2008年02月20日

(山)さん(わかっているけど固有名詞は避けます)のP208のコメント「槍平で雪崩なんていったい誰が予想できただろう」は、気持ち分かるけど看過できない。山岳雑誌編集者としては言ってはいけないと思う。雪崩事故で「あんなところで」というのは既に禁忌だし、この時期に穂高西面に入山するということはどういうことか、『最新雪崩学入門』(山と渓谷社)P147〜149を読めば分かるはずだから。
今限られた情報だけで私ごときがどこぞの左翼マスコミや匿名のブロガーのように評論めいたことを偉そうに述べるつもりはないが、基本的な考え方はこの人(おっかないけど心底尊敬する大好きな先輩)と同意見。私も現役時代南岳西尾根を冬山合宿計画として出してこの人から却下され、西穂高西尾根に変更させられたことがある。まずは山岳雑誌としては、細かい分析に基づく、極力こういう被害を繰り返さないようにするよう発信するのが、亡くなられた故人に対する供養ではないだろうか。
そういう意味では、今回これに関する報道は山と渓谷の方が上をいっているのでは、と言うのが私の感想。

得意の山スキー、中村氏の東チベット、備忘録、現代アルピニズムのプロファイル(特にこれは必見)といったこの雑誌ならではの記事は相変わらずいい。こういうのは今後も継続して欲しい。

マルコ・プレゼリのジャムセッションはロクスノの二番煎じになってしまったのが残念。これは坂下氏の記事だけでもよかったのでは。

宮澤さんの記事、菊地さんや山岸さんの連載もよかった。前者はらしさがよく出ているし、後者は本当にためになって面白い。木本さんもこういうふうだったのですな。

あとは記録で龍王岳、速報各種もよく読めば凄かったり面白かったり。最後の富士山はどうコメントしていいのかわからない。

立松和平が宮之浦岳に来ていたとは。次は宝満山?いつの間に。

追記
昨日のアクセス数が史上最高。恐るべき雪山大好きっ娘。2.0β効果。

MY HP


(20:13)

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