8月21日は待望の『モテキ』第2巻の発売日。というわけで、以前紹介した久保ミツロウ先生へのインタビューから漏れた雑談を番外篇として紹介します。
インタビュー前篇
インタビュー後篇

モテキ 2 (イブニングKC)
著者:久保 ミツロウ
販売元:講談社
発売日:2009-08-21
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---僕が最初に『モテキ』を知ったのは、大根仁さんという映像クリエイターのブログなんですよ。

私もあれを見たときは震えまして。私、大根さんのブログは三年前からずっと読んでいて、凄いファンなんですよ。あれでネタを仕入れたり影響されたりしているところがあって。最初あのブログで『モテキ』が紹介されたときには「ブログからネタを流用してるのがバレた!」って思ったんだけど(笑)、良く読んだら違って、普通に面白いと思ってくれていて。

大根さんのトークショーとかも実は行ったことあるんですよ。そのとき声をかけようかなと思ったけど、凄くかわいい女性と話してたから、かなわないと思ってショボーンとして帰ったんですけど、でもそのとき声をかけなかったからこそ、面識無いのに『モテキ』読んでくれて褒めてくれたのでスゲー、って嬉しかった。そのあと実際会うことが出来て、「久保先生は男前でした」ってブログに書かれたのも最高に嬉しかった!私には最高級の褒め言葉です。

そういえば大根さんとも話したんですけど、先週(7月12日週)の『モーニング』の島耕作、見ました?

---見た見た、久しぶりに大町久美子とセックスしてた!(笑)

私も朝風呂はいるときにモーニング見て衝撃でしたよ。大株主様とセックスした!って(笑)。面白かったー。新しい会社名を発表するっていう堅い話をその前に描いてたから、バランスとしてエロを入れなきゃなっていう、弘兼さんのバランス感覚で描いたんだと思うんですけど。

---島耕作は、僕は昔はそんなに思い入れ無かったんですけど、今は『ヤング島耕作』とか愛おしく感じちゃってるんで、一回ちゃんと読み直して論じてみたいなって思うんですよね。

漫画家さんと会ったことって無いんですか?

---全く無いです。接点が無いし、会いたいと思っても、殺人的に忙しそうなイメージがあるから、声をかけづらいですよ。

「漫画家さんって忙しいでしょ」ってよく言われるけど、「毎日会社に通っている人に比べれば忙しくない」っていつも言ってるですよ。朝起きて10秒で仕事が出来るから、ギリギリまで寝れるし、実際結構ちゃんと寝てるし。自分の管理が出来ないから徹夜とかしちゃうだけで。

忙しい人はホントに忙しいですけど、週刊作家をやれている人は基本的に何かが異常にスピードが早い人が多くて、原稿も三日であげちゃう人とかざらにいますよ。週刊連載を二日で終わって一日打ち合わせしてあと四日間は暇、っていう人も実際にいますからね。そういう人が他に月刊誌とかに連載したりして。私はだらしなくて立ち上げに時間がかかるタイプだから、二日三日くらいダラダラし過ぎて残りを死に物狂いで働く、みたいな感じで、それでも夜中ダラダラしちゃうみたいな。だから会社員みたいな仕事のシフトを組めば、仕事量は同じくらいか、あるいは少ないくらいなんじゃないですか。