2007年01月08日

月刊アジア高速2月号 予告

特集:
インフラストラクチャー・ファンドについて


ついにインフラストラクチャーファンドの時代がやってきた.2006年12月28日,投資銀行業界の雄 ゴールドマン・サックス社が同社では初となるインフラファンド(GS Infrastructure Partners; Infrastructure Investments Group in the Marchant Banking Division)を立ち上げ,$6.5Bil超 (日本円にして7700億円余り)の資金を調達した.これらの資金は,高速道路・空港・港湾等の運輸系インフラ,および電気・ガス・水道などのライフラインにも投資される予定だ.

この分野においては,ご存知のとおりオーストラリアのマッコーリー銀行が草分け的存在として知られている.同銀行は,これまでにインフラに対する投資で高い利回りをたたき出しており,日本においても箱根ターンパイクなど有料道路に対する投資等で有名だ.その他,各国の機関投資家などが個別にインフラや政府保有資産などへの投資・買取などを行っていたが,それ以上にこれまで目立った動きはなかった.

投資家からみたインフラ投資の魅力は,高い安定した利回りにある.株式会社への株式の投資と異なり,インフラへの投資は利回りが予想しやすく,また安定している.売上(=需要)の予想がしやすいこと,国営会社などではいまだに非効率的な経営がなされていることが主な要因だ.インフラの需要予測はよく外れるというイメージだが,実際には株価予想よりはるかに容易で分散が小さいのだ.また,非効率的な経営は,今後種々の効率化施策によって大儲けできる可能性を示唆している.

これをゴールドマンが見逃すはずがない.投資銀行の雄といわれる同社が,今後いかなる投資を行うのか.また,金余りといわれる資本市場はインフラファンドに今後どれだけ注目し,投資していくのか.本特集ではこれらの点を占う.

(アジア高速グループ会長室)

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