こんばんは。ドーナツ大好きいぬもにです。

ミスドで、鎧塚先輩な名前のドーナツを
見たら、買わずにいられないよね!

ってことでー。


ポンデヨロイヅカを巡るSSを書きました。
ドーナツと一緒に、どうぞ~。
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【響け!SS】「ポンデヨロイヅカ狂想曲」
<のぞみぞ編>

「みぞれ、帰りにミスドに寄らない?」

「ミスド?うん…」

「じゃ、決まりね!」

みぞれ、ミスドわかってるかなー。
大久保にもあるけど、みぞれはお嬢様だから
行ったことないんじゃないかなー。

いや、食べたこともないかも。

注文できないかったら、助け船出さなきゃ。


「ここが、ミスドだよ」

「うん」

「ドーナツ食べよ!」

お店に入ったら、早速、ドーナツが並んでる
ショーケースが見えた。

これ、先に教えないとヤバい奴…!

「最初に食べたいドーナツをトレイに載せ…」

みぞれに説明して、止まった。慣れた手つきで、
みぞれがトレイにドーナツを入れてたから。

「どうしたの?希美」

首を傾げたみぞれが持っているトレイには、
8つのドーナツが置いてある。

2つと6つに分かれてるのは、家のお土産も
含んでるからだ。注文し慣れている。

「やー、みぞれはミスドに来たことないかなと
思ってたんだけど、慣れてるんだね」

「うん、優子と何度か来たから」

心に、ヒュッと冷たい風が吹いた気がした。


<なかよしかわ編>

夏紀「ポンデヨロイヅカ買ってきたよ」

優子「ゲッ」

夏紀「人の好意をゲッとか酷いなー」

優子「私も買ったのよ、ポンデヨロイヅカ」

夏紀「うわー、見事に被ったね…」

優子「しかも、全種類買ってるし」

夏紀「みぞれを思い浮かべたらさー…」

優子「アンタもか。私もよ…」


<くみれい編>

「ポンデヨロイヅカ買ったから、食べよ」

「久美子がドーナツ買うなんて珍しいね」

「ん、鎧塚先輩の名前入りだから」

「ふーん、結構美味しいね」

「でしょ!この白いポンデヨロイヅカは、赤い
クランベリーが奏ちゃんのリボンっぽくて…」

「く・み・こ」

「何、れーなぁ?」

「デート中は、私の事だけ考えて」

「れ、れーなぁ」


<秀久美編>

「ポンデヨロイヅカ、どれも美味しそう。
どれにしよう…」

「半分こしようぜ」

「うん!」

「よし、俺はコレとコレとコレな」

「あー、先に取ったー、あれ?」

お皿に残っているのは、トッピングがついた
ドーナツばかり。

秀一は、わざと先に取って残してくれてた。

「待ちきれなくてさ、悪かった」

「ううん、ありがと」

「とにかく、食おうぜ。すっげぇ上手い」

「うん!」


<ダブルリードの会編>

「みーぞせんぱーいですねー」

「あー、みぞ先輩と食べたかったなあ」

「みぞ先輩、引退しちゃったからね」

ダブルリードで、お昼ご飯。
珍しく、今日は梨々花も一緒。いつもは低音に
行くけど。ポンデヨロイヅカだから、
ダブルリードの会で食べたいんだって。


私は、鎧のみぞ先輩がいなくなっても、
兜、籠手、剣がいるから、すっごく嬉しい。
梨々花とゆっくりお喋りもできるし。

ふと、低い声が聞こえた。

「これ、奏やん」

真顔でボソッと呟いた梨々花は、私が聞いてる
ことに気づいてない。
梨々花が言うまでは、胸のうちに収めようと
心に誓った。


<なつかな編>

「このポンデリング、奏みたいだね」

「そう、ですか?」

自分でも、私みたいと思ってたけど、あえて
すっとぼける。

「うん。白いチョコは色白の肌。クランベリーは
赤いリボンみたいで、奏ポンデと呼んでる」

「は、恥ずかしい事言わないでください!」

色白の肌まで言われると思わなかった。
この先輩は、絶対にお世辞を言わないから、
直球で褒めてくる。それも、不意に。

「まあ、いいじゃん。食べよう」

「はい」

甘いポンデリングにピッタリなミルクも
砂糖もないブラックコーヒーは、先輩
みたいと思った。

単体だと、苦いだけのコーヒーだけど。
甘すぎる食べ物を調和する飲み物は。

でも、先輩が調和するのは私じゃなくて、
あの人だなと思うと、甘いはずのドーナツを
ほろ苦く感じた。


<Fin.>


では、ここまで読んで下さり有難うございました。感謝のぺっこりん!