2013年05月31日

理不尽

ヒツジが小川で水を飲んでいると上(かみ)のほうからライオンがやってきてお前のせいで水が濁り飲めないじゃないかと難癖をつけました。ヒツジはそんなはずありませんわたしは川下で飲んでいるのですからと言いました。ライオンは理屈を言うな何を言おうと悪いのはお前だと言ってヒツジに襲い掛かり食べてしまいました。▼小学校の時に覚えた記憶の中のこのイソップ物語は、何か事があるとふとわたしの脳裏をかすめていく。要するに世の中には理不尽がまかり通っている、ご用心、という話だ。もう少し深読みすれば、ヒツジのようにただおとなしいだけでは能がない。何か知恵を働かさなければ危機を回避することはできないということかも知れない。▼日光には、見ざる、聞かざる、言わざるの三猿があるが、聞くところによると秩父のなんとかというお宮にも三猿の彫刻があるそうだ。ただしこちらは同じ三猿でも、よく見て、よく聞いて、よく話す、成人した三猿なのだとか。ちなみに日光のサルは幼児。▼わたしがこれまでの生涯で出会った人たちのほとんどは日光型かな。子供のころの友達も大人になってからの知り合いも、大人しい。それで心が通じ合えるのであれば言うことはないけれども、実のところ何を考えているのかどう思っているのかいつまで経ってもわからない。▼いったい何を言おうとしているのか。そうそう、理不尽ということだ。理不尽という名の暴走車が白昼堂々と走りまくっている。地球規模の異常気象が語られて久しいが、いまや喫緊の大問題は政治的社会的異様気象だ。問うべきはこの国はどうなるかではなく、この自分はどうするか、だ。クリスマスに、天は我々に何を告げるだろうか。我々は何を聴き、何を見、何を語るのだろうか。 (2012/11/22)


11月の聖書会は30(金)10:30am. ヨハネ 7:1-24


聖書友の会(多摩ニュータウンみどりの教会)通信65


朝山正治 多摩市豊ヶ丘6-3-2-308 Tel.042-373-2710



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