京の萌え燃え日和

ユーフォはじめ京アニ作品と咲シリーズを応援するブログです。 咲シリーズは宮永咲ちゃん&清澄高校&シノハユ推しです。 その他に艦これも少しあります。旧ブログ名は咲クラ女子

ユーフォはじめ京アニ作品と咲シリーズを応援するブログです。
咲シリーズは宮永咲ちゃん&清澄高校&シノハユ推しです。
その他に艦これも少しあります。旧ブログ名は咲クラ女子

2019年01月

【響け!SS】久石奏と3色のスカーフ

こんばんは。
奏ちゃん大好き、いぬもにです。

奏ちゃんが好き過ぎて、原作でも
1年生のままの奏ちゃんの先輩姿を
妄想してしまいます。


妄想を詰め込んだSSを書きました。
どうぞ~。


【響け!SS】久石奏と3色のスカーフ
DdieSWHVAAABRNX

<プロローグ>

葉月「コンクール当日、久美子がスカーフを
汚してて、私のを貸したんですよ」

夏紀「へぇ、気が利くじゃん」

葉月「えへへ」


夏紀(加藤が言ってたの思い出した。
黄前ちゃんはフォローできないけど、奏なら、
あすか先輩から貰ったスカーフで対応できる)


府大会コンクール後
夏紀(奏が汚すはずないよなー)


<久石奏 高校1年の卒業式>

夏紀「奏、スカーフあげる」

奏「有難うございます」

夏紀「まあ、要らないかもしれないけどさ、
高校最後のコンクールまでは持っててよ」

奏「何を言ってるんですか。ずっと大切に持つ
に決まってます…」グスッ

夏紀「有難うね」ナデナデ


<久石奏 高校2年の卒業式>

奏「くみこ先輩、ご卒業おめで…」グスッ

久美子「奏ちゃんは泣き虫さんだね」シュルッ

奏「センパイ?」

久美子「奏ちゃんにあげる。必ず、コンクール
当日には持ち歩いてね」

奏「え?」

久美子「たぶん、役に立つから(歯みがき粉で
汚す子が出ないとは限らないしね…)」

奏「わかりました」



<久石奏 高校3年の夏>

  後輩達「「奏先輩、おはようございます」」

奏「おはよ…じゃないですよ。何ですか、
スカーフを汚して」

後輩達「「ご、ごめんなさい」」

奏「今日はコンクール本番なんです。控えの子は
夏服だから、制服の替えはないとあれほど…」

後輩達「「ごめんなさい…」」

奏「もう仕方ないですね。これを使いなさい。
先輩達に感謝するのですよ」

後輩達「「はい、有難うございます!」」

奏(ああ、くみこ先輩。コンクール当日に
スカーフを持って行くんだよと言ってたのは、
この事だったのですね。今、理解しました。

夏紀先輩がスカーフくれたのも同じ理由ですね、
きっと…) 

<エピローグ 久石奏 高校3年の卒業式>

後輩達「「奏先輩、ご卒業おめでとう
ございます」」

奏「有難う。スカーフを渡しますね。コンクール
当日には必ず持ち歩くんですよ」

後輩達「「はい!」」

奏「私のだけだから、貴女達は今年こそ
汚さないように気を付けてくださいね」

後輩達「「大丈夫でーす」」

奏「言ってる側から汚してて、もう…」

後輩達「「えへへ」」


<Fin.>


では、ここまで読んで下さり有難うございました。感謝のぺっこりん!

