3月17日はSt. Patrick's Dayでアメリカとかカナダですと、賑やかなパレードが開催されます。 バグパイプを抱えてタータン・チェックのキルト(プリーツを入れたスカート)姿の皆様が街中の目貫通りを行進、まだまだ寒い時期ですがセント・パトリックと一緒に春がやって来る!
当日に頂くのがアイリッシュ・シチュー! これはいわゆるフランスのポトフで宗教戦争時代にフランスからアイルランドに移り住んだ移民の伝統とか。 塩漬けの牛肉(ブリスケットが一般的)を煮込んでキャベツとじゃがいもを加えたシンプルですが美味しい料理です。
牛肉は煮込みますから安い部位で。 手に入ればブリスケットが一般的です。 今年は丁度良いのがなかったのでシチュー用で。
色々やり方はあるのですが、私は肉をプラスチック・バックに入れて塩を多めに塗して(大さじ1くらい)冷蔵庫で寝かせます。 3−4日くらい。 一緒にハーブ類を加えても。
漬けた肉は一度湯引きしてから、水をたっぷりと加えて、沸をつけたらアクを引きます。 ローリエと黒粒胡椒を10粒くらい丸ごと加えて、後は蓋をかけて弱火でコトコト。
加える野菜ですが、アイリッシュ・シチューにはじゃがいもとキャベツが定番ですが、その他にニンジン、セロリ、今日はポロネギも! 香り付けにローリエとパセリ。
キャベツは芯をつけたまま6等分か8等分に切って加えます。
肉と胡椒、ローリエだけで2時間くらい煮込んだところ。 ここに野菜を加えて30分くらい、野菜が好みの硬さになるまで煮込みます。
じゃがいもだけは崩したくないので注意して下さい。 鍋で一緒に煮る場合、じゃがいもだけは串が通ったら鍋から外しておきます。 別に茹でて最後に加えても。
頂く直前にパセリの茎とローリエもう一枚、じゃがいもを戻して10分温めて出来上がりです。
今日はグレビッシュ・ソースも添えて。 アイリッシュ・シチューはそのまま頂くか、ポトフのようにマスタードを添えるのですが、これは”プップおばさんの料理帖”より。 茹でた肉と相性の良いソースです。
卵は固茹で、黄身とマスタード、塩、ビネガー少々とオイルで混ぜておきます。
白身はみじん切り、パセリやハーブ類もみじん切り。
ピクルスもみじん切りにして黄身のソースと合わせ、胡椒を加えます。
タルタル・ソースより軽くてさっぱりの美味しいソースです。
こういう料理はお皿を温めておくと美味しさが持続します。 シンクにお皿を並べて熱湯をかけるとか、オーブンで温めておくなどやりやすい方法で。 一般的にポトフですと肉を塩漬けにしないで煮込み始めますが、塩漬けにする事で臭みが和らぎ、美味しいスープが取れます。 冷蔵庫がない時代の塩漬けの保存食の食し方ですが、賢いものです。
セント・パトリックの日はアイリッシュ・バーは大盛況。 酒豪の皆様が緑色のTシャツでテンション・マックス、バーに押しかけ大酒騒ぎになる日です。 この日の為に作られたグリーン・ビール(着色されたもの)なんていうのもあります。 面白い光景ですが、アジア人と違って欧米人はアルコールの摂取量が無甚大、彼らは顔に出難いですが酔ってトラブルも多い夜ですので注意して下さい。 シカゴなど懐かしい、私が住んでいた頃は街を横切るシカゴ川に自然着色剤が撒かれて川まで緑色でした。
当日に頂くのがアイリッシュ・シチュー! これはいわゆるフランスのポトフで宗教戦争時代にフランスからアイルランドに移り住んだ移民の伝統とか。 塩漬けの牛肉(ブリスケットが一般的)を煮込んでキャベツとじゃがいもを加えたシンプルですが美味しい料理です。
牛肉は煮込みますから安い部位で。 手に入ればブリスケットが一般的です。 今年は丁度良いのがなかったのでシチュー用で。
色々やり方はあるのですが、私は肉をプラスチック・バックに入れて塩を多めに塗して(大さじ1くらい)冷蔵庫で寝かせます。 3−4日くらい。 一緒にハーブ類を加えても。
漬けた肉は一度湯引きしてから、水をたっぷりと加えて、沸をつけたらアクを引きます。 ローリエと黒粒胡椒を10粒くらい丸ごと加えて、後は蓋をかけて弱火でコトコト。
加える野菜ですが、アイリッシュ・シチューにはじゃがいもとキャベツが定番ですが、その他にニンジン、セロリ、今日はポロネギも! 香り付けにローリエとパセリ。
キャベツは芯をつけたまま6等分か8等分に切って加えます。
肉と胡椒、ローリエだけで2時間くらい煮込んだところ。 ここに野菜を加えて30分くらい、野菜が好みの硬さになるまで煮込みます。
じゃがいもだけは崩したくないので注意して下さい。 鍋で一緒に煮る場合、じゃがいもだけは串が通ったら鍋から外しておきます。 別に茹でて最後に加えても。
頂く直前にパセリの茎とローリエもう一枚、じゃがいもを戻して10分温めて出来上がりです。
今日はグレビッシュ・ソースも添えて。 アイリッシュ・シチューはそのまま頂くか、ポトフのようにマスタードを添えるのですが、これは”プップおばさんの料理帖”より。 茹でた肉と相性の良いソースです。
卵は固茹で、黄身とマスタード、塩、ビネガー少々とオイルで混ぜておきます。
白身はみじん切り、パセリやハーブ類もみじん切り。
ピクルスもみじん切りにして黄身のソースと合わせ、胡椒を加えます。
タルタル・ソースより軽くてさっぱりの美味しいソースです。
こういう料理はお皿を温めておくと美味しさが持続します。 シンクにお皿を並べて熱湯をかけるとか、オーブンで温めておくなどやりやすい方法で。 一般的にポトフですと肉を塩漬けにしないで煮込み始めますが、塩漬けにする事で臭みが和らぎ、美味しいスープが取れます。 冷蔵庫がない時代の塩漬けの保存食の食し方ですが、賢いものです。
セント・パトリックの日はアイリッシュ・バーは大盛況。 酒豪の皆様が緑色のTシャツでテンション・マックス、バーに押しかけ大酒騒ぎになる日です。 この日の為に作られたグリーン・ビール(着色されたもの)なんていうのもあります。 面白い光景ですが、アジア人と違って欧米人はアルコールの摂取量が無甚大、彼らは顔に出難いですが酔ってトラブルも多い夜ですので注意して下さい。 シカゴなど懐かしい、私が住んでいた頃は街を横切るシカゴ川に自然着色剤が撒かれて川まで緑色でした。