到着の夜をレストラン、ドクトル・ジバコで賑やかに過ごした翌日、ホテルのコンシアージュにボリショイ劇場のオペラの前に食事が出来るお薦めのレストランを聞いてみました。 デスクのタチアナさんはとても律儀で親切、対応がきちんとしています。 ”劇場の裏手にあるボリショイ・レストランは如何ですか? 内装も素敵で人気ですよ!”とのお返事でしたので、その場で予約をお願いしました。
46503307_2404737619554531_3904704534303211520_n
こちらは白を基調にしたシックでエレガントな内装です。 天井が高くて白い壁の装飾が美しい。 テーブルには白いバラの花。 Yさん、お写真有難うございます!
IMG_2871
アミューズにサービスされた一口スープ、多分マッシュルームのお味! この辺は世界共通の今風ですね!
IMG_2872
ミニ・ピロシキの盛り合わせ。 お味はキノコ、挽肉、キャベツ・・・のはずなんですが、何故かキノコがふたつ?
IMG_2873
パン生地が薄く繊細で具もさっぱりめでくいくいイケテしまいます! 
IMG_2874
キノコのマリネとバターナッツスクアッシュのグリルにフムス添え。 キノコは伝統的なロシアのお味ですが、かぼちゃにフムスは今時のニューヨーク辺りで出てきそうです。
IMG_2875
チキン・ブイヨン。 薄く伸ばしたパスタが入っています。 こういう繊細なブイヨン、最近はレストランのメニューにないので嬉しい♩
46493720_2404737669554526_608208557849968640_n
これは大変美味しかったキャベツのスープ、シィー! 漬けて発酵させたキャベツを使ったロシアの伝統的なスープですが、野菜が繊細に切られていて口当たりが良く、モダンに仕上がっています。 さっぱりしてほんのりした酸味が美味しい♩
IMG_2877
一度は試したかった定番のストロガノフ。 ロシアのサワークリーム、スメターナのお味がこっくりして美味しい! きゅうりの酢漬け(多分コルニション)がソースにも刻んで入っていました。
IMG_2878
付け合せにマッシュポテトはマストだそうです(笑)。
IMG_2880
少々野菜不足でしたので、グリル野菜を追加。 周りは慣れたモスクワ社交界の常連客風でしたが、ある程度観光客にも慣れているのか、私たちのような女子組の変則的なオーダーにも対応してくれて助かりました。 
IMG_2881
美しいデザート・バー!!
IMG_2882
こちらのお菓子はゴテゴテ機をてらっていないのですが、丁寧に作られているのが解ります!

翌日は時間の関係で再度ジバコに。
IMG_2978
こちらの内装とテーブルセッティングは白に赤いアクセント! お花は赤いカーネーション!
IMG_2981
皆さん、ワインとは別に水の代わりにこれを注文していました。 多分モールスで、自家製の果物のジャムに水を加えてジュースにしたもの。 一番人気はクランベリー味です。 これはまねしたいな!
IMG_2984
ボルシチです! 赤いビーツの色が綺麗! やはりモスクワは野菜を千切りにするようですね、ウクライナは乱切りで仕上げますが。 
IMG_2982
きゅうりのピクルス。 ロシアのは香辛料や砂糖を控えたさっぱりした塩味で美味しい、日本のお漬物に近いお味です。
IMG_2985
またお願いしてしまったシベリア風餃子、ペリメーニ! 具材が違ったり、仕上げにチーズをかけたりとバリエーションはあるようですが、やっぱり正当シベリア風が飽きないと思います。
IMG_2987
デザートはさっぱりとベリーのジェリー。
IMG_2986
これはゼリー液はクランベリージュース、そこに房から外したオレンジ、イチゴ、ラズベリー、ブルーベリーなんかを加えて固めています。 重い主菜の後にはさっぱりとした綺麗なデザートです。

短い旅でしたので、食事にはあれこれと未練が残っています(笑)。 メトロポール・ホテルの者リアピン・バーにも行きたかったなあ、豪華レストランも目白押しのモスクワ、早速もう一度行きたいと思うようになっています(笑)!