なかよしかわの志望校が被った理由について考えてみた

こんばんは。いぬもにです。

なかよしかわの志望校が同じだと、
原作の第二楽章と映画「リズと青い鳥」で
判明しましたね。

京都府内には沢山の私立大学があるのに、
志望校が被るとは、中々の中々ですよね。

被った経緯を考えてみました。


1.優子ちゃんが先に志望校を決めた場合

夏紀「みぞれはどの大学に行きたいの?」

みぞれ「…決めてない」

夏紀「そっか。私もだよ」

みぞれ「優子は○○大学に行くって」

夏紀「いやいや、何でアイツの進路希望が
出るの?」

みぞれ「夏紀の進路に役立つから?」

夏紀「あー、有難うね(○○大学か…)」 


2.夏紀先輩が先に志望校を決めた場合

優子「みぞれは大学決めた?」

みぞれ「ううん」

優子「そうよね。私も悩んでる」

みぞれ「じゃあ、夏紀と同じ大学」

優子「あはは、何それ」

みぞれ「〇〇大学って言ってた」

優子「だから、行かないわよ?(〇〇大学…」


何となく、みじょは無自覚で片方の志望校を
言ってしまい、結果それがいい方に転がる
イメージがあって書いてみました。

希美ちゃんは、自分の進路が白紙なことに
悩んでいて、友人の進路まで気に掛ける余裕が
なさそうな勝手なイメージがあります。


本当のところはどうなのか。

いつか、答えが出るかもしれませんが。
それまでは妄想遊びをしようと思います。


では、ここまで読んで下さり有難うございました。感謝のぺっこりん!

番外編:かけだすモナカの舞台探訪しました。

こんばんは。いぬもにです。


かけだすモナカで、葉月ちゃんが疾走する
シーンのいくつかを撮影してきました。


Dw40SuWVYAABjuj
画像と違い過ぎて、めっちゃ自信がなかった
のですが。

それもそのはず。

2015年12月には存在していた団地の前にあった
青い屋根の建物がなくなりました。

舞台はなまものですね…

ちなみに、右の柵の向こう側は川なので、
元から生い茂った木はないです。


<チューバの肺活量舐めんなよ!交差点>
Dw4zX2VU0AINSJu
春から秋に撮影すれば、花壇の
木も緑色で、映像に近づけましたね…orz


この交差点は、タイミングがズレると
結構待たされるので、全力疾走してきた
葉月ちゃんも少し休めたんじゃないかな。


せっかくなのでー。
葉月ちゃんARと共に、撮影も。

1547439749-11-Photos

1547439913-27-Photos


皮肉にも、青い屋根の建物が消失した場所に、
パーキングエリアが出来たので、舞台探訪
しやすくなりました。

公共機関なら、京阪バスの「合場川」で
降りると0~1分で、舞台に着きます。


葉月ちゃん疾走シーンは、あちこち散らばって
いるので、全てを回るのは難しいですが。

2つのシーンで、葉月ちゃんを感じられて
嬉しかったです。


では、ここまで読んで下さり有難うございました。感謝のぺっこりん!

「咲 -Saki-」第199局「奮戦」感想

こんばんは。咲ちゃんモンペいぬもにです。

流石に決勝戦に入ると、咲ちゃんの出番も
目次と柱の人物紹介以外にも増えましたね。

って、挨拶してる場合じゃないです!


咲ちゃんモンペの同志の皆さま。
この最新話はヤバいです!

まだまだ先鋒戦なのに、咲ちゃんの出番が
異様に多いです!
(主人公なのに異様に多いと書かずにいられないの
切ないですが事実なので仕方ないですね



清澄の回想もあるんですけど。
さりげなく、宮永家の回想もあります。


ついでに、通称みなもちゃんと言われてた
あの子
の名前が!!!
かなりのネタバレなので、白文字にしました。



ああ、ヤバい。


そして、今回はこのヤバい内容なだからか、
完成原稿なのですよ。
(完成原稿が当たり前と思うのですが、もう色々と仕方ないですね…


ちなみに、咲ちゃんの出番は後頭部含めて
10カットもあります。

カット数よりも、とにかく話してる内容が
ヤバいです。


さっきから、ヤバいしか言ってませんが。
それしか言えないんです。

阿知賀編の準決勝後のフラグになった
ギギギが発動されて、そのネタバラシを
している
回なんですもの。

そのネタバラシが宮永家の過去回想とも
繋がっている。

(一部、最新話のネタバレを含む言葉が
あるので白文字にしました。ぺっこりん)

これは、読んでヤバさを体感して欲しいです。


ほんと、咲ちゃんファン&咲ちゃんモンペ同志
の皆さまなら後悔しないから!


