インサイター

insight : the ability to understand and realize what people or situations are really like

グラビアアイドル

グラビアアイドル・ブームの復活を象徴する13人のグラドルたち

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●グラビア・ルネッサンスが始まった。一時期はAKBグループによってグラビアが完全に占拠され、若者のグラビアアイドル離れが深刻化したけれど、昨年あたりから完全に流れが変わった。雛形あきこをはじめとするイエローキャブの巨乳たちがグラビアアイドル・ブームを巻き起こしてから20年。長らく低迷を続けてきたシーンに、世代交代を促す魅力的な超新星が続々と台頭し、グラビアは今、新たな黄金期を迎えようとしている。

●最近の『週刊プレイボーイ』を見れば、グラビア・シーンの復興は明らかだろう。週プレは昨年から新人グラビアアイドルを積極的に発掘し始め、いまではグラビアの非AKB比率がかつてないほど高くなっている。実際にAKB系が週プレの表紙を飾った回数を数えると、2013年は27回だったのが2014年は20回に減り、今年に入ってからは二か月でまだ1回だけだ。久松郁美、柳ゆり菜、山地まりが共演した新年最初の号(1月5日発売号)の表紙&巻頭グラビアは、まさにグラビアアイドルの夜明けを印象づける出色の出来だった。

●現場主義の浸透によってハイコンテクスト化が進むグループアイドルとは異なり、グラビアアイドルは極めてローコンテクストなコンテンツだ。背景情報を知らなくても、LINEスタンプのようにワンビジュアルで瞬時にそのすべてを感じ取ることが出来る。身体一つを武器にして、ビキニという名の小さな戦闘服を身に纏い、一瞬のポージングや表情づくりに全てを賭けて、おあずけ坊やのテント村を狙い撃つ。そうしたグラビアアイドルのストレートな覚悟が、グループアイドルとのコントラストで改めて浮かび上がり、メディアによって見直されているのではないだろうか。

●かつてのグラビアアイドル・ブームを牽引した老舗・イエローキャブは、この二月に破産した。小向美奈子はまた堕ちた。佐藤寛子はグラビアを卒業した。しかしまるで古い殻を破り孵化するかのように、新しい世代が躍動しはじめている。グラビア・ルネッサンスが始まった……!




★高崎聖子

とりあげず現在のグラビアクイーンは高崎聖子だと言ってしまって構わないだろう。美しさと破壊力を兼ね備えた肉体美で、今年はとうとうヤングマガジンの表紙にまで上り詰めた。すでに若熟女のような貫禄がある。もしSKEのオーディションに受かっていたら、ここまで単体での人気は獲得できなかったはず。そうした意味でもグラビア・ブームを象徴する存在。

高崎聖子3



★#グラドル自画撮り部

間違いなく現在のグラビア再興の立役者。硬直したシーンにDIY精神で革命を起こし、多数のフォロワーを生み出すという、セックスピストルズに匹敵する偉業をマルコム・マクラーレン無しでやり遂げた。部長であり精神的支柱でもある倉持由香だけが注目されがちだけれど、同じく立ち上げメンバーである吉田早希と塚本舞も相当キャラが立っていて要注目。

グラドル自画撮り部2



★安枝瞳

倉持由香が開拓した巨尻シーンに突如として現れてしまった最強のライバル。95cmの肉厚な美巨尻を誇る、ケツの極み乙女。いっそのこと倉持由香とユニットを組んでヒップな生活革命を巻き起こしてほしい。

安枝瞳



★片山萌美

週刊プレイボーイが発掘した長身美人。大きく重たげに実らせた軟乳が物憂げな表情に良く似合う。彼女のグラビアがどこか優雅な印象を与えるのは、グラビア活動に執着していないが故の気負わない平温な姿勢のためだろうと思っていたら、ヤングジャンプのグラビア争奪企画にも出ていてやる気マンマンだったので驚いた。

片山萌美2



★柳ゆり菜

NHK朝ドラ「まっさん」のドラマ内で、あの有名な赤玉ポートワインのヌードポスター(といっても肩を出している程度)のモデルに起用されて週刊誌を賑わせた、昨年後半の出世頭。全盛期の川村ゆきえに似た雰囲気を持つ垂れ目美人。ダンスで鍛えた腹筋がエロかっこいい。ちなみに姉もグラビアアイドル。

柳ゆり菜



★山中知恵

ジュニアアイドル時代からキャリアを積んで顔つきも体つきも大きく成長を遂げ、20歳となった現在がベストコンディション。ここまで笑顔がエロいグラドルをほかに知らない。DVDを90枚以上も出している間に地下アイドル臭がついてしまったけれど、これだけの逸材、もっと光の当たる表舞台で活躍させてあげたいという、少年院で暴れていたマイク・タイソンを発掘したカス・ダマトのような心境になる。ちなみに姉もグラビアアイドル。

山中知恵2



★十枝梨菜

グラビア界では希少な黒ギャルにしてダンサー。ポスト次原かな。ワイルドで攻撃的な印象を与える肉体とは裏腹に、温和な印象の笑顔が愛くるしい。もう十年以上前に貰った六本木のミリタリーキャバクラのDMで、彼女に似た女性が敬礼ポーズをとった写真に「カッコイイとは、こういうことさ!」という『紅の豚』のコピーが無断使用されていたことを思い出させる。

十枝梨菜



★山地まり

優等生顔なのに脱いだら凄い。天地真理より山地まり。どんな水着を着ていても肢体のあちこちが収まっていない感じがして、彼女を始めてグラビアで見た時は思わず五度見した。まだまだ底を見せていない大物感がある。

山地まり



★ケイト・アプトン

ケイト・アプトンを見て、滝沢乃南や類家明日香といったゼロ年代の樽ドルたちを思い出し、まるで『インターステラー』に『AIR』や『ほしのこえ』の片鱗を見て「ぼくたちが考えていたことがハリウッドと繋がっている!」と呟いた東浩紀のような感慨に耽った。戦争ゲーム「Game Of War」の巨額予算CMに出演するほど米国では大人気。無重力状態で撮影されたグラビアは『バーバレラ』を彷彿させる傑作だった。

kateupton



★久松郁美

2014年度の三愛水着イメージガールをつとめた、健康美が魅力の陽性美人。こういう肉体を見ると「むちむちぷりんたまご責め」というフレーズが思い浮かんでしまう長年の奇病は未だ治らない。宮藤官九郎のドラマ『ごめんね青春!』が視聴率的に惨敗したのは、この久松郁美の肉体美に見せ場を与えなかったからだろう。

