ここのところ、シリコン製の台所用品がたっくさん。
オーソドックスなスパチュラから始まって、鍋敷き、瓶あけ、ラップ代わり、製菓用型、お弁当用のカップ、調理器等々。

シリコンは無機と有機の両方の特性をあわせ持つ高機能素材。
地球の表層を構成する成分のうち、酸素の次に多い元素がケイ素(Si)です。ケイ素は、単体では自然界には存在せず、酸素と結びついてケイ石として存在しています。このケイ石を還元して金属ケイ素を作り、複雑な化学反応を加えて作り出したのが、無機と有機の性質を兼ね備える合成樹脂「シリコーン」です。
と、ちょっと難しくて「?????」ですが、特徴として高温・低温に強く、紫外線にさらされても劣化しにくく、水をはじき、離脱製もよいとても高機能素材で昨今一躍脚光を浴びている素材なのです。

耐熱・耐冷はさて何度? 各メーカーの品質表示によって多少の違いはありますが-40℃~200℃、220℃と表示されているのが一般的です。
コロッケや天ぷらなどの揚げ物の油の温度が160℃~180℃なので、揚げ油の中に入れても溶けない!!そう考えるとなんだかスゴイ
orka4耐熱・耐冷に優れてるのに熱伝導が悪いのでその利点を活かして、マストラットのオルカのグローブは沸騰したお鍋のなかから食材がとりだせます!もちろん熱くない~!と表記もしているくらい。



そんなシリコン素材がお台所用品に使われるとやはり非常に便利。
img14412609ルシリコンスパチュラは高温に強い特性なので熱いお鍋の中で使用しても高温に溶け変形することなく、水をはじく特性から食材のニオイや色がつくことなく衛生的に保たれる。私も白のフルシリコンスパチュラを使っていますが、トマトペーストやカレーなどの食材に使っても匂い、色がつきにくく5年たった今も真っ白なままです。
スパチュラは先端だけがシリコンでもち手の部分が木製のもありますが、全部がシリコンでできているフルシリコンスパチュラが断然お勧め。つなぎ目のところに食材がこびりついてカビの原因になったり、持ち手の部分が耐熱耐冷に弱く痛みやすかったりするので、全体がシリコンでできているものが使い勝手がいいです。(ちょっと割高にはなりますが)

img55960058鍋敷きも熱々の鍋底をしっかりと受け止めても決して溶けて変形することがないし、発色もいいので他の素材の鍋敷きよりファッション性が高くお台所や食卓が華やかになるいい存在感。
シリコンは柔らかくグリップ性も高い素材なので、鍋敷きを瓶の蓋開けや鍋つかみにもつかえ一つで2役、3役もこなせる優れもの。





c_ecowarap_howto_p02その他、ラップ代わりになるシリコンエコラップ、製菓用の型、お弁当用のカップは繰り返し使えて、マフィンやカップケーキを形を崩さずスルリと型から外したり、窮屈なお弁当箱の中でもするりと収まっておかずを綺麗におさめてくれて。
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最近は雑誌や多くの売り場で目にするようになった言わばヒット商品の類のシリコンシリーズですが、シリコン素材は高機能なだけあって原材料は決して安物ではありません。なのに、量販店などでは非常に安いシリコン素材のものが出回っています。
やはりそれはそれなりに難点があります。お安いシリコンはシリコン素材が純物質ではなく不純物が混ざっているものがあり、するとシリコンの特性が発揮されずに食材の色に匂いを吸着させてしまうものもあるようです。
また、シリコンの特性とよく似たエラストマー性のものもよくあるようです。
エラストマーはシリコンとは異なり、耐熱温度ががくんと低くなり100℃から120℃程度と表記しているメーカーが多いようです。
よく売れるいい商品には必ず、「似たもの」が出回ります。この「似たもの」は得てして本家より安価な価格設定になることが多くあります。しかし、「似たもの」はやはり「似たもの」。本家の特性を100%復元はしていません。
ですので、シリコン製品の使い勝手のよさを求められるのでしてたら、多少の価格差はありますが是非「本家」をお選びいただきたいなと思います。

さて、ここまで列記した後は「シリコン調理器」ですね。
それはまた別記事で