では、ここまで読んで下さり有難うございました。感謝のぺっこりん!

「咲 -Saki-」第196局「成長」感想

こんばんは。咲ちゃんモンペいぬもにです。

流石に決勝戦に入ると、咲ちゃんの出番も
目次と柱の人物紹介以外にも増えましたね。

第196局は3コマもあるんですよ!
しかも、全部、顔が丸ごと入った
カットです!きゃっほい!


麻雀に詳しい咲ブログさんが、既に
考察されてるので、以下テキトーに
感想を呟いてきますね。


このタイトルの「成長」は、玄ちゃんが
準決勝から急成長してることを意味してると
思います。


でも、玄ちゃんや智葉さんが和了っても、
涙目にならずに、強気でい続ける
優希ちゃんの頼もしさ!

県大会決勝戦の涙目から考えると、
大進歩です!!


そして、咲ちゃん。

決勝戦の時も本を読むんかい!

でもまあ。和ちゃんのエトペンのように。
咲ちゃんも読書してる時の方が調子良くなる
なんてオカルトがあるかもしれませんしね。

久さんの許可がなければ、決勝戦の控室に
本を持ってくることはないから、たぶん
関係あるんじゃないかと考えてます。


京咲的には、超美味しいシーンでした。

で。
こっそりと、京ちゃんお手製の栞が入ってて

「決勝戦、がんばれ」

とか書いてあったらいいなーっと
夢見てます。

京咲の絡みがあったのは、久しぶりなもので…


どんどん、感想から外れるので、この辺で
おしまいにしますね。


では、ここまで読んで下さり有難うございました。感謝のぺっこりん!

【響け!SS】「ポンデヨロイヅカ狂想曲」

こんばんは。ドーナツ大好きいぬもにです。

ミスドで、鎧塚先輩な名前のドーナツを
見たら、買わずにいられないよね!

ってことでー。


ポンデヨロイヅカを巡るSSを書きました。
ドーナツと一緒に、どうぞ~。
DwtEMtcU8AAecwO

【響け!SS】「ポンデヨロイヅカ狂想曲」
<のぞみぞ編>

「みぞれ、帰りにミスドに寄らない?」

「ミスド?うん…」

「じゃ、決まりね!」

みぞれ、ミスドわかってるかなー。
大久保にもあるけど、みぞれはお嬢様だから
行ったことないんじゃないかなー。

いや、食べたこともないかも。

注文できないかったら、助け船出さなきゃ。


「ここが、ミスドだよ」

「うん」

「ドーナツ食べよ!」

お店に入ったら、早速、ドーナツが並んでる
ショーケースが見えた。

これ、先に教えないとヤバい奴…!