久松



★都丸紗也華

金の雨を降らせることができる、次世代のエース候補。デビュー時の宮沢りえを彷彿させる別格感がある。世界基準の美人で18歳にしてFカップなんて、前世でどれだけ徳を積めばこんな娘が生まれることができるのか、想像するだけで気が遠くなる。

都丸紗也華



★青山ひかる

すらっと細く伸びた手足からは想像もつかないほど巨大な質量を誇る美爆乳は、もはや尾田栄一郎のマンガの世界。グラビア史に残るほどの肉体的インパクトがある。オタク気質のためか喋ると色気は全くないものの、サービス精神が旺盛でトーク技術にも長けているので、これはもうこれとして見守りたい。

青山ひかる



★橘花凛

凛として巨乳。と言いたいところだけれど、イベントで見た彼女は、凛とするどころか他のグラドルたちより格段にゆるいキャラ。絶対に男が傷つくことを言わなさそうに見えるほんわかタイプだった。どんなに怒っている人でも橘花凛がいると怒りが解けて優しい気持ちになる。兄からピグモンと呼ばれているというのも分かる気がする。

橘花凛



★菜乃花

どんなにいやらしいポーズも厭わない、男の妄想を具現化したような童顔巨乳の新星。彼女を知ってから、好きな花を問われたら菜乃花と答えるようにしている。表面張力の限界まで膨らんだ、支えなしでも型崩れのない天然巨乳は、見る者の現実と虚構の区別を曖昧にさせる。

菜乃花



★染谷有香

身長175cmでGカップという、歴代のCCガールズが束になってもかなわないほどのラスボス感。こういうゴージャスな人が登場すると、それほど実感がわかなかった日本の景気回復が実感できるような気がしてくる。

染谷有香3


グラビアアイドル新時代の夜明けと10人の救世主たち

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●AKB勢やグループアイドルが雑誌グラビアを完全に制圧し、恵比寿マスカッツがAV女優とグラビアアイドルの境界線を曖昧にした結果、グラビアアイドルという存在は日本アイドル史から消えてしまうかに思われた。本来であればそこまでしなくていいはずの吉木りさと中村静香が、限界スレスレの過激な露出に挑み、文字通り身体を張ってグラビア界を守り続けたおかげで、なんとか首の皮一枚で繋がっていたけれど、壇蜜という平成の妖怪が現れて全てを燃やし尽くし、グラビアは焼け野原になった。

●焼け野原は再開発可能な更地でもある。いまそこに新たなムーヴメントが生まれた。倉持由香というグラドルが「グラビア界全体を盛り上げて、またグラビアにグラドルがちゃんと載れる時代を復活させたい」という思いから、今年1月に作ったハッシュタグ「#グラドル自画撮り部」。これはセクシーな「自画撮り」オフショット画像をtwitterに積極的にアップロードしようとする活動で、事務所の枠を超えて全てのグラドルに呼びかける形で瞬く間に広まり、国内外の多くのメディアで紹介された。グラドルにとって久々の力強いニュースだ。

●自分は4年前の2010年初頭に、マイナビニュースに寄稿したコラムの中で以下のように書いている。当時夢想したグラビアアイドルのフリーミアムな蜂起がスマホの普及によってようやく実現されて、感慨もひとしおだ。
2010年代のアイドルの可能性。それは「アイドルの無料化」だ。ポテンシャルは高いのに雑誌の休刊ラッシュなどによって活躍の場を与えられていない新人グラビアアイドルは、これからはフリーミアム化の道を選べばいい。名前と公式URLを記入した魅力的な画像をバンバン無料で放出したり、動画サイトでビデオブログを公開したり、無料のライブや撮影会を開催したり、独自のセクシーなiPhoneアプリを無料で配布したりして、まずはリーチを広げるべきだ。利益の回収はその後でいい。
帝国のように膨張を続けるAKB48というアイドル・エコシステムと、それに抗う形で蜂起する新しいフリーミアム・アイドル、その中間で悪戦苦闘する守旧派アイドル。こうした構造で2010年代のアイドル界は当面進むだろう。

●一橋大学教授の阿久津聡は著書『ソーシャルエコノミー 和をしかける経済』の中で、「完成された消費」から「みんなで共に作り・騒ぎ・育て・消費する」形態へのシフトを指摘している。好きな人同士が好きな人同士で共に創造・育成・消費することで得られる一体感=「連帯愛」が消費において重要であるとして、AKBはそうした変化に対応した成功事例として賞賛されている。日々の公演や握手会という「宴」を通してコミュニティの連帯愛を育み、総選挙やじゃんけん大会という「祭り」でエネルギーを爆発させつつ外部のコミュニティの取り込みも図る。その構造が、グラドルの世界には確かに欠けていた。

●握手会システムはもともとグラドルの写真集販売で常態化していたわけで、AKBよりも以前から「会いにいけるアイドル」であったにもかかわらず、グラドルにコミュニティは存在しなかった。あったのは単発のバズだけだった。

●壇蜜をブレイクさせたメディアの一つである『サンデージャポン』は昨年、グラドル再生工場としての機能に自覚的となり、森下悠里、橋本マナミ、太田千晶といったベテランたちを次々と起用した。しかしそこで(特に森下悠里が)行ったことは「ぶっちゃけ」「毒舌」「奇行」という、グラドル凋落の原因となったスキャンダル主義、バズ・マーケティングの反復だ。刹那的なバズを巻き起こすだけならば、グラビアはいつまでも不毛地帯のままだろう。炎上させることで点いた火は、仮にTwitterのトレンドワードとなっても数時間で燃え尽きてしまう。

●「なにかを目指している感じ」が共有されればコミュニティが生まれる。「#グラドル自画撮り部」は、グラドルがもう一度グラビアを飾れる時代を復活させたい、というエモい大義を掲げたことで、単なるフリーミアム活動を超えたコミュニティを発生させることができた。喜びを他の誰かとわかりあう、それだけがこの世の中を熱くする。あとは、この灯された火を燃やし続けて安定させること(=コミュニティの宴を育むこと)、さらには風を呼び込んで火を業火に変えること(=モメンタムな祭りの旗をたてること)が、グラビア復興に向けた真のチャレンジということになる。

●今のところ、AKBの総選挙やアイドルグループの武道館に匹敵する、祭りの旗印がグラドルには存在しない。かつては機能していたミスマガジジンや、今もかろうじて続く日テレジェニックなどは、新人の登竜門的な機能しか果たしておらず、ファンの関与できる範囲も極めて限定的だ。2008年に企画された「日本グラビアアイドル大賞」も、恐らくは事務所の横の連携が取れなかったために、たった二回の開催で尻すぼみに終わった。今後は、事務所やキャリアの違いを超えてグラビア界全体を大きく巻き込み、ファンも共創者となる祭りが出来た時に初めて、グラドルの復興は果たされるだろう。竹下ジャパンが主催する「甘噛みマガジン」のような新感覚の優れたグラビア評が増えることも期待したい。

