に大幅ダウンし、サムスンに抜かた。アメリカのメディアでは「歴史的な逆転劇」といわれている。
http://www.interbrand.co.jp/jp/activities/ranking.html
http://www.interbrand.co.jp/jp/activities/global_brands2005_press_release_j.pdf

この凋落は突然おきたわけではなく、ゆっくりと徐々に用意されていた。5〜6年前、雑誌等で見かけるソニー社員たちのインタビューで「ソニーらしさ」という曖昧な言葉が過剰に繰り返されるようになった頃から、思考停止が表面化し始めていたような気がする。

昨年ニューヨークに滞在した時も、ソニーの存在感の無さは気になった。MP3ウォークマンのCMは有名歌手が歌っているだけの退屈なもので、iPodのキャンペーンに完敗していた。マンハッタンにあるショールームも、タイムワーナーセンタービルに新設されたサムスンの豪華ショールームに大きく見劣りした。アップルやサムスンのほうがよっぽどソニーらしくみえた。

ソニーらしさに囚われないことがソニーらしさなんだ、というところにソニーらしさの難しさがある。でもまあ文系にも理系にも優秀な人材が多い会社なので、長期的にこのままランクを落とし続けることはないはず。と楽観的になっておこう。なんだかんだいってソニーは好きだから。VAIOで更新しております。

それにしてもトヨタ・ブランドは凄い。トヨタ社員は「トヨタらしさ」とかって言わなさそうだ。