「最初に食べたいドーナツをトレイに載せ…」

みぞれに説明して、止まった。慣れた手つきで、
みぞれがトレイにドーナツを入れてたから。

「どうしたの?希美」

首を傾げたみぞれが持っているトレイには、
8つのドーナツが置いてある。

2つと6つに分かれてるのは、家のお土産も
含んでるからだ。注文し慣れている。

「やー、みぞれはミスドに来たことないかなと
思ってたんだけど、慣れてるんだね」

「うん、優子と何度か来たから」

心に、ヒュッと冷たい風が吹いた気がした。


<なかよしかわ編>

夏紀「ポンデヨロイヅカ買ってきたよ」

優子「ゲッ」

夏紀「人の好意をゲッとか酷いなー」

優子「私も買ったのよ、ポンデヨロイヅカ」

夏紀「うわー、見事に被ったね…」

優子「しかも、全種類買ってるし」

夏紀「みぞれを思い浮かべたらさー…」

優子「アンタもか。私もよ…」


<くみれい編>

「ポンデヨロイヅカ買ったから、食べよ」

「久美子がドーナツ買うなんて珍しいね」

「ん、鎧塚先輩の名前入りだから」

「ふーん、結構美味しいね」

「でしょ!この白いポンデヨロイヅカは、赤い
クランベリーが奏ちゃんのリボンっぽくて…」

「く・み・こ」

「何、れーなぁ?」

「デート中は、私の事だけ考えて」

「れ、れーなぁ」


<秀久美編>

「ポンデヨロイヅカ、どれも美味しそう。
どれにしよう…」

「半分こしようぜ」

「うん!」

「よし、俺はコレとコレとコレな」

「あー、先に取ったー、あれ?」

お皿に残っているのは、トッピングがついた
ドーナツばかり。

秀一は、わざと先に取って残してくれてた。

「待ちきれなくてさ、悪かった」

「ううん、ありがと」

「とにかく、食おうぜ。すっげぇ上手い」

「うん!」


<ダブルリードの会編>

「みーぞせんぱーいですねー」

「あー、みぞ先輩と食べたかったなあ」

「みぞ先輩、引退しちゃったからね」

ダブルリードで、お昼ご飯。
珍しく、今日は梨々花も一緒。いつもは低音に
行くけど。ポンデヨロイヅカだから、
ダブルリードの会で食べたいんだって。


私は、鎧のみぞ先輩がいなくなっても、
兜、籠手、剣がいるから、すっごく嬉しい。
梨々花とゆっくりお喋りもできるし。

ふと、低い声が聞こえた。

「これ、奏やん」

真顔でボソッと呟いた梨々花は、私が聞いてる
ことに気づいてない。
梨々花が言うまでは、胸のうちに収めようと
心に誓った。


<なつかな編>

「このポンデリング、奏みたいだね」

「そう、ですか?」

自分でも、私みたいと思ってたけど、あえて
すっとぼける。

「うん。白いチョコは色白の肌。クランベリーは
赤いリボンみたいで、奏ポンデと呼んでる」

「は、恥ずかしい事言わないでください!」

色白の肌まで言われると思わなかった。
この先輩は、絶対にお世辞を言わないから、
直球で褒めてくる。それも、不意に。

「まあ、いいじゃん。食べよう」

「はい」

甘いポンデリングにピッタリなミルクも
砂糖もないブラックコーヒーは、先輩
みたいと思った。

単体だと、苦いだけのコーヒーだけど。
甘すぎる食べ物を調和する飲み物は。

でも、先輩が調和するのは私じゃなくて、
あの人だなと思うと、甘いはずのドーナツを
ほろ苦く感じた。


<Fin.>


では、ここまで読んで下さり有難うございました。感謝のぺっこりん!

