最近またメールでの質問が増え
1通1通返せないので

多い質問から答えていきます。

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「動物保護施設を運営していきたいが
どうやったらうまくいきますか?」

うまく・・・って聞かれても
施設を持つ目的はいろいろあって

譲渡を目的とした保護施設なのか
終生飼養を目的とした保護施設なのか

これだけでも違いますしね

たとえばうちのように
終生飼養を柱として

《行き場のない子を積極的に保護すること》
・・・が目的なら

【とりあえず】空き部屋があれば
・・・という考えで始めると大失敗します。

ついこの前も書いたように

私が最初に
賃貸の自宅を改修して作った施設も

50坪という広さで
平屋で50坪で個室無しですからね

廊下にしてもリビングにしても

それこそ洗面所にしても
じゅうぶんな広さがあったのですが

保護施設で重要なことは

広さではなく
素材だったり安全性だったりなので

一般住宅のように

コンセントが下の位置にあるのはNGだし
拭き取れない壁や床もNG

それで今現在のように

設計段階から
配線も考え素材も吟味して

より多くの犬猫を飼養することを目的とした
施設を作ったわけです。

・・・と
こ~言ってしまうと

お金が必要なんですね
・・・ってことになりますが

『もちろん
お金はかなり必要です』

・・・が
お金だけでもないのですよね・・・


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これまた私がよく言われるのが

「もっと活動資金を増やすために
ふるさと納税を取り入れたらどうですか」

この意見なんですがね
もしね・・・もし

うちが広島市に頼んで「ふるさと納税」が
もらえるようにしたとして

何億円も集まったとして

私はその何億円ものお金を
【有意義に】よ~使い切らんです・・・

会社でも何でもそ~ですけど
組織というものは

【こころざしの高い人】がどれだけいるか
これに尽きると私は思うのです。

うちがうまくいっているのは
犬猫専用に作られている施設内で

こころざしの高い人間が
働いてくれているからです。

動物愛護に携わる人は
もちろん優しくないとダメですが

うちのように傷病を負った子が
日常的に集まる場所では

優しいだけではNG!NG!
NO・GOOD!

「誰のためにやっているのか」
「何を優先すべきなのか」

この判断が
《冷静に》できない人では無理です。

治る病気なのか治らない病気なのか
寂しいのか独りでいたいのか

暑いのか寒いのか・・・
etc・・・etc

あげたらキリがないですが

犬と猫では違うし
同じ犬でも大型犬と小型犬では違うし

同じ大型犬でも
あの子とこの子では違うし

そ~ゆ~
1匹1匹に《心づかい》ができる人でないと

施設内でのお世話は任せられない!
・・・のです。

プラス
人間だから失敗をするでしょ当然

そのときに
その失敗をどう次につなげるか・・・

失敗して叱られても腐らず
失敗を次につなぐには【こころざし】が必要です。

うちの者たちには

《行き場のない子を積極的に保護する》
・・・という確固たる【こころざし】があるので

失敗して叱られても前を向いて
ブレません。

・・・かといって
うちには

私みたいに
気の強い人間は1人もおらず

むしろ
《おとなしいタイプ》の人間ばかりですが

腐りませんよ驚くほど(笑)
おとなしいけど前進していくタイプばかりです。

自分の生活を丸ごと捨てて
朝から晩まで犬猫のことだけを考え

なおかつ
前進していくタイプの人間を探すことは

砂浜で
コンタクトレンズを探すようなもの

働いてくれる人が居なければ

どんなに立派な施設を建てても
運営は成り立たたんのです。


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TNRだってそうです。

私には私なりの
【TNRのポリシー】ってのがあって

お手頃な医療品ではなく
少々高くても《猫に優しい医療品を使う》・・・とか

《人間性が良く》《的確な手術》ができる
獣医さんとしか組まない・・・とか

ど~しても
曲げられないことがあるのです。

私は

避妊手術さえすれば済む
・・・とは考えていないので

ちょっとでも自分の中で

《猫のためにならないな》と思う不妊手術は
やりたくないのです。

《仕方がない》と妥協したくないのです。

猫に
麻酔をかけてお腹を切る以上

卵巣・子宮どちらも取るべきだと思うし

不妊手術と同時に
できる限りの医療をかけたいと思うし

ノミ・マダニの駆除薬だってそう

今まで使っていたものが
ノミに効かないとわかるとすぐに使用をやめ

少々お高くなりますが
きっぱりブラベクトに変えたし

そんな《手術にうるさい私が》
まさか

手術の最中にそこの場にいないで
手術代だけ渡して

『最寄りの病院で手術して』
・・・ってのは無責任すぎてそれはできんです。

結局は
私という人間が

何億ものお金を
【有意義に】使えるウツワじゃない!

