ロムニーハウス勉強会® 117回 歯科医師国家試験対策!特に必修・一般対策

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第30回は9月24日(日曜日) 

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第5(最終)回は9月3日(日曜日)に公開されます。

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【本文は、ロムニー配信 4月1日からの抜粋です】

〇悲観的に準備をする

 

誤解を恐れずに言えば、この戦いで大切なのは、「健全な危機感」や「悲観的に考えて準備をすること」です。

 

悲観的に考える? ナンセンスだ!

 

そう思われる方もいるかもしれませんが、勝負の計画を立てる段階で「きっと大丈夫」と考えることは、ともすれば、大きな過ちになりかねません。

 

実行段階では、心配などせずに、どんどん計画を実行していくべきですが、「これから始める」という覚悟を決める段階においては、決して楽観的な展望を持つべきではありません。

 

なぜか?

 

展望を楽観的に見てしまう人は、「想定外」という概念を持たないためです。

 

3か月後にこうありたい。そうであるならば、その10日前である80日後には、ここまで把握しておこう。きっとできるだろう」

 

そう考えてしまいます。一方で、悲観性を発揮できる人はこう考えます。

 

3か月後にこうありたい。そうであるならば、30日後には、ここまで、60日後までにここまで、やる必要がある。だが、思わぬトラブルもあるだろう。60日後までではなく、50日後までに把握しよう」

 

常に保険日を用意しておき、早め早めに締め切りを設けましょう。

 

 

 

 


あらゆることにおいて、「一寸先は闇」であり、何が起こるかわかりません。そうであるからこそ、最悪の事態が起きたときのことも踏まえ、今を行動するべきなのです。プランAはだめかもしれない。その場合のプランBを用意しておくのです。

 

「いやいや、大丈夫、大丈夫、必ずうまくいく。保険日など要らない」

 

このような考え方は、計画を立てる前段階。すなわち、「絶対に合格してみせる!必ず受かる!」という、決意表明の時には大事な気持ちといえるでしょう。むしろこのくらいの強気があってしかるべきです。

 

しかし、計画段階に入った時には、この手の楽観論は危険です。

 

きっとうまくいく戦いであれば、努力をされてきた人は誰もが受かるはずです。しかしながら現実は違います。国試合格率は依然として6割前半です。厳しい進級を乗り越え、卒試も終えた人が受ける試験の合格率が6割なのです。つまり、あなたとあなたの隣の席の人は受かりますが、前の人は受かりません。3人で一緒に勉強をしていた場合、受かるのは2人です。

 

厳しい現実の世界で、着実に成果をあげていくためには、「健全な危機感」を持つ必要があります。危機感とはネガティブシンキングではありません。むしろ、最高(合格)を掴みたいからこそ、最悪の事態に備え、展望を厳しい目で直視し、できる限り、今日できることは今日やろう、と考える姿勢です。

 

『悲観的に準備・計画し、実行段階では楽観性をもち、最後には最高を掴む』

― ゴールドマンサックス社長 山崎養世氏

 

 

〇侵害されないように、各自が注意

 

この戦いでは、様々な犠牲がつきものです。ここでいう犠牲とは「したいことを我慢する」「誘いを断る」「時間を無駄にする行動は避ける」「長い電話はできない」・・・いわば、「国試対策を妨げる事柄全般」です。

 

例として「誘いを断る」ですが、電話にでると、気づけば1時間経過していた、、、ということが往々にしてあるものです。1時間あれば国試対策で「こんなことができた」「あんなことができた」ということはよくある話でしょう。「塵も積もれば山となる」で、このような「活かせたはずの時間を無意味にすること」が、結果に大きな影響を与えていきます。

 

ではどうするべきか?

 

オール・オア・ナッシング で「一切合切をしない」ということではなく、事前に「今日は15分だけしか電話をできない」という話を相手に伝えておくことや、「今年は飲み会にはいけない。6月に1回だけね」と伝えればいいのです。何もかも禁止にするのはやりすぎです。何事も極端に「絶対にしない」と決めてしまうと、かえってそれがストレスになるリスクも高いからです。 そして、もっと遥かに大きな問題が、「自制心との戦い」です。

 

今日1日を振り返ってみて下さい。 この配信を読むまでの時間です。

 

朝起きた時の時間、そこから今に至るまでの時間。この数時間であなたが「進歩したこと」は何か? あるいは、具体的に何を学んだか? このように振り返る時間を持つことをお勧めします。きっと「思い出せない」という時間があるはずです。それはきっと、「国試対策ではない行為をしていた時間」です。この振り返りによる反省行為なくして、決して改善は見込めません。

 

〇朝起きたら、今日何をするか書き出す。

 

