2019年06月05日
サラリーマンこそ分散投資ではなくフォーカス投資がオススメ!

フォーカス投資で株式の運用効率を高めていこう!
現在、ウォール街をはじめとした、世界中の証券会社では“分散投資”というのが主流になっています。
その理由の一つはみなさんも名前を聞けば“リスク”を分散する投資スタイルだというのは想像つくでしょう。
近年の日本の投資家でも、この分散投資を行う投資家は自分の資産を守るために非常に多いです。
しかし、証券会社ではもう一つの大きな目的のために分散投資を行なっています。それは、「利益率を“トータル”でプラスに持っていくため」です。
具体的に説明します。仮に100社の株をA社が保有しているとします。その場合10社の株価がマイナスになったとしても、残りの90社でそのマイナスを補填し“トータル”で利益をプラスに持っていこうという魂胆です。
しかし、これは個人投資家にはかなり向いていない戦略です。
理由は簡単で「管理しなくてはならない株が“多すぎる”」ということです。
仕事から帰ってきた後に、何十社も会社の動きを毎日確認しなくてはいけないとなると、結構大変です。
フォーカス投資とは分散投資の逆なので、少数精鋭の少ない銘柄に絞って株を保有するスタイルです。
そうすれば、株をチェックする負担は大幅に減ります。
しかし、フォーカス投資の場合「分散投資よりリスクが大きいのでは?」と思う方もいます。
がこれは明らかに間違った解釈です。
これから二つの理由を述べていきます。
1 保有銘柄が多いからリスクが減るは間違い。
ここで質問です。「株式を始めよう!」とおもった時にどんな会社の株を保有しますか?
闇雲に現在上場している株を意味もなく保有しますか?
その行為は明らかに間違いです。
株式を保有する際の基準が一つあります。それは「自分が“理解できる”事業を行う会社」に投資するということです。
何故か、株式を保有すると言うことは基本バイ&ホールドの長期運用を行います。末長く何年も保有する会社が「イマイチなにやっているかわからん」となると、今後順調に企業が成長していくのかという検討が全くたちませんよね。闇雲に「上場しているから」買う!という行為それは、投資ではなくギャンブルです。
なおかつ、「何やっているかよくわからん」でも、「リスク回避のため分散投資で何社も株を保有しよう!」というのは危険な行為だとは思いませんか?
なにもリスク回避できていませんよね。何やっているかわからない、その企業のことをよく知らないなのに「有名だから」「上場しているから」という理由で保有する行為はあまりにも安易です。
それなら、自分で事業内容をよく理解している少数精鋭に投資する方がよっぽどリスクは低いと思いますよね。
2 何社も株式を保有する以外にも資産を守る方法はある。
簡単な例をだすと、“金”を保有したり、“国債”を保有したりといった具合です。株式と違い、金や国債には絶対的な信用があります。
金には「有事の金買い」という言葉があります。金はその希少性と現物であることから、基本的に安全資産として扱われます。これは、昔からですが、経済が鈍化したら投資家はアホみたいに金を買って自分たちの資産を守ってきました。それは今も昔も変わりません。
国債にしても、相手は国です。信用が企業とは段違いです。これもよく資産を守るために国債は利用されてきました。
以上の理由から、「分散投資の方がリスクは少ない」という認識は間違いだということがわかります。特に1の理由から。
最後にもう一つフォーカス投資を勧める最大の理由があります。
単純に資産の増える効率が段違いです。
簡単ですよね、仮に1000万保有したとして、100社に10万ずつ投資するより、10社に100万ずつ投資する方が利益率は高いです。
1社に100万も危険ではないのか?と思うかもしれませんが、先の1の理由です。
“自分で株式を管理する”という観点から考えたら何やっているかわからない10社に100万分投資するのと、自分がしっかり事業内容を理解したうえで1社に100万を投資するのでは、どっちが安全かと考えたら後者ですよね。
それに、それにそれでも不安であれば、1000万のうち3割を債券に回すなど資金効率はポートフォリオの組み方でだいぶ変わってきます。
保有数が多ければいいという話ではありません。
この考え方は偉大な投資家ウォーレンバフェットさんが実際に行なっている投資スタイルです。
時間がないけど資産運用をはじめたいと思っているサラリーマンの皆さんには分散投資ではなくフォーカス投資をオススメします!
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