昨日、イノベーションっていう単語は「既存の何かと既存の何かの組み合わせ」で、アイデアの創りかたにその構造が似ているかもしれない、と書きました。

こちらの記事

innovationの語源を調べて見ると、

in+novusというラテン語からきているらしく、電通コンサルティングの『しくみづくりイノベーション』によれば、

「既存のものを刷新する行為」

「生活空間のなかに、新しいものや経験を取り入れること」

と定義されていて、英語でいう

in+new

という感覚・イメージらしいということがわかりました。



ラテン語と英語のつながりを知ったのは、これが初めてではありません。

受験生時代だったかな、英単語の本だか英語の本だかを読んでいて見かけた話です。

西暦における紀元前と紀元後って、「紀元前=B.C.」 「紀元後=A.D.」といわれていますが、そのもそも、

「A.DやB.Cってどういう意味なんでしょう、何の頭文字なんでしょう」

「どうして、なんで紀元前がB.Cで紀元後がA.Dなんでしょうか。」

という問いかけから始まっていたと記憶しています。




number line2


タネを明かししてしまえば、これもラテン語から来ると聞きます。

A.D.もB.C.もともに、イエス(=キリスト)の誕生した日を基準にし、誕生日より前を

B.C.=Before Christ.(キリスト以前)

誕生日以後を

A.D.=Anno Domini. (世界を支配してから何年か?←意訳です)

としました。


Anno Domini(アンノドミニ)もラテン語のようで、英語で似た表現(派生語)を探せば、

Anno=Anniversary

Domini=Dominate,Domination

といったところでしょう。

もちろんAnniversaryは「生誕○周年」や「記念日」を意味しますし、Dominateは「支配する」という意味です。


もう少し詳しく書くと、

Anniversary=annus 「年」+versus 「…の方へ向かって」)

のようなので、Anno≒annusと考えて差し支えないかと。




number line


数直線でいえば、イエスの生誕を0として、それより前をマイナス(B.C.)、それより後をプラス(A.D.)の世界で表現したものとも思われます。

だから紀元前1世紀はイエスが生まれる1世紀前、紀元後1世紀はイエスが生まれてから、世界を支配してから1世紀後という意味になるといっても言い過ぎではないでしょう。


きっと、探せばもっと出てくると思います。

近年は、英検やTOEIC、入試やテストなど英語力を数値で測る傾向がありますが、本当はこういう「異なる言語なのにどこかでつながっている面白さ」にも着目してほしいものです。


お読みいただき、ありがとうございました。