朝起きた時、テーブルに白い紙を1枚置いておきましょう。そこに「思いついたこと」はもちろんのこと、『今日のToDoリスト』として、すべきことを書き出してみて下さい。その結果、その日の夜、あなたは驚くべき事実を理解するでしょう。 書いたことの多くを実際に行動に移せた と。そしてそれはこの上なく快感であると。

 

その時に思えます。

 

「今日も頑張った」と。

 

前回の配信でもお伝えしたように、なによりもの証拠は、この実感です。

人間は本質的に自分自身に対して正直に反応します。

 

もしも1日を真剣に行動できた場合には、寝る前に「爽やかな気持ち」でベッドに入れるものです。この「爽やかな気持ち」と生むものこそが、「朝に書き出したメモ」と「それを実行した」(実行出来たらマルで囲みましょう)という事実です。

 

くどいようですが、この戦い、勝負は最初の3か月です。

 

あなたは「毎日の行動原則・行動目標」を自ら定め、3か月後にどうありたいか」「3か月後に、どのようなことを把握しておきたいか」を、具体的な「数」を入れて、紙に書き出す必要があります。それを毎日見える場所に貼っておくのです。こうすることで、人間の意志の力とは関係なく、毎日その行動目標を目にすることができます。

 

そして3か月後にここまで把握する」には、2か月後にはここまで把握しなければならない」、「1か月後にはここまで」。そして、1週間後にはここまで」。ならば、「今日はここまでを学ぶ必要がある」と分かってきます。これが計画を立てる時に重要な「逆算思考」です。今を基準に考えてしまうと、どうしても「ノロノロ」とした計画を立てがちです。そうではなく、最初にゴールを定めるのです。そうすれば、逆算して、今何をすべきか、何が足りないのか、が明確になります。

 

〇すべきことと、したいことがある場合、言うまでもなく前者を優先する

今日からの3か月間、1日もこの原則を破ってはいけません。先ほど「オールオアナッシング」はむしろ危険だと話しましたが、この原則だけは、絶対的に大切です。原則とは無論、「すべきことと、したいことがあったら、すべきことを優先する」と言う事です。

 

〇とはいえ、休息も必要。休息が次の1週間を真剣勝負するためのエンジン補給になる

車がエンジンを必要とするように、人間にもエンジン補給が必要です。食事は空腹を解消しますが、「好きな事」をすることで、フラストレーションが解消されます。週に1回、自分の好きなことをする時間を持つことを併せて推奨します。これは決して遊ぶことが目的ではなく、翌日から改めて猛烈に学習できるためのエネルギーを補給する事が目的です。そう考えれば、その行為に罪悪感やうしろめたさをもつ事は一切ありません。むしろ全力で遊んでいいのです。

ロムニーハウスのTwitterより。

116回歯科医師国家試験を見てみると、いかに過去問をベースとした問題が多いかに気づきます。これは毎年恒例で述べていますが、過去問は確かに十分ではない。しかし、過去問は必ず学ぶ必要があります。

この「過去問の学び方」について、当会では配信を通じていろいろとお伝えしていますが、ここで1つの例を示します。

例 非歯原性歯痛を生じることがあるのはどれか。1つ選べ。

A 帯状疱疹

B 口腔乾燥症

C 根尖性歯周炎

D 正中菱形舌炎

E 象牙質知覚過敏症


この問題をいかに勉強するか?

正解はAとなります。「非歯原性歯痛」をしっかりと復習していれば解ける問題です。こういう問題を落とすと、合否が大きく分かれます。次の点はこれからも出題される可能性が高いので確実にしておきましょう。

 

なお、ここで一番大切なのは、「筋・筋膜性歯痛」です。

 

筋・筋膜痛による歯痛とは?

・非歯原性歯痛でもっとも多い。

・咀嚼筋が疲労し、筋肉の中にトリガーポイント(TP)と呼ばれるしこりのようなものが生じた結果、TPから関連痛が発生して「歯痛」と感じられるものを言う。

・関連痛の発現部位は多くは上下臼歯部。

・症状としては、『患歯の特定が困難』『自発性の鈍痛』『持続性の痛み』などです。

・検査

筋の圧痛検査

疼痛の発生源と思われるトリガーポイントを、5秒程度圧迫する。

・確定診断はTP注射です。

・治療法

繊維質、硬い食物の摂取を控える。

ガムの咀嚼を制限、日中の上下歯列の接触癖の改善などの指導。

マッサージの指導

トリガーポイント注射1%のリドカインなどを2~5ml程度注入。

薬物療法としては、「アセトアミノフェン」「非ステロイド系消炎鎮痛剤(NSAIDs)」を選択する。その他、中枢性筋弛緩薬,三環系抗うつ薬,ベンゾジアゼピンなどを選択する。

 

非歯原性歯痛

1 神経障害性歯痛

・三叉神経痛

・帯状疱疹(帯状疱疹後神経痛)

