エキサイトニュースによると、爽健美茶のリニューアル記念パーティー(PRイベント)に「カリスマブロガー」が招待されたらしい。有名人が多数参加し、美味しい料理も楽しめる、結構セレブなパーティーだったようで、そうしたイベントにブロガーが招かれるようになったということは、ブログがクチコミ効果を狙えるPRメディアとして大手企業にも認識され始めたということだろう。

パーティー参加ブロガーのブログをいくつかチェックしてみたところ、PRという意味では「さきっちょのガラクタレター」のレポートが群を抜いて良く書けている。パーティー自体の感想を記述するだけでなく、自分なりの爽健美茶体験を告白し、出演タレントの印象を語り、ブランドロゴの写真を掲載し、新しくなったボトル形状にも言及。そして「「芽吹く」って本当にいい言葉。」と、キャンペーン・コンセプト賞賛の言葉で締めくくる。クチコミ・エージェントとして完璧。彼女のような褒め上手は、今後いろいろな企業の発表会に呼ばれるはずだ。

それにひきかえ、野田社長率いるサンズのフットサルチーム「カレッツァ」のメンバーたちは、誰一人としてこのパーティーに呼ばれたことの意味を理解していないように思う。全メンバーが公式ブログを持っているにもかかわらず、パーティー参加をブログのネタにしたのは富田麻帆小島くるみ長谷川桃の三名のみ。しかも、この三名も商品名やキャンペーンには全く触れず、自分たちのパーティードレスへの言及に終始。もともとの閲覧者数も多くないだろうから、爽健美茶にとってのPR効果はゼロに等しい。カレッツァのエース格である小林恵美はサッポロビールと契約しているはずなので、爽健美茶をブログでネタにしないのは仕方ないとしても、他のメンバーはこの機会に積極的にPR協力したほうが今後の仕事に繋がったのでは?

もちろん、ブログは自分の書きたいことだけを書けばいい個人的なメディアなので、企業に何を要望されようと、気に入らないものを積極的に推奨する必要は無いし、時には罵倒したってオッケーだ。でも、いくらアクセス数が多くても、褒めないブロガー、褒めるのが下手なブロガー、貶してばかりのブロガーに、企業はおそらく声をかけない。逆に、褒め上手なブロガーには先を争って商品をサンプリングするようになるだろう。イベントやパーティーにも招待する。ときには商品開発にも参加させて、相応の謝礼を支払うかもしれない。企業のクチコミ・マーケティングは本格化しはじめている。

そもそもアフィリエイトでも、褒める技術が高いほど儲かるわけで。僕だってインサイターで「ドクロ太朗」を推奨したら、主催者が好意でCD(名盤)を送ってくださってトクをした。罵倒と炎上で染まりがちなブログの世界で美味しい思いをしたいなら、褒め上手なホメサピエンスになるといい。ダジャレかよ。