4月8日の
栃木拠点TNR一斉のときに

受付の藤原さんが
私に問いました。

「猫2匹連れてきた人の話を
よく聞いてみたら

たくさん猫を飼っているみたいで

その人のお宅で
出張TNRができないですかね?」

なに?なに?

術後お迎えに来られたときに
詳しく話を聞いてみると

★猫の総数は約20匹
★多頭飼養者は高齢者
★近隣の協力者も高齢者
★猫は馴れていない
★栃木拠点から車で片道1時間半

・・・確かに
うちまで来るのは厳しいかも

★環境は良く

飼養者は
手術の必要性を理解しており

★手術をしたがっている
★手術ができる場所もある

出張に行くだけの
条件がそろっていました。

もっといいことに

「私たちは
西那須野の富田先生に

ここで手術があるから
猫を連れてこいと言われて来たんだよ」

なに?なに?

これって
富田君の案件なの?

そりゃ~
最高に条件がええじゃん

私が何も
考えなくてもええんじゃん

『じゃ~あとは
富田君が予定を決めて!

私の決まっとる予定は
10日と11日と16日だけ

あとは

私ら18日の朝に
広島に帰るまでヒマじゃけぇ

いつでもええよ♪』

「捕まんない猫は
ど~します?」

『ど~?
ど~って何?

そんなもん
千代田さんに頼めばええじゃん

千代田さんなら
どんな猫でも捕まえられるよ」

すでに
私の気分は丸投げ状態(笑)


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


4月17日(火)

栃木拠点から1時間半の
個人宅に

TNR一斉手術に行きました。

下準備は富田君
捕獲は千代田さんたち
当日の準備は田原君

私?

私は当日現場で
何かあったときに出る役じゃん

簡単に言えば
用心棒みたいなもんじゃから

スムーズにことが運べば
出る幕はなく

おとなしく
近所でも探検しとけばO・K!

・・・って感じです(笑)




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自宅後方は

果てしなく広がる
人工の杉林があり


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自宅前方はこんな感じで



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自宅の横はこんな感じ

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



お隣さんは

動物に
とっても優しいご夫婦で

今回は

ご主人の工房を会場として
提供してくださり

奥様は
とても意識が高く

おにぎりやお茶などのお接待など
朝から用意してくださり

とにかく全面協力体制

猫たちは
出入り自由でぜんぜん構わない

むしろ
うらやましいほどの環境で

手術さえ施して
増えないようにすれば最高な環境♪♪



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隣のご主人の工房を
お借りしての

猫多頭飼養現場TNR一斉


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術後の猫は
少し覚醒するまで

ユニットバスの入り口に
一旦寝かせました。

雨風しのげて
通電していて水が出るところなら

どこでも手術ができます。

神奈川県の山口先生が
長年かけて

実績を積んでこられた手法です。




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猫を飼っている家は
昔ながらの作りで

台所等は土間にコンパネ床みたいで

片付いてはいますが
ちと寒いので

暖房器具を用意してもらい

術後
目覚めた猫たちは

翌朝までここで待機させることに


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


馴れてない出入り自由の猫を
捕獲することは困難です。

私はよく
猫の捕獲方法を聞かれますが

方法なんてありませんよ~~!

猫を捕獲するには
《辛抱》しかないです。

捕獲が上手い!
・・・と言われている人は

全員辛抱人です。

狙った猫を捕まえるために
じっ~~~っと

その場で何時間も待つ人です。

・・・と言うことは
「中谷さんは捕獲に向かない?」

その通り!!正解♪♪
私は苦手です!!


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。




私が捕獲を指名した(笑)
千代田さんが

「猫が逃げ込む
倉庫みたいなことろの

壁の穴は
全部ふさぎました!!」

・・・と

どこが倉庫???
倉庫に案内してもらいました。



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ここが倉庫だそうです・・・

はあ・・・
これはまた足場の悪いとこで・・・

1匹猫がいました。

よく見ると
耳先カットがあったので

4月8日の栃木拠点TNR一斉の
参加猫です。

あ!
もう1匹おる!!

耳先カットがない!

しめしめ・・・

足元をよく見ながら1歩前に進み
顔を上げると

『猫がおらん!』

えぇぇぇぇぇ!!!!!
壁は確かに

何かしらでふさがれとるし・・・

一瞬

『私の脳の老いもここまで進んだか』
・・・と思いました。




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この穴です。

床にこんな穴があったんじゃ
猫は逃げるね(笑)

ここでの捕獲は
本当に大変じゃわ!

そんなことより

こんな穴が開くような床に
私が立つとヤバイじゃん

間違いなく床は抜けるじゃん!!

頑張れ捕獲隊!

私は手術会場に戻って
私のすべきことをするじょ~!



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あら!
この子は歯がダメじゃ

これは抜歯じゃわ!

こ~いった決定こそ私の仕事


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あら!
この歯もダメじゃ!

抜いて!!


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やはり
近親交配が進んでいて

こ~いったシャム系の猫が多く

ほとんどが
歯がダメでした。




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「一度に

不妊手術とワクチン接種と
抜歯まで施して

猫の体に負担はないの?」

同時進行することに対して

獣医学的に
賛否両論あるでしょうけど

私に言わせれば

こ~ゆ~意見は
余裕のあるお金持ちの意見で

私たちのように
地をハウように活動しながら

野良猫の
過酷な生涯を見ている人間には

このような
余裕の考えは生まれません。

私は

獣医師でもないし
偉い研究者でもないので

小難しいエビデンスなど
よくわかりませんが

・・・ただ
ひとつ言えることは

今まで何千匹とTNRしてきて

問題が起きていない
・・・と言うこと

私は超・動物好きで

自分では日本一の愛護家だと
思っている人間ですよ

危険ならやらんですよ

それが答えじゃダメですかね?