●こちらからは以上となります。それでは続いて極私的2014年グラビア十天王をお楽しみください。



★高崎聖子

両乳が真夏の入道雲のようにモコッと力強くそびえ立った高気圧ガール。見るからに打たれ強そうな頑強なボディは156cmという数字以上に迫力がある。「グラビア界の救世主」とまでいわれる注目株でありながら、かつてはSKE48のオーディションに落ち、日テレジェニック2013も逃し、直近でもヤングアニマルNEXTグラビアクイーン・バトルで特別賞に留まるなど、不思議とタイトルには縁遠い。今年を飛躍の年にして欲しい。

Takasaki-Seiko4


★佐野ひなこ

天使顔、美巨乳、佐藤寛子ばりのくびれ。グラビアの初期衝動がストレートに体現されている。これはもうセックス・ピストルズ以来の衝撃。デビュー間もないのに既に王者の風格を漂わせ、早くもバラエティ番組で活躍し始めた、2014年の大本命。昨年末にはDQN時代?の写真流出騒動を起こしたけれど、脳内の斎藤環が日本人の9割はヤンキーと囁き続けてくれているから全然気にならない。

Sano-Hinako


★藤森望

軍靴の足音が聞こえる殺伐とした空気の中、現れるべくして現れた久々の癒し系巨乳。ハイジの優しさがたっぷり詰まった白パンの如き肉体と、純朴で透明感あふれる顔立ちは、グラビアアイドル時代の綾瀬はるかを彷彿させる。もしかしたら大化けするかもしれないダークホース的存在。

Fujimori-Nozomi


★倉持由香

98cmの堂々たるヒップをさまざまなコスチュームに包んで自撮りし、時報がわりにtwitterでアップし続けるという、世界的にも希な「尻職人」。衣装プロデュースに”うしじまいい肉”を迎えることでビジュアルと思想が先鋭化され、「#グラビア自画撮り部」を発足させたことで尻上がりに注目を集めている。まさにマーベラス・オブ・ザ・ケツ。現在のグラビア・シーン最重要人物のひとり。

Kuramochi-Yuka


★ヴァネッサ・パン

台湾から日本のグラビア界に進出してきたGカップ・コスプレイヤー。エキゾチックで大人びた風貌とパンパンに張りつめた巨弾乳のコントラストが素晴らしく、露出の高いコスプレ系グラビアを得意とする。自身の会社を複数経営するビジネスウーマンとしての顔も持ち、インリンのようなアクティビストとしてグラビア外での活躍も期待できそうだ。

Vanessa-Pan


★穂川果音

気象予報士と秘書検定準一級の資格を持つ知性派で、一見アダルトな雰囲気を漂わせていながら、実は特撮系トークイベントに出演するほどのヲタ気質。twitterのプロフィールも「 はじめみゃして⊂((・x・))⊃穂川果音だにょ( ´ ▽ ` )ノ気象予報士アイドル兼にゃんこだょ⊂((・x・))⊃」と少し・不思議系。早くネオヒルズ族になってこんな女性を私設秘書にして膝の上に乗せて仮面ライダーの話とかしたい。

Hokawa-Kanon3


★副島美咲

壇蜜の画像を集めていたらロバート秋山が出てきて、もう秋山にしか見えなくなった。絶対に許さない。絶対にだ。それはそうと、壇蜜のそっくりさんとして「小蜜」の芸名で活動する副島美咲は、実は壇蜜よりも高身長でスタイルも良いのでおすすめです。

Komitsu


★西崎莉麻

元プロ野球選手の娘だけあって、非常に恵まれたフィジカルの持ち主。こういう肉体を見ると「むちむちぷりんたまご責め」というフレーズが思い浮かんでしまう長年の奇病を治したい。ヤングマガジンが積極的に推している割にはブレイクしきれていないという印象があるので、こういう人こそtwitterを始めて#グラビア自画撮り部を活用するべきだろう。 

Nishizaki-Rima



★おのののか

東京ドームで「美人過ぎるビール売り子」として注目を浴び、2013年にグラビアデビューを果たした、名門プラチナムプロダクションの新兵器。声に出して読みたいグラドル。乳はバランスよく膨らんだアダムスキー型円盤美乳で、すらりと伸びた手足によく似合う。「あざとくない芹那」というポジションを獲得しそうだ。

Ono-Nonoka


★ケイト・アプトン

2011年から2年連続で米「Sports Illustrated」誌水着特集号の表紙に抜擢されるという快挙を成し遂げた人気モデル。ダイエットをしないと公言し、アメリカで「ぽっちゃりブーム」を巻き起こすも、最近の写真を見ると意外にぽっちゃりしていない。昭和のボンドガールを彷彿させるゴージャス感で、捕虜になってもいいレベル。今年は日本の男性誌でグラビアが見たい。

kate-upton




グラビアアイドル鎮魂歌 〜吉木りさという光、壇蜜という影〜
2010年グラビアアイドル ベスト10
2009年グラビアアイドル ベスト10
2008年グラビアアイドル ベスト10
2006年グラビアアイドル ベスト10
2005年グラビアアイドル・ベスト10



2010年グラビアアイドル ベスト10

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ジェームズ・コリンズは近著『ビジョナリー・カンパニー3 衰退の5段階』の中で、優良企業が衰退する5段階プロセスを以下のように解明している。

 第一段階 成功から生まれる傲慢
 第ニ段階 規律なき拡大路線
 第三段階 リスクと問題の否認
 第四段階 一発逆転策の追及
 第五段階 屈服と凡庸な企業への転落か消滅

1990年代半ばにグラビアアイドルというジャンルを開拓した旧イエローキャブ(野田社長時代)は、まさにこのプロセスを綺麗になぞって凋落した。「イエローキャブの最終兵器」というキーワードを濫発していた2000年代初頭には、既に第四段階の危機的状況に陥っていたというわけだ。

そして今、規律なき拡大を続けたグラビアアイドルというジャンル自体が転落し、消滅の危機に晒されている。直接的にはAKB48による怒涛のグラビア侵略が致命傷となってはいるものの、実際はもっと前から暴露と毒舌と虚飾と欺瞞が膿のように溜まり、じわじわと腐敗と自壊が進行していた。グラビア黄金期から活動を続けてきた滝沢乃南のグラビア引退は、グラビアアイドルの終焉を象徴する事件だった。

