こんばんは。好きなカップリングは京咲のいぬもにです。

なので、このブログで実写版の取り扱いが少ないのは、
まあそういうことで・・・

(ぶっちゃけ言いたいことはあるのですが、実写版を愛する人も結構いらっしゃるのでTwitterだけで)


スーパーポジティブに考えたらですね。
実写版の京ちゃんって、清澄高校にいない可能性が非常に
高いじゃないですか?

もしかしたら、中学時代はハンドボールで県大会決勝まで行った
実力なのだから、スポーツ推薦で東京の強豪校に行った可能性も
あるよね?

東京だったら、咲ちゃんがインハイに出場した時に再会できる
じゃん?!


と思いついたのが、以下のSSです。


「京咲なんてSOA」「きょーたろーが清澄にいないとか有り得ないじぇ」
という方は、いつもの通りに回れ右してくださいませー。


【京咲SS】アナザー京咲


「もしもし、京ちゃん?」

県大会個人戦が終了した夜、幼馴染の京ちゃんに電話を掛けた。

「おお、咲。久しぶりだな」

今、京ちゃんは東京のハンドボールの強豪校に進学して、
寮生活をしている。

「わ、私ね、団体戦でも個人戦でもインハイに行くよ」

インハイといえば、麻雀のこと。

麻雀に縁がない京ちゃんも知っている。それだけ、麻雀は
メージャーな競技なのだ。そして、インハイチャンプの
お姉ちゃんのことも・・・

「そっか。いよいよ、お姉さんと戦えるんだな」

「だといいな。麻雀でだったら語れるかなあ、なんて」

「まるで、格闘家が拳で語り合えると言ってるみたいだな」

「うん。本当に、そんな気分だよ」

「そんなに気負わずに楽しめよ。何なら東京案内するぜ?」

「あはは。そんな暇あるかなあ」

「いや、東京案内よりも、まず、LINEを教えてやる。そろそろ
覚えてもらわないとやりづらい」

ギクッ。前々から京ちゃんから、LINEを覚えろと言われてたんだ。
最近はネット麻雀の練習ばかりしてたから、LINEのことをすっかり
忘れてたよ。

「えー、頑張って覚えるよー」

「そう言って2ヶ月経ってるし、こういうのは誰かが教えたほうが
上達するのが早いしな」

「ううっ・・・」

わざと呻くフリする。本当はすごく嬉しい。京ちゃんが丁寧に
教えてくれるのもだけど、一緒にいられる時間があるのが。

でも、私の片想いだし、告白する勇気もないから黙っている。

「LINEできたら、もっと気軽に連絡できるだろ?いいこと多いぞ」

呻いた後、嬉しさの余りに黙りこくった私を心配した京ちゃんが
電話口で話している。

気軽に連絡・・・して、いいのかな?LINEって、そんなに気軽なんだ。
機械関係は難しいけど、京ちゃんに気軽に連絡できる目的があるなら
頑張れそう。

「うん、頑張る!東京に行ったら、LINE教えてね」

「ああ。もちろん、応援にも行くから、日程がわかったら、すぐに
教えろよ。練習が休みだったら、絶対に行くから」

「有難う」

嬉しいなあ。
東京にたくさん滞在できるように勝ち進まなきゃ。

「よし。こっちも全国大会の日程が出たら連絡する。レギュラーに
なったからな」

「1年でレギュラー?!すごいよ、京ちゃん!」

強豪校に進学したのにレギュラー。流石だなあ。

「咲だって、1年でレギュラーの上に大将じゃないか」

「そうだけど、清澄は部員数が出場メンバーギリギリだもん」

「でも、1年で大将はすごいと思うぜ。もっと誇っていいんだぞ」

「そんな照れるよ」

「本当のことだからな。大将が要なのは門外漢の俺でもわかる。
それに、個人戦でも全国大会行きだろ?それだけ、咲は強いんだ。
もっと、自信を持っていいんだぞ」

真正面から誉められると、嬉しいけれど恥ずかしいよ。

「あ、うん」

「まあ、機械関係と方向感覚をのぞいてな?」

「ひどいよ、京ちゃん。その2つは自信持つわけないじゃん」

「冗談だよ。じゃあ、そろそろ消灯時間になるから、またな」

「うん、またね」


電話を切った後も、ドキドキして止まらない。
この電話の会話が録音できればいいのになあ。さっきの誉められた
言葉とか、ずーっとリピートして聞いていたい。

そうだ。
東京に行った時に、携帯電話の会話も録音できるか聞いてみようかな?
もちろん、部活で重要なことを聞き逃さないためって名目で。

そうしたら、京ちゃんは教えてくれるかな?

いつの間にか、お姉ちゃんと麻雀で語り合うことより、京ちゃんと会って
色々教えてもらうほうが楽しみになっていた。


<カン> 


ここまで読んでくださり、有難うございました。感謝のぺっこりん!