2 神経血管性歯痛

・片頭痛

3 筋・筋膜性歯痛

・トリガーポイント(咬筋、側頭筋)がある

・顎関節症(1)も含まれる

 

では、選択肢の中で重要なものを見ていきましょう。範囲が膨大なため、根尖性歯周炎と知覚過敏は省きます。

帯状疱疹

・原因はVZVの回帰発症

・三叉神経第13枝に好発するが、歯科領域においては第23枝が対象となる

(1枝は国家試験的には扱われないことが多い)

・神経痛様疼痛

・片側性に多数の小水疱がある(三叉神経支配領域に一致)

・原因療法:抗ウイルス薬

・対症療法:非ステロイド系抗菌薬

口腔乾燥症

・口腔乾燥を引き起こす薬を覚えよう

⇒アトロピン(抗コリン薬)

⇒ジフェンヒドラミン(抗ヒスタミン薬)

⇒イミプラミン(抗うつ薬)

⇒クロルプロマジン(抗精神病薬)

正中菱形舌炎

・口腔粘膜疾患の一種で、舌背中央部に好発する。

・舌背中央部にある分界溝前方に菱形の赤身を帯びた斑、または結節がみられる。

・男性に発症しやすく、自覚症状はほぼないが、二次的に炎症が生じると痛む。

・近年は萎縮性カンジダ症、紅斑性カンジダ症が原因だと指摘される。

・治療法は、炎症の自覚症状がある場合は含嗽薬などで消炎し、カンジダ菌が検出された場合は抗真菌薬を処方する。

 

ここで、疑問に感じたことはないでしょうか?

例として以下の5つをピックアップしたとします。

ここで強調ピックアッした5つの疑問は今後も絶対的に重要な知識となります。さっそく見ていきましょう。

 

疑問その1VZVの回帰発症

疑問その2:小水疱

疑問その3:抗ウイルス薬

疑問その4:非ステロイド系抗炎症薬

疑問その5:萎縮性カンジダ症

 

疑問その1:VZVの回帰発症

VZVは水痘・帯状疱疹を引き起こすウイルスですが、初感染と回帰発症で異なります。

 

疾患名

症状

初感染

水痘(多くは顕性感染)

★一方HSV初感染の多くは、顕性感染!

・発熱

・全身の発疹

・口腔内に小水疱

回帰発症

帯状疱疹

・片側性の三叉神経支配領域に一致する小水疱

・水疱は破れるとびらんとなる

・神経痛様疼痛

 

★通常、帯状疱疹の治療は「抗ウイルス薬」「非ステロイド系抗炎症薬」「輸液」などですが、痛み(神経痛様疼痛)がひどい時は「三叉神経ブロック」「星状神経節ブロック」を用いる。

 

疑問その2:小水疱

写真問題が出た際に、小水疱が大水疱かで原因が異なります。

水疱が小さい時

原因はウイルス性

水疱が大きい時

原因は自己免疫疾患(天疱瘡、類天疱瘡)

★国家試験に出てくる天疱瘡は、破れた後の「びらん」であることが多い。

 

疑問その3:抗ウイルス薬

国家試験にて「HSV」や「VZV」などのウイルス性疾患が出てきた場合、その対応の多くは

 「アシクロビル」! あるいは ビダラビン!

ただし、サイトメガロウイルス(CMV)による時は

 「ガンシクロビル」!

この点を覚えておけば大きなミスはしません。

 

疑問その4:非ステロイド系抗炎症薬

非ステロイド系抗炎症薬は「酸性」「塩基性」と大別され、特に重要なのは酸性NSAIDsです。

酸性非ステロイド系抗炎症薬

作用

解熱、鎮痛、抗炎症、血小板凝集抑制

副作用

喘息(アスピリン)、胃腸障害、アレルギー(ピリン系)Reye症候群(小児にアスピリン)

代表例

メフェナム酸、インドメタシン、ジクロフェナクナトリウム、ロキソプロフェンナトリウム

 

 疑問その5:萎縮性カンジダ症

別名「紅斑性カンジダ症」とも呼ばれ、「発赤」が特徴。       

・舌乳頭の喪失による発赤が特徴であり、疼痛や灼熱感(ひりひり)、苦味を伴う。

・口腔粘膜は毛細血管を反映して赤いので見逃されやすい。

・舌痛症と診断されて向精神薬が処方されることがある。

・視診では、周囲粘膜より赤い症状を見逃してはならない。

・有痛性

・発赤

・好発は「舌背」「義歯床の下」

細胞診を実施する(舌痛症との鑑別)

正中菱形舌炎が関わっている 

・口角炎を伴う

 

 

★カンジダ症の原因は「口腔衛生状態の不良」もあるが、それ以外に次の2つの大きな原因がある。

・日和見感染(移植後など)