【響け!SS】久美子「奏ちゃんのお誕生日」

こんばんは。いぬもにです。

本日1月7日は、北宇治高校新1年生の
久石奏ちゃんのお誕生日です。

かなたんイェイ~♪

今回は、奏ちゃんのお誕生日を
ユーフォパートの先輩達が祝うSSです。


【響け!SS】久美子「奏ちゃんのお誕生日」


夏紀「やっほ、久しぶり」

久美子奏「夏紀先輩、お久しぶりです」

夏紀「突然だけど。今日、用事ある?」

久美子「(あ!)ないですよ」

奏「私も特には…」

夏紀「おっけ。じゃ、マクド行くよ」

久美子「夏紀先輩、マクド好きですよね」

夏紀「そ。奏にイチゴシェイクを奢るから」

奏「この真冬に正気ですか?身体が冷えます」

夏紀「奏に反対されたら仕方ないなあ。
冗談だよ。ケーキ屋さんでいい?」

久美子「はい」

奏「ふふっ、楽しみです」

夏紀「奏は(チョロくて)可愛いねぇ」

奏「有難うございます」ニコニコ

久美子「あはは(絶対、意味違う…」

夏紀「じゃ、下駄箱で待ち合わせね」

久美子奏「「はーい」」


夏紀「さて、黄前ちゃんもうまく合わせて
くれたし、ケーキ屋さんに電話するか」

夏紀「もしもし、予約している中川ですが。
はい、特大苺づくしホールケーキです。
よろしくお願いします」


久美子「(電話してるの聞いてしまった…
夏紀先輩、特大って言ってた。これ、助けが
必要な奴じゃない?)しゅーいち、れーなぁ」

奏「久美子先輩、声出てますよ?」

久美子「ひっ。な、何でもないよ」

奏「久美子先輩は面白いですね」クスッ

久美子「あはは(笑ってられるのも今のうち
だよ。奏ちゃん、がんばってね…」

<Fin?>


奏ちゃん可愛さゆえにオチをつけちゃいました。
ぺっこりん。


では、ここまで読んで下さり有難うございました。感謝のぺっこりん!

【響け!SS】久美子「塚本家のお雑煮」

こんばんは。いぬもにです。

2019年もよろしくお願いします。

お正月に食べるお雑煮は、地方によって
餅が四角かったり丸かったり。具材や
出汁も違って、特色が出ますよね。


関東出身の久美子はんは、家族で京都に
引っ越してきたので、関東風のお雑煮を
そのまま食べてたと思いますが。

もし、秀一さんと結婚を意識したら、
京都のお雑煮を作るんじゃないかと
思って書いたSSです。


秀久美好きという方は、お付き合い
頂けたら嬉しいです。では、どうぞ~
C1A22tdUkAEZXtz
画像は、私が2016年に作った京都のお雑煮です。


【響け!SS】久美子「塚本家のお雑煮」

秀一と付き合って数年。
今年は結婚前提の同棲を始めた。

初めて、一緒に過ごす元旦。

お雑煮ぐらいは作りたいなと思って、
京都のお雑煮レシピと格闘している。

「いっぱい、あり過ぎ…」

秀一に聞くのは簡単だけど、ビックリ
させたいから我慢。

とりあえず、一番人気のレシピを参考に
することに決めた。

「関西は丸餅なんだ。金時にんじんと
聖護院だいこん?売ってるの見たことないけど」

スーパーに通ってるけど、金時にんじんと
聖護院だいこんは見たことなかった。
丸餅は四角い餅と一緒に売ってるけど。


でも、スーパーに行ったら、2つともあった。
年末になったら、お雑煮用に出るらしい。

あと、白味噌。

普段のお味噌汁は合わせ味噌だから、白味噌も
買わなくちゃ。

残りは家にある材料で大丈夫。


帰宅したら、昆布出汁をとって、野菜を輪切りに
する。家では飾り切りにしてたから、簡単すぎて
拍子抜けした。

野菜を下茹でして、白味噌とみりんで味付け。


こんなに簡単でいいのかな。
不安になるけど、レシピ通りに作ったし、
一応美味しくできたから、大丈夫と自分に
言い聞かせた。


夜。
帰ってきた秀一が、お雑煮に気が付いた。

「美味しそうだな。今晩、食べようぜ」

「えー、元旦の朝に食べるもんじゃないの?」

「年が明けたら食べるもんだろ?まあ、食おう」

お雑煮に丸餅を入れて茹でてから、秀一に
出した。


「美味しいな、これ」

「良かった」

秀一はお世辞を言わないから、開口一番に
美味しいと言ってもらえてホッとした。

頑張った甲斐があったなあと思ってたら、
思いがけない言葉が続いた。

「それにしても、豪華なお雑煮だよなあ」

「はあ?」


どこが?

