2012年05月
2012年05月31日
「いばらの秘剣 1 竜の玉座」T・ウィリアムス/ハヤカワ文庫
いばらの秘剣 1竜の玉座 (ハヤカワ文庫 FT ウ 1-2)
クチコミを見る
2012年5月25日発行
まるまる一冊、474ページもかけて、主人公に才・高潔なる人格の発露が全く無い、というのはある意味凄い。
しかし、読んでる方は、とてつもなくシンドい。
サイモンは、ただの語り手なのか?
7月発売予定の「2」では、明らかになるんだろうな!?
2012年05月29日
「無伴奏ソナタ」O・S・カード/ハヤカワ文庫
無伴奏ソナタ (ハヤカワ文庫 SF (644))
クチコミを見る
1985年12月発行
2006年 7月四冊
新刊書店の目立つ棚にありました。既読かどうか自信がなく購入。
読後・・・ハッキリしませんでした。お恥ずかしい。短編集です。
読書ブログ、それも高齢者となると、これは自分の恥を広めるメディアなのだなぁ。
それは、さておき、確かに収められている『エンダーのゲーム』は傑作なのだが、他の作品は案外大したことがない、というのが乾燥。
こんなもんだっけ?それともカードはあくまでも長編作家ということ?
2012年05月28日
「婿殿女難 算盤侍影御用」牧秀彦/双葉社文庫
婿殿女難-算盤侍影御用(6) (双葉文庫)
クチコミを見る
2012年5月13日第一刷
いやー、近来稀に見る、本が読めない旅行でした。3泊5日で、読み終えたのが、すでに手を付けていた2冊のみ、という寂しさ。
本書がそのうちの一冊ですが、算盤侍シリーズ、このところ小説の粗筋だけを読まされているような感じです。
2012年05月23日
数日間、更新できません
今晩、23時55分に羽田を発って、帰国は27日(日曜)の22時05分羽田着。
「3泊5日」ってやつです。あんまり本は読めない。
次の更新は、28日か29日になるでしょう。
「3泊5日」ってやつです。あんまり本は読めない。
次の更新は、28日か29日になるでしょう。
intonsya at 18:00|Permalink│Comments(0)│
「嶽神(下) 湖底の黄金」長谷川卓/講談社文庫
嶽神(下) 湖底の黄金 (講談社文庫)
クチコミを見る
2012年5月15日第一刷
・・・というわけで、期待に胸ふくらみ、読んだ本書だが、(上)に比べると、トーンダウン。
ちょっと、荒いなぁ。用語の乱れも目立つ。
悪い意味で、山田風太郎してる。
それに副題の『湖底の黄金』、ネタばらし!
でも、まぁ楽しめました。
『長谷川卓』作品を、あまり力を入れず、探してみますか。
「夢追い月 蘭学塾幻幽堂青春記」小松エメル/ハルキ文庫
夢追い月 (ハルキ文庫 こ 8-1 時代小説文庫 蘭学塾幻幽堂青春記)
クチコミを見る
2012年5月18日第一刷
今まで読んだ小松エメル本の中で・・・といってもまだ4冊目だが・・・一番落ちる。
後半、少し持ち直したけどね。
シリーズ第一作なので、今後に期待。
「極楽カンパニー」原宏一/集英社文庫
極楽カンパニー (集英社文庫)
クチコミを見る
2009年7月25日第一刷
新刊書店で買いました。
展開(発想)は凄いが、少し尻つぼみという、原宏一作品にありがちな作品。
まぁ、「展開(発想)」を楽しむのが、原宏一の読み方だろう(ちょっとエラそう)
2012年05月21日
「嶽神(上) 白銀渡り」長谷川卓/講談社文庫
嶽神(上) 白銀渡り (講談社文庫)
クチコミを見る
2012年5月15日第一刷
コシオビ(コシマキ?)で、べた褒めじゃん。
気が狂ったように褒めてるぞ。
あんまり、こうゆーのは、当てにならんからなー、
そう思って、読み始めたのが、午後11時半。ベッドに入って横になり。
・・・午前3時までイッキに読み終えてしまった。眠気を上回った、完全に。
すっごい小説だわー、おっそろしい小説だわー(ホラーっていう意味じゃないよ)
(下)を買いに行かなくちゃ。
「フランクを始末するには」A・マン/創元推理文庫
フランクを始末するには (創元推理文庫)
クチコミを見る
2012年4月27日初版
短編集。今年の収穫ですね。
解説で「奇妙な味」系とされているが、ワタシは50年代アメリカSFの風味を感じました。
『マイロと俺』・『フランクを始末するには』・『凶弾に倒れて』が好み。
2012年05月20日
「キラー・エリート」R・ファインズ/ハヤカワ文庫
キラー・エリート (ハヤカワ文庫 NV)
クチコミを見る
2012年4月15日発行
作家は元SAS。小説家になる早道は、SASへの入隊か?