・菌交代現象(抗菌薬の長期投与)

 

★真菌の特徴

PAS染色で赤色に染まる

Grocott染色で黒色に染まる

 

ここまでやることで、過去問を有効学習したことになります。

そして、これで終わってはいけません。

必ず後日復習しましょう。

確認テスト

萎縮性カンジダ症について空欄を埋めてください。

 

・「」痛性

・発赤

・好発は「舌背」「義歯床の下

・「細胞診」を実施する(舌痛症との鑑別)

・「正中菱形舌炎」が関わっている 



その後、いよいよ関連問題を解きましょう。 


関連問題

神経障害性の非歯原性歯痛を生じるのはどれか。1つ選べ。109A11

a. 狭心症

b. 片頭痛

c. 舌痛症

d. 筋・筋膜痛

e. 三叉神経痛

解答:E

非歯原性歯痛の原因となるのはどれか。1つ選べ。111B49

a. 貧 血

b. 肝硬変

c. 白血病

d. 片頭痛

e. てんかん

解答:D

酸性非ステロイド性抗炎症薬が阻害するのはどれか。1つ選べ。108A18

a. リポキシゲナーゼ

b. ホスホリパーゼC

c. アデニル酸シクラーゼ

d. シクロオキシゲナーゼ

e. プロテインキナーゼA

解答:D

薬物と有害事象の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。108C34

a. 利尿薬ーーーーーー口腔乾燥

b. 降圧薬ーーーーーー顎骨壊死

c. 肝庇護剤ーーーーーー歯肉増殖

d. 抗うつ薬ーーーーーー唾液分泌過多

e. ビスホスホネート製剤ーーーーーー歯の変色

解答:A

 


117回向け【第9期】ロムニー配信の申し込みは、4月25日に終了しました。


今年の大学別の合格率は次の通りです。
クリックすることで、クリアに見えます。
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3月16日午後2時に、116回歯科医師国家試験の合格発表があり、今年は次のような結果となりました。

 

全体:63.5% 新卒:77.3%

出願者数は全体で「3669人」
この中で実際に受験された数は「3157人」
この内、合格者は
「2006人」
(新卒は2383人が出願。1919人が受験され、1483人が合格)
 

(これまでの推移)
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🌟発表を受け、同時に第9期生のロムニー配信の登録を本日より改めて、開始します。 
➜詳細はこちらから

🔵合格された方へ

おめでとうございます。

ここまでの戦い、誠にお疲れ様でした。

ここから新しい道が始まります。

そこでぜひお願いがあります。

今回、本当に僅かな点数の差で、不合格になられた方が多くおります。

ぜひ、あなたの貴重な経験を、第9期生(117回対策)の配信で活用させていただけないでしょうか
 

もしお時間の許すことがありましたら、次の点をご連絡いただけますと幸いです。

●宛先:dcromneyhouse@yahoo.co.jp

●件名:合格体験記

●本文 
・この1年、大まかにどんな1年でしたか?
・この1年、最も辛かった時期を教えて下さい。

・お勧めの勉強法、お勧めのコンテンツ、教材を教えてさい。

・最後の一言。117回受験生にお願いいたします。

 

🔵不合格だった方へ

国家試験は「受けるまで」よりも「受けた後(発表を待つまで)」がより辛いと言いますが、本当にそう思います(なぜこんなに遅いのか?)。

 

しかし私はいつも思うのです。

 

『最善を尽くしたという気持ち』があるならば、結果がどうであれ、『必ず次につながる』

 

そしてもう1つ大事な認識があると思います。

 

現場に出てからの失敗は許されません。その意味では、来年そうのような問題を起こさないためにも、もう一度勉強する年、と考えることもできます。知識はあればあるほど、研修医以降に役立ちます。

 

何より、当会にサポートいただいている外部講師の先生方も、その多くが「留年や浪人」を経験されています。先生たちが異口同音に言う事は、

 

『落ちた、という経験が、自分を明らかに強くした。あの時代が今の自分の礎を作った』

 

ここで、当会の外部講師の先生方からの「今回落ちた方へ」のメッセージ動画があります。

この言葉を聞いて「救われた」という方が毎年多くおります。ぜひご覧ください。

 


 

私たち、ロムニーハウス勉強会では、

 

歯科医師になりたい! 

歯科医師になって自分の才能を開花したい! 

 

そう思うあらゆる立場の人(現役生、多浪生、予備校生、バイトをしながら受験、ブランクのある方、留学生 等)を、『勉学面』『精神面』共にサポートをする『国試対策配信』を行っています。

 

今年で9年目となる当会ですが、本日は

 

「先生。合格しました!」

「絶対無理だと思ってたあの日、ここに入って本当によかった」

「諦めないでここまでやってきて、本当によかった!ありがとうございます」

 

有難いことに、本当に多くのメールが届いています。

 

そしてぜひ、今度はあなたに歯科医師になってもらいたい!