しかし「窮すればすなわち変じ、変ずればすなわち通ず」という言葉があるように、昨年はグラビア界に新しい胎動を感じることも出来た。腐肉をバッサリと削ぎ落としてスリム化し、グラビア界は筋肉質に生まれ変わろうとしているように見える。果たして2010年代というディケイドにグラビアは存続できるのか? その命運はこれから紹介する10人のタレントたちが握っている。


第1位 吉木りさ

吉木

2010年後半のグラビアシーンは、AKB勢を除けば吉木りさのひとり勝ちだった。雑誌の表紙を次々と飾り、熱狂的なファンを獲得し、発売したDVDは全て大ヒット。キャンパスナイトフジに出演していた頃は高橋亜由美や杉ありさのほうが輝いて見えたのに、短期間で驚くべきほどのグラビア力を習得している。
主張し過ぎない品乳、ストイックに絞り込まれたウエストと腹部、オシリーナのお株を奪うボリューミーな美尻。そのボディラインは、まるでコカコーラのコンツァーボトルのような美しく完璧なシルエットを描く。グラビアアイドルというより、どちらかというと女子アナ系の上品な正統派美人の彼女が、眼帯のような小面積の紐パンツを惜しみなく穿いてくださるのだから、神様っているんだねえ。


第2位 キム・カルダシアン

キム

リアリティ番組で有名になったカルダシアン三姉妹の稼ぎ頭にして、現代のアメリカを代表するセックスシンボルのひとり。見るバイアグラ。父親はO.J.シンプソン裁判を担当した弁護士という御家柄ながら、いまやゴシップ誌の常連で、ツイッターのフォロワー数は600万人を超える。一度見たら忘れられない暴力的な肉体と神秘的な瞳。思わず己の太ももに小刀を刺して「目を覚ませ!」とやりそうになる程に危険な妖気が漂っている。


第3位 西田麻衣

西田

巨軟乳の膨張が止まらないグラビア・ビッグバン。彼女の場合、その無差別級の巨乳が最大の武器である一方で、巨乳以外のセールスポイントを確立できていないのがネックになっており、本格ブレークを前に失速ムードが漂い始めてしまっているのが懸念される。自筆アンケートもケイオティックだ。とはいえ、そのフィジカルなポテンシャルはまだまだ後進のグラビアアイドルたちより一麻衣も二麻衣も上だろう。


第4位 太田千晶

太田

あのダルビッシュ紗栄子らと共に2002年の週刊ヤングジャンプ「全国女子高生制服コレクション」に選ばれた太田千晶が、引退期間を経て5年ぶりにセカンドカミングを果たした。巨乳、くびれ、美尻という「三種の神器」を持つ選ばれし素材でありながら、グラビアアイドルとしては谷間の世代で、以前はそのポテンシャルに見合う機会を与えられていなかったため、この復帰は嬉しい。見事に引き締まった腹筋が、再起に賭ける覚悟を物語っている。


第5位 田中理恵

田中

2010年に大ブレイクを果たした美人アスリートの一人。ボディビルダーの身体に初期の浜崎あゆみの顔をアイコラで貼り付けたような非実在的ハイブリッド感がインパクト大。実際に浜崎あゆみの大ファンらしい。実は同姓同名の美人でナイスバディな声優も存在する。「田中理恵」という名前の人だけで48人くらい美人が集められそうだ。


第6位 中井りん

中井

まさかの筋肉美人二連発。「21世紀のダッダーン ボヨヨン ボヨヨン」と囁かれる無敗の総合格闘家。筋肉の総合商社。試合中はヴァンダレイ・シウバのような戦慄のオーラを発する一方で、プライベートではセクシーコスプレを楽しむ写真をブログで発表するというチャーミングな側面を併せ持つ。美形女子格闘家としてはRENAや飯田なおを推す向きも多いけれど、この肉体のインパクトはなにものにも代えがたい。オヤジ週刊誌は是非彼女にグラビアのオファーを。2011年は筋肉女子ブーム元年だ。


第7位 篠田麻里子

篠田

グラビア対応力をメキメキとつけてきたAKB48勢の中でも、篠田麻里子のグラビアには他メンバーとは一線を画す、超然とした何かがある。これだけフォトジェニックなら歌う必要はないと思う。美ワキ日本代表。


第8位 佐山彩香

佐山

グラビアアイドル界に久々に登場した10代の大型新人。愛くるしい童顔と豊満な肉体のハイブリッドという、まさにグラビアアイドルの王道中の王道。若さゆえか、まだ表情のバリエーションに乏しいけれど、優香の星を継ぐ者として大成して欲しい。


第9位 日向泉

日向

北乃きいのフライデー事件、小阪由佳の引退&奇行、ほしのあすかや小林ユリのAV転身と、ミスマガジン出身者のスキャンダルが続く昨今。失われつつある「ミスマガ」のブランド力を取り戻そうと講談社が本気を出したのか、ミスマガジン2010 の5人は総じてレベルが高く、グラビア界を浄化・再生しようという選者たちの意思が感じられる。なかでもソフトテニスで全国大会8回出場2回優勝という記録を持つこの日向泉は、古き良きグラビアアイドルたちが持っていた「不完全の美」を感じさせて印象的だった。


第10位 杉本有美

杉本

これほどのフィジカルを誇りながら十分な活躍の場を与えられないという事実が、グラビア氷河期の深刻さを物語る。CDデビューも尻すぼみ。しかしこんなところで終わるタマではないはずだ。



2009年グラビアアイドル ベスト10
2008年グラビアアイドル ベスト10
2006年グラビアアイドル ベスト10
2005年グラビアアイドル ベスト10



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2009年グラビアアイドル ベスト10

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現在のグラビア界を総括する的な文章は既にこことかここに書いたので、今年のベスト10企画はシンプルに。


1位 西田麻衣

nishidamai

1990年代半ばのグラビアアイドル勃興期に活躍したビッグネームたちを彷彿させる、まさに王道回帰な色気と肉体美を誇る純グラビアアイドル。そのたたずまいは、どこか懐かしさすら感じさせる。アラサーと幼児体型に占拠されるかと思われたグラビア界は、ギリギリのところで彼女に救われた。もう少しお尻が大きければバランス的に完璧。


2位 うしじまいい肉

ushijima

単なるコスプレではなく、コスプレという行為自体をメタ視点で模倣する「メタコスプレ」で自らをプロデュースし、ネットに画像を氾濫させたゲリラアイドル。ボンキュボン体型ではない華奢な体躯だからこそ、その批評性が強烈に浮かび上がる。彼女の活動にはさまざまなビジネス上のヒントが詰まっている。グラビアアイドル事務所は彼女をプロデューサーとして雇用すべきだと本気で思う。


