こんばんは。いぬもにです。

昨日はハグ(8/9)の日でしたねー。

響け!シリーズで、ハグと言えば、
「リズと青い鳥」の、のぞみぞですがー。

秀久美好きなので、秀久美でやりたくなって、
いくつかツイートしてました。

せっかくなので、加筆修正して
まとめました。


記事タイトルを見て「秀久美話だよ」と
気付いて頂くため、あえて記事のタイトルに
「秀一」を付け加えています。


【響け!SS】「だいすきのハグ」


今日は8月9日。

吹奏楽部では、女子たちがハグの日と言って
抱き着いてじゃれていたな。


付き合っている久美子に

「大好きのハグやるか?」

なんて言えないよな。 
この前、キスしようとして怒られたし、無理…

落胆していたら、背中に温かいものが
ぶつかってきた。

気が付けば、隣を歩いていたはずの久美子は
後ろにいて。俺の体に腕を回していた。

 
「秀一の見守ってくれるところが好き。誰とも
仲良くなれるの才能だと思う。大好き…」


久美子からの突然の告白に息が止まった。

俺から告白した時に

「私も好きだよ」

と言われたけど、ここまで理由を言われたのは
初めてだった。何よりも、久美子が抱き着いて
来るのは想像外だった。

久美子の腕と体が離れた時に振り返ると、
そこには顔を真っ赤にした久美子がいた。

「今日はハグの日だから、それだけだよ」

嘘だ。
自分から抱き着くのは初めての癖に。

今も足が震えてる癖に。

それだけのはずがない。


大好きのハグは、「抱き合って」「互いに」
好きなところを言うものだ。

久美子だけ抱き着いて俺を褒めるだけだと
片手落ちだ。

奥手な幼馴染が精いっぱいの勇気を出したなら、
彼氏の俺も答えないとな。

久美子が逃げる前に、そっと抱きしめる。
足だけでなくて、体全体で震えてたことに
気が付いた。

怖がらせないように、力をあまり入れずに
そっと囁く。

「そ、それ、互いに好きなところを言い合う
大好きのハグだろ?」

「う、うん」 

変なところで噛んだ自分を恨みたいが、
久美子は全く気が付いていない。

まさか、俺からハグ返しがあるとは思って
なかったようで、パニックになってる。


「俺からも言わせてくれ」

「う、うん…」


「久美子のユーフォが好き」

「わ、私も秀一のトロンボーン好き」

「頑張り屋なところが好きだ。低めの声が好き。
ふわふわした髪も好きだ。可愛いから自信持って
欲しい。面倒なところも含めて全部大好きだ」

他にも好きなところがいっぱいあるのに、中々
口に出てこない。最後は全部と言ってしまった。

支離滅裂な大好きのハグでも、久美子は
嬉しかったようで

「有難う。秀一、大好き」

小さな声で答えてくれた。
久美子からの告白を聞けて嬉しかった。

余韻に浸りたかったが、照れ屋な幼馴染は
告白した後に、すぐ離れてしまった。

「ちょ、ちょっと夏にハグは暑いね」

と真っ赤な顔で笑いながら。

今の俺達には、ずっと抱き合っているのは
まだ早いらしい。

大好きのハグという遊びを利用して、抱き合えた
だけでも良かった。

できれば、来年はもう少し長く、恋人らしく
抱き合えたらいいなと思いながら、走り出してた
久美子の後を追った。


<Fin.>





<おまけ>ハグの日SSのNG集

「あっ、パグ」

「ハグ?(大好きのハグとか。抱き合う奴か?」

「うん。パグ、可愛いよね」

「ああ…(ハグ可愛い?いよいよ、久美子と
抱き合う日が来たのか!)」

「黒パグのチェリーちゃん。鵜飼のコスプレも
してるんだよ、ほら」

「え、犬?」

「うん。パグは犬だよ」

「はは、そうだよな、犬だよな」アハハ

「変な秀一」アハハ

パグさんオチにしても良かったけど、年に1度の
ハグの日には抱き合って欲しいよねってことで
NGでしたー。

ちなみに、鵜飼コスプレしている黒パグの
チェリーちゃんは宇治に実在しています。

愛嬌たっぷりで、とても可愛いのですよー。


では、ここまで読んで下さり有難うございました。
感謝のぺっこりん!