京の萌え燃え日和

ユーフォはじめ京アニ作品と咲シリーズを応援するブログです。 咲シリーズは宮永咲ちゃん&清澄高校&シノハユ推しです。 その他に艦これも少しあります。旧ブログ名は咲クラ女子

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2018年12月

闇緑ちゃん考察(緑ちゃんが北宇治に進学した真の理由)

こんばんは。
緑ちゃん一推しのいぬもにです。

一推しったら一推しなんだから…!


むしろ、一推しだからこそ、彼女が
北宇治に進学した真の理由を
突き止めたくて。

という訳で。
私なりに考えた進学理由です。

マスコットキャラの緑ちゃんとは思えない
真っ黒な発想ばかりですので。

ひたすらに、純真爛漫な緑ちゃんが
好きな方は回れ右してくださいねー。
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緑ちゃんがコンバスを始めたのは、
中1からと推察。

本当はチューバくんが可愛かったから、
チューバを吹きたかったけど、肺活量が
足りなくて、大きいコンバスを選んだ。


初心者の緑ちゃんは、中1の時は
コンクールメンバーから外れる。


でも、どんどん上達した緑ちゃんは
中2からコンクールメンバー入りする。

緑ちゃんがコンクールメンバー入り
した時はコンバスは先輩と2人だった。

中2の時点で、先輩と互角以上の
実力になった緑ちゃん。

幸い、先輩をコンクールメンバーから
蹴落とさずに済み、ホッとしたと思う。

でも、周りを見れば、後輩が実力で
コンクール出場枠を先輩からもぎ取る
ケースが沢山あった。

いじめ、陰口も沢山見てきた。

中3になった緑ちゃんは聖女の高校の
吹奏楽部の定期演奏会に行って、
愕然とする。

先輩達が今の自分よりも明らかに
下手なことに。

努力してきた緑ちゃんは先輩達よりも
遥かに上手になっていた。

聖女の高校の吹奏楽部も実力主義なのは、
コンクールメンバーを見ればわかっていた。

このまま、聖女に進学したら先輩達から
コンクールメンバーの枠を奪うのは、
確実だった。

かと言って、オーディションでわざと
下手に演奏するのは自分の流儀に合わない。


その時、ふと思い出した。

高校生になったら、少女漫画のような恋を
して、恋人が欲しいと願っていたことを。


妹の琥珀のためにも、高校は公立に行って、
学費を安く上げたいと言えば、両親も
納得してくれるはず。

公立なら、コンバスが不在の学校も多い。

ただ、コンバス奏者が不在な理由は、
コンバスがない可能性も高いから、進学する
高校にコンバスがあるかどうかは調べる
必要があった。

調べているうちに、現在はコンバス奏者が
いないけど、昨年はコンバス奏者がいた
北宇治高校を見つけた。

昨年、コンバス奏者がいたなら、
コントラバスは学校に残っている筈。

また、コンクールも学年順で選んでそう
なのも良かった。

先輩を蹴落とさずに済むし、いじめや
陰口も出ない選び方だから。

過去のコンクールも最近はずっと銅賞なのも
良かった。楽しく演奏できそうな気がする。

下手な演奏を聴かされるのは辛いけど、
自分さえ楽しく演奏できればいい。

先輩達をコンクールメンバーから蹴落とす
よりは、ずっとマシと、北宇治高校に
進学した。


下手でお気楽な子しかいないと思っていた
緑ちゃんに、最初の誤算があった。

北中出身の黄前久美子。

聖女には劣るけど、北中も関西大会に
する出場する強豪校の経験者。
しかも、かなり鋭い子だ。

自分が聖女出身とわかったら、
追及するだろう。

壁の写真を見て、わざと
「銅賞…」
と呟いておいた。


「北宇治は共学で可愛いセーラ服だから
選んだだけで。楽しく部活できれば
いいなと思っただけなんですぅ」

って、言外に伝わるといいなと願った。

黄前久美子は「銅賞…」の呟きをしっかり
聞き取っていたが、自分が聖女出身なことに
追及しなかったのでホッとした。


2つめの誤算は気楽に部活をする予定が
狂ったことだ。
新しい先生が着任するとは思わなかった。

でも、新しい友達もできたし、低音パート
の先輩達は優しい。

全国大会に行くのは無理だろうけど、
コンクールメンバーをどう決めようが、
コンバスは自分1人しかいないから、
どうでも良かった。

周りの様子を見て、全国を目指すなら、
本気モードになればいいし。周りが
適当なら、自分も合わせて気楽にやる。

間違っても、馬鹿な事してるなと思っても
顔に出さないようにしないと。

そうだ、マスコットキャラを演じよう。
緑なら、何を言っても許されるレベルの
可愛いキャラになりきろう。

そう思った。

マスコットキャラなら、多少の失言は
許される。
幸い、低音パートでマスコットキャラを
演じようとしてるのは自分だけだ。

いつも笑顔でニコニコしてる可愛い
キャラになりきっておこう。
と心に決めた。


そして、最後の誤算。
これは後に嬉しい誤算になった事。



パートリーダーの田中あすかに、全てを
見抜かれていた。


「サファイア川島。手を抜いてるでしょ」

ふたりきりになった時に囁かれて、
ドキッとした。

「み、緑は手抜きなんてしてないです」

「じゃあ、言い方を変える。周りを
見ながら演奏し過ぎ。中学時代の情熱的な
演奏はどこに行ったの?」

中学時代?宇治市で1回も演奏してない…

「全国の演奏を聴いたよ。凄いじゃん。
あれを聴かせてよ。先輩との競争を避けて、
北宇治に来たって事だろうけど。コンバスは
ひとりしかいないんだしさ。全力でやって」

この人は、全国大会に来てたのか。
沢山いる出場者の中で、担当楽器が違う
自分を覚えているとは思わなかった。


「サファイア川島が本気を出したら、
滝先生は低音が目立つ曲を選ぶと思うから、
協力してよ」

「はい!」

気が付けば、背筋を伸ばして、返事を
していた。

「よっし、いい返事だね。期待してる」


眼鏡の奥がキラリと光った。


田中あすか先輩。

この先輩についていこうと心から思った。

<考察おわり>



では、ここまで読んで下さり有難うございました。感謝のぺっこりん!