3位 木口亜矢

kiguchiaya

ここ数年で相当ジム通いに精進したようで、もともとくびれていたウエスト周りが更に絞り込まれた結果、巨乳とくびれのコントラストが他の追随を許さない域に達した。そのアスリートばりの努力に敬意を表したい。


4位 原幹恵

haramikie

他のアイドルだったら着るのを躊躇してしまいそうな、帯状の布が胸の前でクロスしただけの、乳房を下から支えるものが無い水着的ななにかを果敢に着こなすことで一世を風靡した原幹恵も、さすがにグラビア的には燃え尽きてしまった感がある。女優に転身できるかどうか、今年が勝負の年になるだろう。


5位 杉ありさ(杉麻李沙)

sugiarisa

「キャンパスナイトフジ」のメイン格として頭角を現した女子大生タレント。名曲「エロくないのにエロく聞こえる歌」のソロパートを歌う時の上から目線のフェロモンは尋常じゃない。「ミスFLASH2009」にエントリーされていた頃は、まさかここまで華があるキャラだとは思わなかった。今後のグラビア展開に期待したい。


6位 池田夏希

ikedanatsuki

プロポーションは抜群ながら、どこか地味な印象を拭えなかった彼女も、2009年はメジャー事務所所属のグラドルとしては限界灘を越えた露出に挑戦し続けて大成した。しばらくはこの原幹恵路線で頑張ってほしい。


7位 一双麻希

issoumaki

黒目がちな瞳、バランスのとれた美巨乳、うっすらと浮き出た腹筋、引き締まった下半身。せっかくオスカーに所属しているんだからもっと積極的に活動して欲しい逸材。たぶん女子大生なので「キャンパスナイトフジ」への出演を望む。


8位 護あさな

mamoruasana

乳とアンダーバストの落差が尾田栄一郎の漫画みたいな、我が目を疑う超肉体の持ち主。デビュー当初から大物感が漂っていて、彼女を2009年のブライテストホープとして推すメディアも多い。確かにその気持ちも分かるけれど、果たしてここまでCG的な極端さを我々はリアルワールドでも臨んだんだろうか?見る者のグラビア観を揺さぶる踏み絵的な存在。


9位 中島愛里

nakajimaairi

西田麻衣と同じく王道グラドルの系譜を継ぐ10代。護あさなとは対極をなすリアルな日本人体型が親近感を抱かせる。あともう少し垢ぬければ化ける可能性も。


10位 小野恵令奈

onoerena

昨年後半から雑誌グラビアを席巻しているAKB48勢の中で、個人的には彼女に注目してみたい。こんな顔してキングギドラやJay-Zを聴いているというハイブリッド感にのびしろを感じる。

この太ももがすごい!

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『レスキューファイアー』でヒロインを演じている中村優が素晴らしい。「男性隊員を上回る格闘能力のクールビューティー」という特撮番組としては珍しい設定のキャラクターを、身長約170センチの骨太なガタイを武器にして見事に演じきっている。特に凄いのが暴力的なまでに重厚な太ももだ。この太ももだったら熊でも殺せるんじゃないかと思わせる説得力がある。格闘シーンは本当にかっこいい。

ゴーオンシルバーの杉本有美や女宇宙刑事アニーの森永奈緒美、さらに遡ればモモレンジャーの小牧リサ。記憶に残る特撮ヒロインはいつだって力強い太ももの持ち主だった。モモレンジャーのモモは太もものモモなのだ。そうした意味で、中村優が演じる雪リツカは特撮ヒロインの決定版といえる。シンケンジャーの2人が束になっても中村優には勝てない。グラビアアイドルとしては作品の出来不出来の激しい中途半端な存在だった彼女も、この作品で完全に一皮むけた。

優

ゼロ年代の妄想力 〜2008年グラビアアイドル ベスト10〜

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バブル崩壊を発端とする平成不況に苛まれた90年代、日本の男たちは絶望し、完全に自信を喪失していた。その結果生じた「引きこもり/心理主義」的モードは、「デカい乳に優しく包まれ、完全に承認されたい/癒されたい」という退行願望を満たす「デカイ系」を生み出した。つまり巨乳ブームだ。

94年から開始された缶コーヒー「ジョージア」の「やすらぎキャンペーン」が巨乳モデルの飯島直子を起用することで社会現象化すると、優香や乙葉、青木裕子、黒田美礼といった巨乳が続々と登場。グラビア界に「デカイ系」という妄想力が広く共有されていく。雑誌のグラビアをビキニで飾り、知名度を高めることでバラエティ番組やCM、ドラマの仕事を獲得し、水着を卒業するという巨乳グラビアアイドルのサクセスモデルは、この1990年代後半に確立された。

しかしDカップやEカップが当たり前になるに従って巨乳インフレーションが発生し、「乳さえデカければ誰でもいい」という巨乳の粗製乱造を招く。やがて旧イエローキャブが「最終兵器」として投入したIカップで103cmの根本はるみが支持を得られなかったことで「デカイ系」の限界が明らかになる。

結局「デカイ系」とは90年代のひきこもり的感性のもっとも安易な形での産物であり、男たちの成熟忌避的な思考停止を招くものでしかなかった。90年代のグラビア界をリードした旧イエローキャブの野田社長は、そのデカイ系的方法論から脱却出来なかった結果、MEGUMI以降はグラビアアイドルのスターを生み出すことが出来ていない。

ゼロ年代になると、小泉純一郎によるネオリベラリズム的な構造改革路線、それにともなう格差社会意識の浸透などによって、引きこもっていては生き残れないという、ある種の「サヴァイヴ感」が社会に広く共有され始める。そこで台頭したのが、巨乳ではないが故に「デカイ系」を否定する形で現れた小倉優子と若槻千夏だった。

小倉優子が演じる「空想としてのお姫様キャラ」は、純潔/純粋という「アイドル幻想」が失われた状況を受け入れた上で、生き残るために敢えて選択されたベタなアイドル像であり、若槻千夏が演じる「ぶっちゃけキャラ」は、相手を傷つけることになっても対象にコミットしないと生き残れないという「サヴァイヴ感」に突き動かされたベタな反アイドル像である。

この両者は、それぞれ「アイドル」という「大きな物語」が喪失したポストモダン状況において、敢えて「小さな物語」としてのキャラを「決断主義」的に選択することで、グラビア界をサヴァイヴすることに成功したといえる。