大根と人参とネギしか入ってないのに?

鶏肉もかまぼこもホウレン草もみつばも
入ってないんだよ?

それのどこが豪華?

「だって、俺の家の雑煮は餅以外はネギしか
入ってないぜ」

「へ?お雑煮だよね?」

「ああ、雑煮だぞ」

「信じられない」

ネギと餅しか入ってないお雑煮なんて。
そんな簡素なお雑煮ってある?

「あー、黄前家のお雑煮は豪華だったからな。
明日、実家にお雑煮を食べに行こうぜ」


呆然としてる私に、秀一は提案してきた。
塚本家に行くのは緊張するけど、ネギだけの
お雑煮は気になる。

二つ返事で行くことにした。


翌日。

「いらっしゃい、久美子ちゃん」

「こんにちは。今年もよろしくお願い
致します」

「俺には、挨拶なしかよ」

「あ、秀一もいたの?」

「ひでぇ」

恒例の挨拶を済ませて、塚本家に入った。


「久美子ちゃん、我が家のお雑煮に興味津々
なんだって?秀一から聞いたわよー」


相変わらず、噂好きの母子だ…

結婚後が心配になるけど。今だけは、お雑煮の
話を自分から切り出さずに済んで助かった。


「食べる前に、台所で一緒に作ってみる?」

「はい!」

お義母さんの後について、台所に行った。


「まずは、昆布出汁をとるのよ」

「はい」

滅多にないチャンスだから、聞き逃さないように
メモを取り始めた。

「ああ、メモなんていらないわよー。塚本家の
お雑煮は超簡単なんだから」

「え?」

「沸騰する寸前に、昆布を取り出して」

「ネギを投入。本当は白ネギだけど、小口ネギに
しちゃってるわ。切る手間省けるから」

「は、はあ…」

京都に来てから、便利な小口ネギ。

あらかじめ切ってあるのを使ってたら、
白ネギを買うのはすき焼きを食べる時だけ
になっていた。

「白味噌を溶いて。はい、おしまい」

「丸餅は茹でないんですか?」

「茹でると鍋にくっついて大変だから、食べる
直前に電子レンジで1分間チンするのよ」

「電子レンジですか?

「そう。茹でるのとそんなに変わらないわよ」


言われてみればそうだ。

茹でたお餅とチンしたお餅は鍋に入れたら、
そんなに変わらない。

だったら、簡単に出来る方がいい。


「はい。出来上がり。メモ要らないでしょ?」

「そう…ですね」

殆どお味噌汁だから、レシピ不要かも。
でも、年に1回だけのお雑煮だから、覚えて
いられるか不安だ。

「それに、来年からは一緒に作るんだから、
久美子ちゃんが忘れても、また教えるから」

「有難うございます」

「私もね。そうやって、塚本の義母から
習ったわ。同じ京都でも、こんなにシンプルな
お雑煮があるのかってビックリしたのよ」

「そうだったんですね」

「だから、今度は私が久美子ちゃんに教える番」

「有難うございます」

今度は、深々と頭を下げてお礼を言った。

お義母さんになる人が、この人で良かった。

心から、そう思った。


「おふくろぉ、久美子ぉ、お雑煮まだぁ」


居間から聞こえる秀一の間延びした声。

愛おしいこの声も来年も聞くんだろうな。
塚本家の台所で。

「俺も久美子ちゃんのお雑煮が食べたい~」

お義父さんの間延びした声も聞こえて、
吹き出しそうになる。

本当に親子そっくりで。


「久美子ちゃん、こんな息子だけど、宜しくね」

「はい!」


台所でお義母さんとなる人と交わした約束を
私は一生忘れない。


<Fin.>


ではでは、ここまで読んで下さり有難うございました。感謝のぺっこりん!
咲まとめアンテナ
清澄高校応援中です♪
OuenKiyosumi
  • ライブドアブログ