 

そのため、もしあなたが117回を受ける身の方で、

 

今度こそ歯科医師になりたい!

必ず今年、国試を突破したい!

 

そう決意をしたならば、今すぐに当会に登録をしてください。現役生も浪人生も予備校生も、社会人も全く関係ありません。当会を通じて、様々な背景の方が歯科医師になっています。

 

当会は登録も閲覧も無料です(4月25日までが締め切りとなります)。

(また、『退会ボタン』を押せば即座に退会できます)

 

私たちは、主体的に「是が非でも、絶対に合格してやる!」という強い決意をした人に協力をします。そして、落ちてしまった人であれば、その気持ちをパワーに変え『この感情をプラスに転じ、必ず勝ってみせる!』と思える人を応援します。

 

さあ、次はあなたの番です。

 

当会への登録方法

「氏名」

「出身大学」

「(資料などを送る場合の)住所」

「現在の状況(現役、浪人生、116回を受けた)」など

 

上記内容を「dcromneyhouse@yahoo.co.jp」までご送信ください。数日以内に登録完了メールが届きます。

 

2023年4月25日までにご連絡を頂いた方は、全員登録無料となります。


当会の9年目となる、今年のロムニー配信。
無料申し込みの締め切りは4月25日までとなります。
(25日以降も、有料登録は可能となります)
⋆ロムニー配信は週1回の歯科国試対策の配信です。
⋆詳細は以下のページをご覧ください。


117回対策の概要はこちらのページをご参照ください。



本ページより、ウェイクアップセミナー117を閲覧できます。
公開日:2023年3月14日~
(117回 国試当日 まで閲覧可能です) 
内容:116回で出題された50の問題をピックアップし、解説しています。
提供様式:資料〔申し込みされた方に発送〕、動画(2時間30分)
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以下よりログインし、ご視聴ください。


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以下は、ロムニー配信(昨年バージョン)からの抜粋です。
117回対策の第9期ロムニー配信(無料申し込み)は「こちら」から

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出題頻度が最も高い項目の1つが「アナフィラキシーショック」です。
ここではポイントをしっかり把握しましょう。
(本記事は、昨年のロムニー配信からの抜粋です)
117回対策の第9期ロムニー配信(無料申し込み)は「こちら」から
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配信の申し込みは「こちら」から。
(登録は無料ですが、歯科医師国家試験を受験される方限定となります。)

本記事は、ロムニー配信第1回からの抜粋です。
117回対策の第9期ロムニー配信(無料申し込み)は「こちら」から

2月11日より始まった第9期ロムニー配信(早期配信)ですが、早いもので次回は3回目となります。

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jどいjぢ

117回対策の第9期ロムニー配信(無料申し込み)は「こちら」から

以下は、第2回ロムニー配信より抜粋したものです。

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昨日(2月11日)、ロムニー配信第1回が行われました。
以下は、そこからの抜粋です。お役立てください。

 (主に111回~115回で合格された方の感想となります)


🔴
現役生のAさん

 

今の時点でこのサイトを見つけられている様な意識の高い人達なら、漠然とした危機感を抱き、もう何かしら毎日30分ぐらいは勉強を始めているのではないでしょうか?自分もそうだったのでそういう人に向けて書きます。

 

1 6年生の授業が始まるまでにしておく事

全科目を大雑把に一周だけでも良いので何かの参考書をザッと目を通しておいて下さい。6年生の授業は8割方今迄の授業の復習であり、新しい事は殆どないです。だから今迄やってきた授業プリントやらをザーッとで良いから見返す事が一番良いと思います。

 

時間がある人は、補綴系は用語の解説しか載って無いので医歯薬出版から出ているコンプリート(パーシャル)デンチャーテクニック、クラウンブリッジテクニックを流し読みして下さい。時間がない人は買っとくだけでいいです、この本は国家試験直前でも使えるので

 

2 時期ごとの勉強

47

この時期は学校が基礎系をやってくれたので、合わせて基礎系に比重を置きつつ全科目のニューテキストを時間があるとき流し読みしていました。しかし殆どの時間は授業プリントの復習を中心にやりました。なので7月末には大体基礎は完成していたと思います。

 

8月〜8月末

この時期になるとマッチングがあって余り勉強に時間を避けなかったです。ただ以前毎日の復習の1時間は確保してました、この時期に自分は〜テクニック系を読みました。

 

9

この時期から模試が本格化し始めて皆が模試の順位を気にし始めますが自分はそんなに気にすることないと思います。何故ならロムニーハウスの先生方も仰っているように歯科医師国家試験は超短期勝負ですからじぶんのペースを守って勉強出来ていれば良いかと実践をやる早さですが大体2時間で100ページぐらいでした。しかし実践をやる代償として、毎日の授業の復習の時間は20分ぐらいしか取れなくなってきました。なので当然、後期の復習は疎かになっていました。