小倉優子が開拓したベタなアイドル像の追求は、森下悠里の躍進によって2008年にその臨界点を迎えることになる。エロゲーの登場人物のような非現実的プロポーション、リアルドールのような表情、完璧なポージング、そして処女宣言。二次元キャラの処女性すら不確かになってしまった時代にあって、男がアイドルに望む願望を見事に全て纏ったその存在は、アイドルのアンドロイド=「アイドロイド」とでも言うべきフィクションの域に達している。

しかしリアルとバーチャルの境界を限りなく曖昧にする彼女の方法論は、グラビアアイドルたちに固有であったはずの「不完全性という魅力」を否定しかねない危険性を孕んでおり、グラビアの豊かな多様性を保証する妄想力とは言い難い。

一方で若槻千夏による反アイドル像の追求は、グラビアアイドルによる「ぶっちゃけバトルロワイアル」を巻き起こし、グラビアの品格をはからずも貶めることになった。このモードは小向美奈子によるグラビア界の内幕暴露という自爆テロ的な行為を誘発してしまう。実際のところ小向発言の真偽のほどは定かではなく、そもそも彼女自身の過去にこそ多くの疑惑がかけられていたものの、これによってグラビアアイドルに対して妄想する余地が大きく瓦解してしまったことは否めない。

それでは今後、グラビアはいかにしてアイドロイド化や言葉の暴力を回避しつつ、魅力的なスターを輩出することが出来るのだろうか。

いまや出版不況で雑誌の廃刊が相次ぎ、グラビアのページ数は減少する一方だ。バラエティ番組も、かつてグラビアアイドルが占めたポジションはおバカタレントやオカマタレントが奪取してしまい、グラビアアイドルが活躍出来る場は非常に限定的になっている。それどころか、MUTEKIという芸能人限定のAVメーカー(擬似という話もある)の登場、あるいは「おねがい!マスカット」(テレビ東京)のようにグラビアアイドルがAV女優と等価に扱われる深夜番組の登場によって、グラビアがAVへの通過点という「ディストピア」になりかねない状況だ。

グラビアアイドルを取り巻く環境はかつてないほどに厳しい。そうした中でもデカイ系や決断主義を乗り越える「新しい妄想力」を感じさせるグラビアアイドルたちが登場することを祈るばかりだ。


1位 原幹恵

hara

過去のグラビアアイドルたちの良いパーツばかりを合体させたような、キン肉マンでいうところの悪魔将軍的なボスキャラ。そんなゴージャスな肉体の持ち主が、オスカーという超一流事務所に所属しながら着エロ一歩手前のハードコアな水着ばかり着るという、まるで藤子F不二雄が『快楽天』にエロマンガを描くが如き奇跡に我々は立ち会っている。


2位 滝沢乃南

takizawa

2008年はコンビニ雑誌の表紙を幾度となく飾り、久しぶりに写真集も発売、遂には「Perfumeに対するグラビア界からの回答」と言うべきフルアルバムまで発表。活動歴6年目にして突然全盛期を迎えるという、グラビア史上類を見ない演歌的なブレイクを果たした。グラビアクイーンにならなくてもオリコン1位にならなくても「小さな成熟」に満ちた彼女の人生に教えられるものは多い。


3位 杉本有美

sugimoto

『炎神戦隊ゴーオンジャー』のゴーオンシルバーとして2008年に大躍進を遂げた正統派の健康美人。色気という点ではまだ物足りないが、太ももだけなら文句なくNo.1。彼女が及川奈央らと組んで番組中で結成したアイドルグループ「G3プリンセス」は反響が大きかったようで、次回の戦隊シリーズでも女性メンバーの歌手デビュー企画が継承されるという噂だ。


4位 スザンヌ 

suzannu

いまだに「巨乳はバカである」という都市伝説的な仮説を信じる輩は少なくないけれど、巨乳でないのにおバカであるスザンヌは「乳の大きさと知能に相関性は無い」ということを証明したといえる。巨乳のかわりに見事な巨尻を持つおバカな彼女は、終わりなき競争を強いられる成果主義社会に舞い降りた「癒し」として発見されたのだ。


5位 美人過ぎる市議

市議

いまや話題を後援会会長のほうにすっかり持っていかれた感があるけれど、ビジュアル的に「かたせ梨乃」の系譜を継ぐ彼女は確かに美人過ぎる。もともと女教師や婦人警官といった「権力側の美女」というのはさまざまな妄想の泉であり、その中でも市議というのは希少価値が高いというのに、そんな希少な存在である彼女が水着グラビアを披露するという奇跡に我々は立ち会っている。


6位 橘麗美

tachibana

いまや日本で生まれる赤ちゃんの30人に1人はハーフ、という空前の国際結婚時代。橘麗美の母親もスペイン人ということで、彼女にはラテン感覚の極小紐ビキニがよく似合う。オバマ新大統領が停滞したアメリカを「チェンジ」しようとしているように、グラビア界も彼女のようなハーフが救世主となって改革をもたらすに違いない。


7位 卯月麻衣

mai

まるでルノワールの絵画のような後期印象派ボディがインパクト大。「水沢アキの再来」という、ロスジェネ世代には全く理解できないであろう最大級の賛辞を篠山紀信も送っている。正統派アイドルとしてのポテンシャルを十分に秘めていながら、ブログで網タイツに対するフェティッシュな嗜好を隠さずにさらけ出す孤高の存在だ。


8位 西田麻衣

nishida

層が薄かったR15-U20世代に現れた久々の本格派。ニコニコ動画方面では「ラー油姫」「ラードル」として大人気を博している(その経緯は各自ネットで調べるように)。覚えにくい顔をしているのが弱点と言えば弱点。


9位 稲垣実花

inagaki

元新体操選手ということで、その柔軟性を大いにアピールするグラビアを得意としている。同じく新体操選手だった山崎真美や中村果生莉が活動の場を女優業にシフトしつつある今、彼女にしかできないグラビアを追及してみてほしい。

 
10位 紗綾

saaya

「Fカップ小学生」としてアジアを騒がせた彼女も、ジュニアタレントとしては珍しく劣化しないまま15歳を迎えた。完成されているようで完成されていないのが彼女の魅力なので、ここは敢えて10年後の彼女に期待したい。



原幹恵ならなにを着ても許されるのか

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大手のオスカーに所属し、グラビア界では既に一定のポジションを得ているにもかかわらず、原幹恵が選ぶ水着/コスチュームは着エロ一歩手前のハードコアなものばかりなのは何故なんんだろう。事務所に弱みでも握られているんだろうか。とにかく原幹恵ならなにを着ても許される。この調子で、年末にはこれまで見たこともないような斬新なミニスカサンタのコスプレを見せてくれるに違いない。

原1原3原4

先取り美女図鑑@週刊大衆シャイ!