【響け!SS】晴香「北宇治に行く理由はね…」

こんばんは。ユーフォ大好き、いぬもにです。

「届けたいメロディ」の冒頭に出てくる
小学生3人は、あすかおはるかだろうと
信じ切ってます。

で。
晴香部長は原作では優子ちゃんを「優子」と
呼んでるので。

小学校のどこかで転校して、南中に進学
したんじゃないかなーって妄想を詰め込んだ
SSを書きました。


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【響け!SS】晴香「北宇治に行く理由はね…」 


優子「南宇治に行かないって本当ですか?」

晴香「もー、噂が流れるのは早いんだから。
うん、北宇治に行くんだよ」

優子「ええー、北宇治ですかぁ。あそこ、
万年銅賞じゃないですか」

晴香「そうなんだけど。小学校の友人達が
北宇治に進学するから、一緒に演奏したくて」

優子「幼馴染と一緒に演奏っていいですね」

晴香「優子ならそう言ってくれると思った。
中学の演奏も素敵で、友達のトランペットと
ユーフォに合わせて吹きたくて、ウズウズして」

優子「北中ですか?」

晴香「ううん、東中。優子が入部してからは
聴く機会がなかったね」

優子「直後の演奏順ばかりですからね」

晴香「東中はコンクールの成績はイマイチ
だけど、友達のソロはすごくて、進路を
変えちゃった」

優子「晴香先輩のお友達のトランペットを
聴いてみたいです」

晴香「じゃあ、優子も北宇治においでよ。
一緒に演奏した方が楽しいし、友達は世話焼き
だから、きっと優しく教えてくれる」

優子「考えてみます。北宇治は家からだと、
ちょっと遠いし」

晴香「あー、優子の家からだと不便だね。まだ、
1年以上あるから、ゆっくり考えて」

優子「はい」


あれから1年経った。

晴香先輩と喋ったことは忘れてた。

南中が京都府大会銀で終わって、誰かが

「高校でリベンジしようよ!昔、全国金を
獲った北宇治が近くにあるじゃん。みんなで
北宇治に行こう!」

と言うまでは。

指導者が変われば。
良かった演奏をする学校をダメになるケースを
何度も見てきたのに。

思わず、北宇治行きに乗ってしまった。

全国金は多分無理だ。だって、あの時と指導者が
違うし、最近の北宇治は万年銅賞だし。

でも、晴香先輩が言っていた上手なトランペットの
人の演奏を間近で聴いてみたいと思った。

あれから、まだ晴香先輩の友達のトランペットを
聴けていない。南宇治に思い入れは特になかった
から、みんなに乗っかる形で北宇治に進学する
ことを決めた。

<Fin.>


では、ここまで読んで下さり有難うございました。感謝のぺっこりん!

響け!シリーズ文庫本未収録「それじゃあ、またね」の感想

こんばんは。
武田綾乃先生の原作も大好きないぬもにです。

響け!シリーズの魅力は、アニメだけではなく、
原作にも大いにあると思うのですよー。

でも、原作は中々売ってないし、図書館で
借りてまでね…って方に朗報です。

宝島社が響け!シリーズの短編をネットで
無料公開してます。

今日、感想を書く「それじゃあ、またね」は、
文庫本未収録&アニメ映像化なしの短編
なのです。


ではでは、感想を書きますので。
ネタバレは嫌だという方は回れ右して
くださいねー。

この短編は、麗奈ちゃん視点のお話です。

本編は、主人公の黄前久美子視点ですし、
他の短編でも麗奈ちゃん視点の話は
「ヒミツの話」に収録されている
「お兄さんとお父さん」のみです。

麗奈ちゃん視点で、仲良くなった久美子ちゃん
と帰宅するだけの可愛いお話です。

何一つ心臓が痛くなることはない筈なのです。


「他の子の悪口も言わないし」


の一文さえなければ。

アニメで誇張されていた失言癖は、悪口の類は
一切ないのですね…

原作の久美子はんの辛辣な内心は表に出て
ないのですね…

麗奈ちゃんにとって久美子はんが、

「一緒にいてなんだか安心出来る」

とあるのを見ると、じゃあ、他の子はもっと
えげつないのかと思うと怖いです…


短編の内容は、吹奏楽の話をしたり、調理実習
で何を作るか、作ったら交換しようねという
お話をしながら。

互いに少しだけ遠回りして帰宅するだけの
可愛らしい内容なのですが。

麗奈ちゃんからみた、久美子はんへの絶賛が
逆に怖かったです…


怖い怖いと書きましたが、くみれいちゃん派は
ふたりが仲良く帰宅するだけなので、読んで
欲しいなと思いました。

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では、ここまで読んで下さり有難うございました。感謝のぺっこりん!
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