 

10

後期テストが終わって順位が良かった自分が完全に油断したのがこの期間、実践の答え合ってるか間違ってるかだけ確認する◯×ゲームだけ一周やって休みの2週間を完全に遊んでしまいました。

 

おかげで以降の模試の順位はガタ落ち、ちなみにこの時落ちた順位は最後の模試でさえ挽回不可能でした。だから皆さんは勉強し続けて下さい。

 

11月〜1

模試の結果を見てさすがにヤバいと思ったのでこっから先は1日もフルで遊んだ日はありませんでした。

やった事は主に学校の授業プリントの復習、実践の二週目で解説が重要な所をチェック。

12月に入ると卒業試験の1回目があったので国試の勉強をやったのは実質50日前からでした。しかしこうなる事はラスト50ノート【注:ロムニーハウスで提供している国試用スケジュール帳】で予め分かっていたので、卒業試験の1回目でゆとりある点数を取って、2回目の卒業試験は学校の勉強をしない方針でいき、結果的には無事に卒業できました。12月ぐらいからは授業がなくなったので通学にかけていた時間が全て勉強にかけられる様になったので、勉強時間が110時間ぐらい取れました。

 

国試前は本当に一科目にかけられる時間がな少なくなるので、前々から出来るだけ早く広く勉強出来るようにした方が良いと思います。例を挙げると

 

矯正、修復、放射、高齢者の前期後期全ての授業プリント

           +

実践の放射線の3周目の間違った所や重要な所

 

1日でやる感じです。1月は教材の取捨選択の時期です。全てを網羅するのは時間的に無理なので何をやって何をやらないかを決める事が重要です。この決断は合否に影響します。自分は模試の復習をする時間がないと感じ最後の3回目だけ復習して後は全部見ませんでした。

 

実践の衛生もやりたかったのですが、時間がなく1周目の◯×以降苦渋の決断で全てやらない事にしました。その代わり衛生以外の実践、授業プリント、〜テクニック系は完璧にしていきました。そしてこの時期になると直前講習がありますがこれはもう各自後悔の無い選択をして下さい。そうでないと、落ちた時に誰々が受けた方が良いって言ったから受けたのに出なかったあいつのせいだとかみっともない恨みを抱く事になります。

 

自分は学校で申し込んだ麻布の講習を受けてデスの講習は出ませんでした。デスの講習のテキストは後で友達から借りましたが全部で6時間ザッと目を通しただけで終わりました。国家試験の時も同じように後悔の無い選択をして下さい。学校やロムニーハウスの先生方のアドバイスはあくまで指針であり、それに従うか従わないか決めるのは自分です。

 

良く学校の先生方は1回目に書いた答えはあまり変えるなと言いましたが、俺は自分でそれぞれのパートで答えは5回変えて良いと勝手に決めていました。結果的に自分は必修で答えを4問変えて4問とも正解していました。正にミラクルです。

 

 

3 使用したテキスト

・〜テクニック系医歯薬出版(補綴系のみ)

6年の授業プリント

・麻布の過去問題集(衛生以外)、衛生のみNEWテキスト

・麻布とデスの直前講習のテキスト

・ロムニー関連は必修必勝ノート、ウィナーズ、VIP会員に送られてくる講座

 

4 その他

毎月のVIP配信でのオリジナル問題を、自分は121月の最後の見直しとして活用させて頂きました。結構的中した問題が多く本当に助かりました!

 

また1月ごろに教材の取捨選択の決断ができずパニックになっていた時期がありました。

 

その時VIP会員という立場を利用して、ロムニーハウスの先生方に相談させて頂いた所、勉強の指針を明確に示して下さいました。そうしたフォローのおかげで1月中旬〜後半にブレることなく事なく勉強する事ができ国家試験もクリアすることが出来ました。

第9期ロムニー配信(無料)への申し込みは次のURLより。

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◉必修で落ちる人の多くは「知識不足」
◉臨床問題で落ちる人の多くは「理解不足」
(突き詰めれば知識不足も関係します)


必修で落ちる人のパターンは2つあり、

1つ目:トータルで点数が足りない(当然必修も不足)
2つ目:必修のみで点数が足りない

どちらが今後も危険かと言えば、おそらく後者でしょう。

前者は圧倒的に知識不足のため、ある意味で、やれば受かります。

一方で後者の場合(特にその理由が2浪目以降の場合)、

事の次元が明らかに変わります。

1度ならまだしも、2回連続で必修のみで落ちる人は、その対策が根本的に間違えているからです。

なぜなら、全領域でしっかりと点を取る力のある人が、

必修で点数をとれないわけがないからです。


ではなぜ、臨床で点数が取れる人が、必修の知識だけ抜けてしまうのか?

