2008年02月19日

特別企画「現代の登山家とそのスタイル」が読みたくて、久し振りに購入。
今現在の登山界をあらゆる角度から紹介するという当初の目的はきちんと果たせていると思う。そういう点は期待通り。
ただ、「どういう経緯を通ってそこまできたか」という過去を振り返るということをしていないのにはやや危惧を感じる。アルパインスタイルならアルパインスタイルと、そればかり注目して、そこに至るまでどういう試行錯誤があったかを考慮しないのは、結局本質を見失うのではないか。小西政継氏が生前あそこまでの実績を残すことができたのは、氏が幅広く勉強することで広い視野で物事を考えることが出来る人だからだったと思う。そういう歴史の断絶が最近特に多いように思うのは気のせいではないだろう。
そういう意味では、山と渓谷社こそそういう歴史をきちんと述べる存在であって欲しい。ヒラリー卿の話はよかったけど。

バーナーはいいけど、ホエーブスがないのが淋しい。



(20:56)

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