・・・ってことなのかな

・・・ということで私はこれからも

自分の身の丈に合った活動を
積極的に行っていきますから

動物保護施設を作りたい人は
私の失敗や意見を頭の片隅に加えて

自分の目標に向かって
ブレないで進まれたらどうかなって思います。


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犬猫みなしご救援隊の施設では

ペットシーツより
BOXティシュの方を第一選択として

優先的に使っていますが

ペットシーツを
まったく使わないわけではなく

ちゃんと
適材適所で使っています。




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これは広島本部・本館3Fのみ
・・・の

1日分のペットシーツです。

ペットシーツの袋が破かれて
何枚かがまとまっているのがわかりますか?

この《かたまり》は主に
小型犬エリアのトイレ用に使っていて

何枚も敷くので
ペットシーツを広げる時間がかかり

犬たちが待てないので

こうして1回分ずつ
《かたまり》を作っているのです。

これは

うちの者やその家族の人たちが
内職みたいに家で作って来てくれていて

退社時に袋のまま持って帰って

出勤時に
《かたまり》にして持って来てくれています。

これならチャッチャと広げられるからね♪

そして

デオシートのスーパーワイドは
オシッコの量がハンパないUPA用です。


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そもそも

ペットシーツよりBOXティシュの方が
犬猫の体が汚れないことに気づいたのは

ニホンザルのあきらのお蔭で・・・

それまでは私は頭が固いから
犬猫=ペットシーツと思い込んでいて

自分は生活の中で
BOXティッシュをよく使うのに

犬猫にBOXティッシュを使うという発想は
1mmもありませんでした。

あきらが遊びで
ペットシーツをグチャグチャにしたとき

あきらの手足にポリマーがいっぱいついて
口に入れたら危険だ!・・・となって

じゃあほかに何を使う?

とりあえず
口に入れても大丈夫なティシュにする?

それから
あきらのケージで使ったら

水分(オシッコ)は吸い取るし
ウン〇はふんわり隠れるし

ええじゃん!?
ええじゃん!?

これって猫にも使えるよね!

最初は
みなしごバス猫サロンで使ってみて

ええじゃん♪
ええじゃん♪

その次に広島本部3F子猫ケージで
使ってみて

ええじゃん♪
ええじゃん♪

・・・で今では

広島本部も栃木拠点も
ケージは全部BOXティッシュ



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その功労者のあきら君
運動エリアの壁紙を剥がしてます(笑)


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あきらは

朝ごはんと夜ごはんは
ケージ内で食べていますが

お昼ごはんだけは
この運動エリアで食べています。

※※これは単に
ケージに戻すのが面倒なだけです。

季節の果物や野菜が主食ですが

最低でも1日に1回は
好物のおにぎりを食べさせます。

あきらは
塩味は嫌いではないのですが

※自然界には塩に代わるものがある

おにぎりに塩は
「ナンセンス」みたいでなぜかイヤがるので

炊きたてのごはんに
何もつけないで

そのままおにぎりにしています。



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炊きたてだから熱いんです。

持てないぐらい熱い
そんな顔をしているでしょ(笑)

熱いと口の中でホウホウして
自分でコントロールするんですよね

猿ってホント賢いです。



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1滴の水にも天地の恵みが
こもっております。

ひと粒のお米にも
多くの方の労苦が加わっております。

食の由来をたずね
味の濃淡を問わず
品の多少をいとわず

最後まで感謝していただきましょう
いただきます♪

これは

まかない飯を食べるときに唱える
うちの食前句です。




1



遊んで食べて寝る

そして
あきらの下にはBOXティッシュ



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ちなみに
この寝方は《山での寝方》

基本うちでは危険がないから
大の字で床に転がって寝ています。

あきらが大の字で寝るまでに
何ヶ月もかかりました。

山の猿はこ~して座ったまま
いつでも逃げられる体勢で寝ているのかと思うと

不憫でなりません。




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FIPコロナウイルスで
神経症状が出ている子のケージには