「善側」は、『フェザーメン』、英国国防義勇軍・・・警察では処理できない悪に対抗する組織だが、ちょっとアブない。
予算が乏しく、ボランティアの協力に頼る。
「悪側」は『クリニック』、金で殺人を請け負う小組織。資金は潤沢。
・・・あまり、面白くなかった。
2012年05月19日
2012年05月18日
「偏差値70の野球部 レベル1 難関合格編」松尾清貴
偏差値70の野球部 レベル1 難関合格編 (小学館文庫)
クチコミを見る
2012年5月13日第一刷
「野球モノ」は、かなりの割合で買います。
そうすると、こういう外れにも当たり・・・まぁ、決め付けるのは、あと一冊読んでからにしよう。
intonsya at 18:00|Permalink│Comments(0)│
「Hello,CEO.」幸田真音/角川文庫
Hello,CEO. (角川文庫)
クチコミを見る
平成24年4月25日初版
画像をアップする為に、amazonで検索したら、おやおや、2007年の単行本(光文社)だが、既に2009年9月に、やはり光文社から文庫になってるぞ。
この時の価格が740円で、この角川文庫が780円。
デフレの時代じゃなかったっけ?
ハッキリ言いますが、わざわざ、2冊も文庫で出すだけの価値はまーったくありません。
リアリティ希少、文章力乏しい。
粗筋は、書かなくていいよね。
intonsya at 12:01|Permalink│Comments(0)│
2012年05月17日
「月面の聖戦1」J・キャンベル/ハヤカワ文庫
月面の聖戦 1: 下士官の使命 (ハヤカワ文庫 SF キ 6-8)
クチコミを見る
2012年5月15日発行
『彷徨える艦隊』J・キャンベルのデビュー作。
一介の下士官が月でって・・・ペリー・ローダンかい!まっ、あっちは士官だったが。
「2」以降に期待ですね、全何巻になるのか知らんけど。
読んでて、何か違和感があったのだが、途中で気付いた。
この翻訳家さん、軍隊用語に疎いんだわ。
例えば<練習>・・・<訓練>だろうぅなぁ。
<郵便>・・・<郵袋>?
2012年05月16日
「みつばの郵便屋さん」小野寺史宣/ポプラ社
みつばの郵便屋さん (一般書)
クチコミを見る
2012年5月7日第一刷
かなり期待して買ったのだが・・・
音楽に拘るところは『ROCKER』、男2人は『カニザノビー』(ちょっと違うか?)、もう引き出しは無いのか?
ビミョーなレンアイの書き方も期待の筋だが、フツーだったし。
まぁ、ホノボノと読めましたがね。
期待過剰でした。
intonsya at 18:01|Permalink│Comments(0)│
「尋問請負人」マーク・アレン・スミス/ハヤカワ文庫
尋問請負人 (ハヤカワ文庫 NV)
クチコミを見る
2012年5月15日発行
凄い!
4月に本国で発売された原著を、翌月日本で売り出すと言う力技を、早川書房がやるだけのことはある。
間違いなく、今年のベスト5には選出されますね、年末には。
ラストはちょっと気になりますけどね。続作を匂わすようで。
そりゃ、続作は読みたいけど。
2012年05月15日
「雀、大浪花に行く 大江戸妖怪かわら版」香月日輪/理論社
雀、大浪花に行く―大江戸妖怪かわら版〈5〉 (大江戸妖怪かわら版 5)
クチコミを見る
2009年10月初版
これは高輪図書館から取り寄せ
なかなか、シリーズ第2作が出ないのに業を煮やし、図書館で・・・
違うがなー、これ第4作やん!
まっ、そう違和感が無いからいっか。
雀、食ってばっかりで活躍が無いけど、雰囲気が良いから許す。
しかし、本書、1,000円+税。コスパ高し!
