本日の日経新聞朝刊に「中国春節、高額品が不振」という記事が掲載されていました。
「中国商務省によると、今年の春節(旧正月)休み中の全国小売売上高は5390億元(8兆850億円)と前年実績に比べ14.7%増えた。年率2桁で増えたが、伸び率は4年ぶりの低さ。景気減速で年末賞与が減ったほか、共産党が高級酒など高額商品の公費での購入を禁じたためだ。消費者の関心は格安旅行やセール品に向かっている。
春節商戦は中国の小売り・サービス業の最大のかき入れ時で、欧米のクリスマス商戦に相当する。今年は9日から15日までの7日間だった。
今年は高級品需要の伸び悩みが目立った。上海市内の商業施設に入居するルイ・ヴィトンやシャネルなど高級ブランド店では例年、混雑防止のため入場制限を行うが、今年は見られなかった。(後略)」
出所:日本経済新聞(朝刊)2013年2月18日