毛布の上に厚めのデオシートを乗せ
その上にBOXティッシュ



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うちには
日本全国津々浦々から

いろんな子がいろんな理由で
やって来ます。


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どんな理由で
どこから来ようと

うちに来たら家族です。
どの子も間違いなく必要な家族です。

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カラスのりょうちゃん



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りょうちゃんは子どものときに
事故に遭い

2本しかない足の
2本ともがダメになりました。

まっすぐ伸びてつっかえ棒になる足は
断脚して

曲がったままの足はそのまま残しましたが

実質
足がない状態です。



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胴体だけだとバランスが悪いから
自分でつつきながら食べられるのは

ターゲットの大きな果物だけなので
《柿・みかん・りんご・バナナ)

1日に5~6回

抱っこして
安定させてフードを食べさせています。



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鳥は
飛ばなきゃならないから

ちょっとずつしか食べられない生き物ですが

カラスは
1回で結構食べてくれます。




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りょうちゃんのように
自分では水も飲めないカラスの場合は

こ~して

食べ物と同時に水分を補給できるよう
ふやかしたフードを与えます。

うちではカラスは全員
ロイカナ猫ドライのセンシブルです。


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上のクチバシが
もっと伸びていたのですが

ここまで折れました。
これでも長いですよね・・・

きっと自然界だと
木の幹とかでこすったりして

不便のない長さになるのでしょうが
私も切るのは怖くてね・・・

神経があったらイヤだな・・・とか
割れたらイヤだな・・・とか



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まん丸い目がかわいいカラス

歌もよく歌い言葉もよくしゃべり
意思の疎通も可能です。

路上で事故に遭い
困っているカラスがいたら

どうか助けてあげてください。

野鳥は保護してはダメだなんて
命を見殺すことを薦める法律っておかしい

・・・と私は思います。



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蛋白喪失性腸炎のてっちゃん



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蛋白喪失性腸炎の
てっちゃんを見ていると

下痢の日もあるけど
下痢ではない日もあったりして

日和見です。


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今日も

ドライ2杯ふやかし1杯を
完食したほど食欲は旺盛です。

うちでは蛋白喪失性腸炎の子には

体に優しいモノを与えますが
量は加減しません。

重い病気の子は特に

明日死んでも後悔しないように
今日満足させたいので


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次のステップへ・・・


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事故に遭い下半身不随でうちに来ても
その後立てるようになって

普通の生活を送っている子は
たくさんいます。


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~~~来たときのシャチ~~~


9月1日に横浜から
栃木拠点に来たシャチもそうで

圧迫排尿&排便しなきゃならないのに
人馴れしておらず怒ってばかりだったので

広島に連れて帰ったのですが

毎日圧迫排尿&排便していたら
なんだか馴れてきて(笑)




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そのタイミングで
親切なお友だちができて

毎日《むさいオジサン2匹》で
仲良くしていて




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今では
他の猫とも折り合えるようになったので

1日のうち数時間は
自由体験をしていました。



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シャチと親切なヒノキの2匹は
みんなで話し合った結果

筋肉量を
負傷前ぐらいまであげていくために

ケージ生活を一切やめて
自由生活に切り替えることにしました。



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事故に遭い
神経麻痺になったシャチは

生涯
圧迫排尿&排便のままですし

まだ
ちゃんと歩かれるか不安な状態ですが

なにより
落ち着いているのでこのままで

圧迫排尿&排便を続ければ
O・K♪




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事故に遭い
骨盤と足の骨が骨折したヒノキは

よろめきながらもなんとか歩けます。



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事故の後遺症が残って
歩くとこ~だし



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座ると
右足がちょっと飛び出たりするけど

これぐらい
うちで生活するには無問題でしょう♪



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なによりヒノキは
自分でトイレにも入れるし

排尿&排便がまったく普通にできるから

事故前の筋肉量に戻すなら
1日でも早く自由にした方がええでしょう♪

こうして負傷猫たちは

少しずつ少しずつ自分のペースで
生活していけるようになっていきます。

路上で事故に遭い
困っている猫がいたら

見殺したりしないで
どうか助けてあげてください。