2006年03月25日

「御徒町の片隅で大串もつ焼き」やきとん壱弐参@仲御徒町

壱弐参御徒町の昭和通り側に乱立する紫色の多慶屋ビルヂングの喧騒をすり抜けると、すっと視界が開け静かな公園に出た。すでにしたたか酔ってはいたのだが公園の冷気で妙に元気を取り戻し、同じく酔っている友人と飲みなおす算段を立て、傍らのやきとんの赤提灯に足を向ける。

「大串もつ焼」と書かれた戸を引いた店内は、背広姿のおとうさん方で7割方埋まっていた。カウンター代わりの大きなテーブルと4人がけのテーブルが2卓、それにちょっとした小上りがある。そんなに広くはないのだが、せせこましい印象はない。
仕事帰りに同僚と一杯という感じの2〜3人連れが多く見受けられるが、ひとり客の方も店の片隅の古いテレビから流れるニュースを肴に、ゆったり飲んでいる。

レモン入りホッピーキビキビしたお姉さんに小上りに通され、昼光色の蛍光灯に照らされた壁のお品書きを眺めつつ、飲み物とつまみをちょこちょこと注文。
まずはホッピー(350円)で乾杯。氷入りで20度焼酎といささか物足りなくもあるが、なぜか入っているレモンがエセコロナビールみたいで面白い。ためしに絞ったら、意外にいけた。
中生が390円とお手頃なので、友人は喜び勇んでごくごく飲んでいる。

シロ(たれ)タン一皿3本ずつで供されるもつ焼き(360円)。シロはタレ、タンは塩で頂いたのだが、大串といっていいほどに身が大ぶりに切られている。いささかもつ焼きとしてはお高い値段設定も納得。
シロは脂をけっこう残してあり食べ応え十分。焼き加減もバッチリで歯ごたえもよい。タレが濃い目なのでお酒がかなり進む。上野界隈じゃ、かなり好みの部類だ。 
タンも上々の焼き加減。厚めに切られているおかげで、ゴリッゴリッと粗野な歯応え。噛めば噛むほど出てくる旨みがうれしい。

豚シソ巻き揚げ何杯かおかわりした後に頼んだ、チーズチキン大葉揚げ(400円)。酔ってブレブレの写真じゃよく分からないかもしれませんが、しっかり手作り、揚げたてアツアツ。さっぱり鶏肉にとろーり濃厚チーズ、アクセントの大葉がよい感じ。レモンをひと絞りするだけで美味しく頂ける。ココの料理人の方、デキると見た。

小上りで飲んだせいか、かなりまったりしてしまった。アメ横界隈の賑々しさから開放されて、のんびり飲むのによさげな穴場かも。また寄らせてもらいます。

やきとん壱弐参
東京都台東区台東4-6-5
03-3833-1234

ドリンクの種類が多く、しそサワーのバイスなんかもある。割もの系はやや薄めなので、ガツンといきたい方は、焼酎と氷をピッチャーで提供してくれるSSセット(980円)を利用するとよいかも。banner
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