2012年05月13日
「美女と魔物のバッティングセンター」木下半太/幻冬舎文庫
美女と魔物のバッティングセンター (幻冬舎文庫)
クチコミを見る
平成24年4月15日初版
読み始めて中断すること3度。やっと読みきりました。
読後、面白いのか面白くないのか、判断がし難いという不思議な作品。
続編があるとのこと。そちらも読んでから判断しようと思い、図書館に予約しました。
「解説」が温水(ぬくみず)ゆかり、と言う人。こちらの文章には勢いがあるなぁ。本書の内容説明にはマチガイがあるけど。
この人の作品も検索してみようか・・・
intonsya at 12:01|Permalink│Comments(0)│
2012年05月12日
「ラプソディ・イン・ラブ」小路幸也/PHP研究所
ラプソディ・イン・ラブ
クチコミを見る
2011年11月第一刷
赤坂図書館より
凄い。小路幸也作品ベスト3に入るぞ。もっとも、他の2つは?と聞かれても即答は出来ないのだが。
赤坂図書館の在庫では、最後の一冊。なにしろ、同図書館の内容紹介が以下のとおり、
「老いた俳優である父の最後の映画。それは家族で過ごす、最後の時間を撮るドキュメンタリー。家族を演じる家族の台詞は真実か、それとも演技か…。家族の肖像を描いた物語。」
これで、読むのが最後になってしまいました。なんか辛気臭くてね。
ところが、こんな傑作とはね。
連載が2009年7月から2010年7月まで。枯れてはいなかったか?
しかし、小路幸也4作連続はさすがに疲れた。少し、小路幸也はあけます。
「リライブ」小路幸也/新潮社
リライブ
クチコミを見る
2009年12月発行
赤坂図書館より・・・赤坂図書館にはもう、未読の小路幸也本はなくなりました。
コンプリートの為には、取り寄せを開始せねばなりませんね。
そこでやっかいなのが、未読か既読かの確認(お恥ずかしい、忘れちゃうんで)
いちいち、粗筋を確認したり、自分のブログ検索をしたり・・・
「作品一覧」を作ろうかなぁ・・・ワタシが今までに作った事のあるのは、隆慶一郎と、ロス・トーマスの2人だけ。しかも没後。
小路さんはガンガン新作が出てくるからなぁ、追っつかないよなぁ。
あっ、ごめん、本書の感想を忘れてた。
小路SFは上質です・・・これだけ。
2012年05月10日
「東京箱庭鉄道」原宏一/祥伝社文庫
東京箱庭鉄道 (祥伝社文庫)
クチコミを見る
平成23年10月20日第一刷
新宿西口の、「LOVE」のモニュメントの近くの書店で購入。
ここはハコは小さいが、工夫している書店です。
「並べるだけの本屋」とは違い、文庫のコーナーを見るのも楽しい。
実は、原宏一のコンプリートも狙っているのですが、こう出来のよくない作品を読ませられると、気が削がれる。
『400億円かけて、都内に鉄道を作る』というお話しなのですが、失敗作です。
2012年05月09日
「ご隠居不動産 巴銀之助がゆく」藤山勇司/徳間文庫
ご隠居不動産 巴銀之助がゆく【徳間文庫】
クチコミを見る
2012年5月15日初冊
不動産意に関する、揉め事・トラブル(一緒か)を、一線を引退した老人が、快刀乱麻、見事に解決するという、一種「お仕事小説」のジャンルか?
面白さはイマイチ。
2012年05月08日
「オブ・ザ・ベースボール」円城塔/文春文庫
オブ・ザ・ベースボール (文春文庫)
クチコミを見る
2012年1月10日第一刷
買ったのが間違いでした。
大きく「これは文学です。エンターテインメントではありません」と分る所に書いておいて欲しかった。
筒井康隆さんの「日本では面白い小説はブンガクとは認められない」に拠る。
2012年05月07日
「僕達急行 A列車で行こう」長尾徳子/集英社文庫
僕達急行 A列車で行こう (集英社文庫)
クチコミを見る
2012年2月25日第一刷
いかにもノヴェライゼーションらしい気の抜けた出来。
ウチの近くの京急がよく出てくるので星ひとつ。
京急沿線以外のヒトは、買わないのが無難でしょう。
intonsya at 12:01|Permalink│Comments(0)│
2012年05月06日
「猫と妻と暮らす 蘆野原偲郷」小路幸也/徳間書店
猫と妻と暮らす 蘆野原偲郷
クチコミを見る
2011年6月初刷
赤坂図書館より
本腰を入れて、コンプリート開始。
本書は、恥ずかしながらワタクシ、エッセイだと思ってました。表紙が写真だしね。
舞台は日本だが、時代設定を明らかにしていない。
ある才を持つ主人公と不思議な妻が物語の中心。
すごく、イイです。手放しでお勧めできるSF。
2011年作品か、なんかSF系の賞は獲ったのかねぇ?
小路さん、「人情系」は少し控えたらどうだろう。
もっとSF・ファンタジーにも比重を置いてほしいなぁ。
ところで、「偲郷」はなんて読むんだろう?おもいのさと?おもいさと?