こんばんは。秀久美派いぬもにです。

秀久美も好きなのに、あまりSSを
書いてないことに気づいたので、
診断メーカーにお題を貰って
書きました。



420字で表現するには実力が足りず、
加筆修正してブログにもアップしました。


【秀久美SS】「晴れの日が嫌いだった」


私は晴れの日が嫌いだった。

あの日。中学最後のコンクールを思い出すから。

当時、そんなに仲良くなかった麗奈の涙は

「熱い子だったんだ」

しか感想がなかった。


でも、あいつの目がわずかに赤かったのを見て、

「金賞で良かった」

と思ってしまった自分が嫌になる。

あいつが頑張っていたのを知っていたのに。
自分も全国を目指して頑張ったのに。


あのコンクール以来。

雲一つない晴れ渡った空を見るたびに
あいつの赤くなった目を思い出して、
心の中は雲っていった。


吹奏楽部や仲の良い友人、秀一と離れて
リセットしたくて北宇治に進学したのに、
あいつも同じ北宇治だった。

しかも、また同じ吹奏楽部。

でも、不思議と嫌悪感はなかった。


帰りの電車も一緒になり、北宇治吹部の
ことなどを話す日々はそんなに悪くない。

むしろ、ホッとした。

気軽に話せる北中出身は秀一しか
いなかったから。



滝先生の2回目の合奏で部の雰囲気が
北中に近くなった頃。

あいつが

「もしかしたら、全国に行けるかもな」

と呟いた。

「そんなに簡単じゃないよ」

反論して顔を上げたら。

晴れた空をバックにしたあいつが
いつもより眩しく見えて。

「こんなに格好良かったっけ?」

その時、なぜか目が離せなかった。

<Fin.>


このお題、サンフェスや久美子はん1年時の
全コンクール、文化祭、駅ビルコンサート
にも使えてしまうので。

あらゆるカップリングに使えそうですね♪


では、ここまで読んで下さり有難うございました。
感謝のぺっこりん!