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全体的に

猫たちの
状態はよくありません。

★近親が進んでいる
★発情・妊娠・出産・子育での体力消耗
★歯が痛くて食べれてない
★日常的に起きているケンカ
★フードの質が悪い

・・・などなど
原因はたくさんあります。

上記の原因なら

私たちが介入したことで
すべて解決できます。



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協力してくださった隣のご主人と

町の議員さんと
町役場の職員たちと

今後のことを話し合いました。

運のいいことに
栃木県には

4年前から私たちと一緒に
TNR一斉に取り組んでいる町

那珂川町があります。

この町の役場の職員は

那珂川町の役場に問い合わせて
TNRの効果を知るべきです!

そして
この町も改革していくべきです!

一見
問題がないように見える

自然豊かな町でも

猫多頭や犬多頭の問題は
人知れず起きています。

それが崩壊する前に

官民一体となって
食い止めるべきなのです。

改革には
痛みを伴いますが

これが歴史の始まりですからね

前例や実績なんて
そが~なもんはクソ喰らえです。

改革すべきことを見失うほど
役人としてつまらんことはない!

・・・のです。

頑張れ!若き役人たち!





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かなり高齢のメス猫で
ものすごい臭い子がいました。

なに?この悪臭?

膿??どこの膿?
蓄膿?蓄膿でここまで臭い??



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どうやら
陰部から膿が出ているもよう

やはり子宮蓄膿症?

いえいえ
取り出した子宮は

出産直後の子宮で
中に何か残っている感じでした。

出産後の子宮なのに
授乳した形跡もなく

『これじゃ・・・

生まれた赤ちゃんは
もう生きてないね』

この子自体も
脱水も激しく低体温だし・・・

死ぬなら
生まれ育ったここがええが・・・

悩みに悩んだ末


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一か八か賭けてみようと思い

栃木拠点に
連れて帰りました。



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こ~ゆ~点が
私の甘さだと思います。

何度も出産を繰り返し
自分がボロボロになっても

この子にとっては
あの家が自宅

死ぬなら
生まれ育ったあの家がええし

この子だけ連れて帰って
他の子は置いてくるってどう?

この活動をしていく限り
死ぬまで私は

目の前の現実と
自分の能力と

あれやこれや照らし合わせ
自問自答しながら

もがいていくんでしょうねぇ・・・



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この母子も
連れて帰りました。

『全員を助けるだけの
チカラは

私にはないけれど

助けられる命だけでも
助けていく』

もうね・・・
これしかないでしょう私は・・・


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


ねこ



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クオーターケットに
使い捨てカイロを貼って

・・・と用意していたら

ジロウが
モミモミを始めたので

少し待つか
・・・とジロウをながめていたら

隣でくつろいでいた
ベッピンさんが

クオーターケットが
押し寄せられてきて

どんどん
イライラしてきました。




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あんた!
私がくつろいでいるのに何よ!

ガキじゃあるまいし
毛布でモミモミとかやめてよ!!



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・・・だってボク
モミモミ好きなんじゃもん



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いやいや

悪いのは
ここに毛布を置いた私じゃし

ごめんごめんベッピンさん
ジロウを怒らんといて



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ジロウも
もうやめなさい!

ふ~ッ
一件落着・・・




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死んだように寝ている
おとな猫に

子猫が寄りかかっています。



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実は
おとな猫は起きていて

子猫に好きにさせてるもようです。

子猫はおとな猫に
寄りかかって

自分のシッポを
チュウチュしています。



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必死に
チュウチュウしています。



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チュウチュウのあと

シッポは
こんな感じにできあがります。

いろんなところを
チュウチュウする子がいますが

その中でも

シッポチュウチュウは
異色で個性的

猫ってホントにおもしろい
見てて飽きんね♪


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『おはよう
おふたりさん♪』

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鹿

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



基本

野生種はみな
水に強いですけど

鹿も
かなり水に強いです。

水に強いUPAは
水たまりを見たら大喜びで入って行き

蹄を洗うしぐさもします。




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わざわざ
水たまりを探して

水たまりの中で飛び跳ねます。

山羊の飛び跳ね方も
激しいですが

鹿の飛び跳ね方も
かなり激しいです。

そ~言われたら

牛もあの巨体で
楽しそうに飛び跳ねますからね

草食動物は
飛び跳ねるのかも知れません。

じゃあ
キリンは?ゾウは?

それは
飼ったことがないからわからんです。







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私が

シャッターを押すタイミングが
遅いので

水を飲んでいる感じがしますが

一瞬で飛び跳ねては着地する
・・・を

繰り返しているのです。




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ホント
私が遅すぎて

どの写真も
ゆったり水を飲んでるようですが(笑)

足の裏をこすりつけ
水しぶきを上げて跳んでから

着したことろです。





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『あらUPAちゃん
帰って来たの?』

自分から
バスに帰ってくる鹿ってねぇ(笑)


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



今日で
栃木拠点ともお別れです。

次回はGW明け

5月6日の
熊本地震復興応援イベント

ハルミケ公演の後
北上してくるつもりです。