登山家の本棚別館

2008年02月23日

小林誠子著。樹の森出版。
植村直己、若山美子らクライマーも含む、写真家、ヨットマン、徒歩旅行、カメラマンなど様々な人の一生と最期を書いたノンフィクション。オムニバス形式の著述。
厚み・文体が人によって違うことでややリズムに狂いが出て、どうも私個人は馴染めなかった。佐瀬稔、後藤正治、長尾三郎諸氏らの方が読みやすく、各分野における造詣も深いと思う。多分冒険の分野に詳しくない人が読んでも、どうしてこれらの人が取り上げられるほどの価値がある人なのかわからないのではないか。各個人にまつわる人の取材もいまひとつヴォリューム不足を感じるし、各自から迸る情熱もいまひとつ伝わってこない。
それでもアウトラインを知るにはよくまとまっていてわかりやすい。各個人の年表も詳しく、概略を知るにはいい。いわば初心者用といっていいか。
というわけで、本館ではなくここで紹介。来月の本館は別の本をご紹介。

明日は雪らしいけど、せっかく体が丸1日空くから出かけるぞ。

(19:37)