それは繰り返しになりますが、対策の仕方が間違えているのです。

そのやり方を繰り返しても、月日が過ぎるだけで決して受かることはないでしょう(厳しい言い方で申し訳なく思います。しかし、それを言わずに「大丈夫」などと無責任な言葉をなげかけることはできません)。

必修だけで落ちる人(特に2回連続の方)は、

必修特有の知識の学習が明らかに不足しています。
(他の領域もできていない場合は、シンプルに勉強不足)

臨床的な知識ではなく、必修の知識です。


常日頃から配信で述べてきたように、歯科国試対策はボーダーレス(境界なし)に学習することで効果的な成果を短期間で挙げることができます。修復ならば理工と、麻酔ならば薬理と、外科ならば麻酔、解剖と、エンド、歯周ならば小児、など。

一度その流れに乗ることができれば、科目同士を併行して学習することができ、結果的に1カ月という短期間でも驚くほどの成果を上げることができます。そしてなにより、バランス重視の歯科国試では、部分床が苦手でも、全部床や外科で補うことができれば全く問題ありません。

一方、
必修だけは別です。この領域では「苦手」というものを一切持ち込んではいけないのです。つまり、「あっ、これは分からないな」という問題が80問中で「16問」(8割がボーダーのため)までしかあってはなりません。仮にそれ以上の「分からない」があった場合、他の領域とは異なり、決してそれを補うことができず、その時点で「不合格」が決定してしまうのです。

A,B,C領域は2日目の午後まで希望を持って挑むことができますが、必修だけは他の領域でどんなに挽回しても、何も考慮されません。その点、最も残酷な領域だと考えます。

❏既に4月の段階で差はついています。

例えば、1日目の時点で

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怒りには、2つの種類があります。


1つは「自分を活かすために使う怒り」=健全な怒り
もう1つは「自分と相手の関係を壊すために使う怒り」=不健全な怒り

前者は徹底して活用すべきですし、
後者は徹底して排除すべきものです。

後者の対策については、こちらが大変参考になりますので、ご参照ください。
 
(健全な怒りは自分を高めますが、不健全な怒りは、相手との信頼を壊します)

そして、前者について

すなわち「健全な怒り」は歯科国試合格に不可欠です。


常々、受験生の声を聴くたびに、その人たちに浴びせる無慈悲な声に驚きます。

ここ最近、メールのみならず、Twitterのダイレクトメッセージでも、相談の声が増えておりまずが、ひどい発言を浴びせられている人が多いことに、驚きを禁じ得ません。

「家族の恥」
「馬鹿もの」
「お前は本当にバカ」

などなど、努力をした結果、上手くいかなかった人に対して浴びせる言葉としては、全くナンセンスです。

現状、歯科医師国家試験は異常事態(これが正常と定義され始めている時代)であり、出願者の2人に1人は落ちる。故に、落ちることは50%の確立で起こり、繰り返しますが、これはもはや正常です。

彼ら、彼女らに浴びせるべきは「まだ終わりじゃない」というサポートの声であるべきで、仲間、家族、共同体が団結して応援することが不可欠です。

当然、やる気を下げるのではなく、やる気を引き出すメッセージにすべきです。

そうでなければ、歯科医師になれずに歯学部を卒業する人が今後も量産され続けることになります。これは本人のみならず、周囲にとっても不幸なことです。


このことについての詳細は今後、配信でもお伝えしていきます。

今回は次に多かった相談の声である「ケアレスミスへの後悔」です。

 

「なぜ、あんなミスをしたのか?」

  

歯科医師国家試験は1点の勝負ですので、ケアレスミス1問が合否を分けます。問題文をしっかり読む、もう一度見直しをする、マークミスがないかを確認する、突発的に答えない、2つ選べを見落とさない・・・様々な注意があるわけですが、本番では十分に注意したつもりでも、見落としてしまうことが多くあるでしょう。

1つ断言できることは、

 

『国試で落ちるときは、些細なことが原因である場合がほとんど』

 

総合点が明らかに低い場合を除けば、国試で落ちる多くの人は「あと数点」であり、その原因の最多は「ケアレスミス」です。いわば、全ては「些細なこと」が原因になります。

したがって、ケアレスミスをしないことも「実力の1つ」と捉えるようにしてください。つまり、その日だけ起きたハプニングではなく、実力が足りなかった、と捉えるようにしてください。厳しい言い方かもしれませんが、そのように捉えることで、過去を引きずることなく、「実力をより高める」べく行動するエネルギーをつくっていただけると思います。そして、そこから生まれるのは「怒り」です。

 