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週刊大衆シャイ!

今日発売される『週刊大衆シャイ!』という秀逸な青春悶々系雑誌に「先取り美女図鑑」というグラビア記事を書いたので、これから人気が出そうな各界の美女にいちはやく注目したい人や「最近のグラビアン魂はマンネリ気味でちょっと・・・」とお嘆きの貴兄は是非コンビニや書店でチェックしてみてください。たとえばこんなエキゾチック美人を紹介しています↓。

AIVE

滝沢乃南というブランド

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ここにきて滝沢乃南が狂い咲いている。今年はコンビニ雑誌の表紙を幾度となく飾り、久しぶりに写真集も出し、遂にはCDアルバムまで発売した(しかも名盤)。2002年のデビュー以来、人気が出そうになる度に何度も激太りして「横綱 滝乃南」とか「えさを与えないでください」とか言われて振り出しに戻っていたのに、活動歴6年目にして全盛期。北斗の拳だったら連載終わってる頃だ。

正直、個人的にはもうお腹いっぱいというか、彼女に対して以前ほどの興味は持てないんだけど、彼女の活動歴を丁寧に振り返れば「飽きさせないブランド作り」のヒントが得られそうな気がしている。

滝沢乃南

エログの女王 峰なゆか(AV女優)インタビュー

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峰なゆかというAV女優のブログが面白い。処女と少女と娼婦と淑女が同居する、知性と痴性のハーモニー。オタクでも腐女子でもない、ましてや優等生でもヤンキーでもない。キーワードは「乙女」。そんな峰なゆかさんへのインタビューに成功した。

峰なゆか



【好きな漫画雑誌は「IKKI」と「LO」】

■年末年始にブログ書かれていた漫画レビューとか素晴らしかったですよ。一部のブログでも話題になってました。

□年末年始の漫画レビューは一日目からコメント欄で恐ろしく反応が悪かったので、upするのがだんだん申し訳なくなってきてしまったんですけど、根が貧乏性なのでとりあえず書きためてあった分だけはupしてしまったという、個人的には反省していた企画だったんです。もうちょっと「ワンピース」とかびっくりするくらいメジャーな漫画8割とかじゃないとだめだったのかと。。。でも素晴らしいとか言われるんならまたやろうかと思ってきました。

■ぜひまたやってください。いつもはどんな漫画を読んでるんですか?

□えー、なゆが現在毎月買ってる漫画雑誌は、クッキー、別冊マーガレット、別冊フレンド、フィールヤング、IKKIです。たまに買うのはコミックビーム、快楽天、LO、エロティクスF、デザートです。基本的にマジメに購読してるのは少女漫画誌ですね。漫画は単行本派なので気になる漫画は漫喫でちょいちょい読めば充分なんですけど、少女漫画に関しては小さい頃から雑誌で読んでるので、なゆがリアルタイムで時代の流れを知っておける唯一の媒体だと思ってせこせこ買ってます。雑誌として評価してるのはIKKIとLOです。IKKIは、なゆとしてはメジャーなサブカル誌という位置付けです。青臭い漫画を排除しようというIKKI編集の正義には感心します。

■IKKIでは特にどの漫画が好きとかってあるんですか?

□IKKIでは西島大介さんの「ディエンビエンフー」と松本次郎さんの「フリージア」は文句なしにおもしろいです。けれども、超絶主観的に見て社会的な評価が不十分だと感じる作品を激しく応援したくなるという欲求に正直に選択すると、なゆが押したいのはアキタコウさんの「あいらぶ日和」です。

■「あいらぶ日和」ですか!意外です。

□単純に分類するとほのぼのラブラブ漫画なのですが、そのほのぼの加減はサザエさんをゆうゆう超えます。そもそも車が炎上したり、密室で人が死んだり、ノンワイヤーのアクション! とかにまったく興味が持てない性格ですから、ライバル登場だとかドッキドキ片思い、ドラ猫がお魚くわえる程度のスリルすら無性にウザいと感じる夜もあります(笑)。そういう時に読めるものは無いのかな、と諦めていたところで「あいらぶ日和」です。ただひたすらラブラブカップルの日常がとうとうと続くノロケ漫画で、誰もが夢見るハッピーエンドのその後のお話、「そして王子と姫は幸せに暮らしました。」の世界を何のパロディも皮肉も車炎上もなしに描きます。常に新しい刺激に飢えて胃酸過多な文系猛者たちの緑の胃薬的存在、胃にやさしい漫画なのではないでしょうか。大袈裟に言うとね。

■そう言われると「あいらぶ日和」に対する見方がかなりかわりますね。LOっていうのはどんな雑誌なんですか?

□LOはロリコンエロ漫画誌なんですけど、普通のエロ漫画ってランドセルしょってる女の子がでてきても「○学二年生」とかいちおうごまかすのが習わしになってますよね。LOは「8歳の○○ちゃん、身長135cm、趣味はぬり絵」とかモロ書いちゃってるんです。あらかじめ年齢を紹介してるにも関わらず、「8歳のマンコはキツキツだ〜」とか「8歳のアナルに中出し!!」とか、無駄に年齢を確認したりするんです。そいで雑誌の最後には「性犯罪のない世の中を願って 編集部」みたいな一文が載せられてます。そんなLO編集の強引な正義には感心します。

■ブログでイラスト投稿を報告した快楽天も有名なエロ漫画誌ですよね。

□エロ漫画は好きです。そもそも女の子が好きで、かわいい女の子がエロいことをされてるのを見たいっていうのがすごくあるので、小中学生の時に廃品回収のところからエロ漫画誌を拾ってきたりしていました。今はやらないですよ(笑)。


【尾田栄一郎=石田衣良説】

■これまで特に影響を受けた漫画とか雑誌とかってあるんですか?

□うーん、影響を受けた雑誌というとエロティクスですかね。まだエロティクスFが出る前の。ちょうど山本直樹さんの漫画を初めて読んだくらいの時に本屋さんに置かれるようになって、当時はサブカル誌というよりは、買いやすいエロ本という目で見てました。でもエロティクスを読んでからサブカルという世界があるんだということを知りました。中学生くらいの時ですかね。でも未だにサブカルの概念をつかめてません。

■好きなものは「ドーナツ、パンダ、山本直樹」というくらい山本直樹好きなんですよね。僕は彼の描く女性の顔とか体形があまり好みではないので、「極めてかもしだ」以外は読みませんでした。

□あー、体型は好きだけど私も顔はあまり好きじゃないかな。山本直樹さんの最近の作品「レッド」は、まだ面白いかどうかよくわからないんですよ。完結してから二回読んでやっとストーリーが分かるっぽい感じです。

■もっと有名な漫画家の作品はあんまり読まないんですか?

□有名どころの漫画は全然知らなかったりするんです。すごく昔の少女漫画とかはあまり読んでないし、ジャンプも10年くらい前の漫画ならわかるけど、最近たまに買っても、こち亀とジャガー以外読むものがないですね。なゆ、ワンピースもナルトも好きじゃないんですよ。しかも作者がわりとカッコよくて未婚だっていう噂なので。尾田栄一郎さんは「石田衣良的な上手さ」があるんでむかつくんです(笑)。

■そういえばブログでも石田衣良の私生活を絶妙に妄想されてましたよね。

□なゆはよく話題に石田衣良が登場するんですよね。このあいだも「書斎特集」って書いてある雑誌の表紙をちらっと本屋で見て、自分の書斎を公表するなんて石田衣良しかいない!と思って見てみたら、やっぱり石田衣良でした(笑)。むかつくけど気になるアイツ、みたいな。でも、ただむかつくんじゃなくて、実際石田衣良に迫られたらちょっとトキメいちゃうかな、っていうのがむかつく最大の理由なんです。

■複雑な乙女心ですね(笑)。


【市立図書館の本を読みまくった少女時代】

■好きな作家として村上春樹と夏目漱石の名前をよくあげられてますけど、石田衣良もなんだかんだで結構読まれてますし、ブログを読むとかなりの読書家だなって思います。

□いえいえ、なゆはそれほど読んでないんです。いろいろ中途半端なんです。でも小学校三年生くらいから、市立図書館の本を全部読もうと思って、ものすごく通ってましたね。紙をめくるのが好きなんですよ。ていうか紙が好きなんです。だから大人向けの小説も小さいころから沢山読んでいて、そういう小説には当然セックス描写もでてくるので、そのての知識はすごく早くからありましたね。

■村上春樹と夏目漱石の他にはどんな作家が好きなんですか?

□古川日出男、マリー・ダリュセック、ジャネット・ウィンターソン、ポール・オースター、森茉莉、トニ・モリスン、カポーティ、舞城王太郎、リチャード・ブローティガン、ボリス・ヴィアンなんかが好きです。

■マリー・ダリュセックとかジャネット・ウィンターソンとかポール・オースターとかは僕、全然わからないです。。。

□うん、インタビューでは凄く有名どころの二人が分かりやすいから、その二人が好きって答えてるんです。基本的に友達とも文学の話とかはしないですね。あとは最近読んだ手塚治虫さんの自叙伝「僕は漫画家」も最高に良かったです。文章も素敵なんですね、手塚さんってば。惚れてしまいそうです。

■長い小説も結構読んでますよね。「カラマーゾフの兄弟」も二回読んでるとか。

□小説も漫画も基本的に二回読むんですよ。AVといっしょなんですよね。だいだいバーッとみて、ここが抜きどころだなと確認したら(笑)後からゆっくり読みます。カラマーゾフの兄弟はキャラが好きなんですよね、末っ子の。

■そんななゆかさんでも沼正三の「家畜人ヤプー」はさすがに途中でやめたという。

□「家畜人ヤプー」は面白いんですけど、なんか長すぎますよね。もうちょっと短くまとめられたはずだと思うんです。後半に設定がいろいろ変わったりし過ぎだし、あとダジャレみたいな言葉遊びが多すぎたり。しかも初版は蛍光緑の字で印刷されていたらしくて、そういう意味でもすごく読みにくかったらしいですよ。


【「最近はまたマンガも描こうと思ってるんです」】

■もともと自分でも漫画とか小説とか書いたりしていたんですか?

□中学生の時に漫画を描いていて、某雑誌の編集者に見てもらっていたこともあるんです。そのころはセーラームーンの絵柄を模写してXXXXXの恋愛漫画を書いてました。でもそんなの掲載されるわけないですよね(笑)。小中時代はわりと暗い感じで。まあ特に自分が暗いという自覚も無く生きていたんですけど、高校になってからイケイケの人になるとどんな気分なのかなと思って、しばらくはイケイケでした。高校の終わりくらいに、自分にイケイケは向いていないなと気付きましたね。富山の地元にはヤンキーが凄く多くて、サブカル友達はまったくいませんでした。東京に来てバイト先とかで漫画の話をすると、地元では誰も知らなかったような漫画を知っている人がいて嬉しかったです。最近はまたマンガも描こうと思ってるんです。

■音楽には興味がないんですよね。

□音楽はぜんぜん聞かないですね。たまにYoutubeでカラオケで歌いたいアニソンを聞くくらいで、CDは小学校の時お父さんにもらったディズニーのサントラしか持ってません。文系友達に石野卓球とかゆらゆら帝国の話をされてもまったくついていけないのが玉に瑕です。というわけでインサイターの音楽関係の記事は読み飛ばしてしまいました。どうもすみません(笑)。でもやっぱりオザケンの存在は好きです。

■音楽よりもオカルトのほうが好き、っていうのも面白いです。

□なゆが人生の汚点だと考えているのはムーを読んでなかったことです。もちろん宇宙人だとかUMAには昔から興味アリアリだったんですけど、田舎の本屋さんにムーは置いてなかったんですよね。ムーの存在を知ったのは上京してからでした。小さい頃から抱いて寝てるぬいぐるみがないと、乙女としては不完全な気がするし、小さい頃からムーを愛読していないとサブカル女子としては不完全なんじゃないかと思うのです。いや、別に完全体サブカル女子になりたいわけじゃないんですけど(笑)。

■最後になにかオススメの漫画を教えてください。

□卯月妙子さんの「実録企画モノ」ですね。AV女優兼漫画家で、最近は舞台とかをやってるらしい卯月さんのリアルな日常を描いたものなんですが、ウンゲロミミズの撮影裏話やら、小学校の時にクリトリスをクリップではさんで上からガムテープで固定して登校してた思い出やら、旦那さんが自殺した経緯までおもしろおかしく描いてるんですよね。すごいですよ、この人は。あとは自分のブログで一人息子とセックスした話を書いてものすごい非難されたりとか、とにかくすごいです。よかったら読んでみてくださいね。

■それって車炎上とかノンワイヤーアクションどころじゃないですね(笑)。


Profile
真実一郎
心に茨を持つリーマン。吐き気がするほどロマンチスト。好きな言葉は「巨悪も美女も眠らせない!」。

サラリーマン漫画の戦後史 (新書y 240)
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