この「怒り」の力こそ、なにかを成し遂げる上では不可欠になります。とりわけ、立ち向かっても敵わない時、そこで必要になってくるのは「コノヤロー、今に見とれ」精神です。その精神が大きな原動力となり、できなかったことができるようになります。私が知る限り、辛い経験から立ち上がった人のほとんどが、この「今に見とれ精神」を持たれていました。

 

今回の試験で、できなかった方、悔いるようなミスをした方は、まず以って

「私だけではない。上手くいかなかったほとんどの方が、そこに起因している」

このことを認識し、一度落ち込んだ後、それを怒りに転化し、大きなエネルギーとして活用していただきたいと思います。実際に、当会が見てきた1度落ちて合格した人は、その多くが「怒り」のエネルギーをベースにしていたように思えます。

 

怒りを否定するのではなく、肯定する。無論、大きすぎる怒りは身体に悪い(国試どころか、命を落とします)。ですが、多少の怒りは健全な精神をつくります。当会でも、この怒りのパワーを使って、この1年、117回を突破すべく戦っていきます。


まだ結果はでていませんが、明らかに今回は厳しかったという方は、今現在、相当暗い気持ちになっているとお察しします。 
大切なことは、落ち込み続けないことです。落ち込むだけ落ち込んだら、また立ち上がってくる必要があるのです。

現実をとらえ、健全な怒りを持ち、改善する対象をみつけ、それをエネルギーとして戦ってください。私たちもできうる限りの応援をいたします。


2月11日より、早期ロムニー配信(無料)を実施します。
参加される方は、次のリンクよりご連絡ください。
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1月31日の、第9期生の申し込み募集以降、

前年通り、116回を受けたばかりの方の登録も多いものの、明らかに現在5年生の方(すなわち、今年6年生になる方)の登録の割合が増えています(現時点で7割が現役の5年生)。また、4年生の方の数も増えています。それだけ今の国家試験に対する危機感の表れでしょう。

これはもちろん現実的で素晴らしいことなのですが、逆に言えば、それだけ意識の高い人が増えると、近年の傾向でもある「平均点の上昇」が加速すると思います。116回では、トータルで難易度は例年よりやや上のため、平均点は下がるでしょう。しかしながら、その次元は10年前のそれとは異なります。明らかに毎年毎年、そのボーダーは上がっています。それ故、これまでだったら受かっていた成績の方でも、これからは厳しい時代になると思います(既になっています)。

今の国家試験はいわゆる資格試験でありながら「選抜形式」をとっているため、上から順に合格が決まっていきます。仮にこれまでだったら受かる成績であっても、そこに入らなければ合格できない、というシステムになっています。

今5年生の方は、すぐさま117回対策の体制に入ることを強くお勧めします。

なお、ある調査によれば、CBTで4年生で落ちてしまった人の9割が、国家試験に落ちる、というものがありました。当初私はそんなことはない、と考えておりましたが、実際に昨年、一昨年のデータを見てみますと、なんと当会でも「4年時にCBTで落ちてしまった人の70%以上」が112回、114回、115回で不合格になっています。合格率10%まではいかなくても、受かる人は30%以下です。そのくらい狭き門になっておりますので、もし、あなたが、CBTで落ちた経験のある方、あるいはギリギリだった場合は、よほど計画的に戦略的に行動しなければ厳しいということを意識し、今から早速対策を講じていただきたいと思います。

現在、当会の会員様(1月31日より申し込みを募集しております登録者)の方には、早速「対策動画」と「今年の問題」を解いてもらっています。誰よりも早くスタートするそして、対策パートナーを何名か作る。このような取り組みがこれからの国試を乗り越える上で絶対必要になるでしょう。



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様々なご意見を伺う中で、「直前講座では出る問題が分かっているのですよね」という類のものがございます。私たちに限らず、大手予備校も含め、誰一人「出る問題が分かっている人」はおりません。それは法律違反であり、問題漏洩の証だからです。

あくまでも私たちが対策でお話をすることは、この流れでいけば、

きっと「この問題がでるだろう」という予想です。

いわば、10個言えば、そのうち1つはでるものです。10個言って10個出た場合、それは確実に問題漏洩であり、重大な事件と言えるでしょう。

故に、そんなことはありえないと理解しましょう。

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歯科国試の受験生のほとんどはやる気にあふれています。

今の国試受験生に対し、

「もっと真剣にやれ」と叱咤激励される方もよくおりますが、

それを述べている人のほとんどは、『昔の国試を受けた人』でしょう。

当時は誰でも受かったのです(名前を書ければ受かる時代と言うのは言い過ぎです)

はっきり申し上げて、その当時の受験生に比べれば、今の受験生ははるかに勉強しています。当時は「インプラント」も「高齢者歯科」も「全身管理」も「摂食嚥下」も「CAD/DAM」も「予防歯科という概念」もなく、『痛いと言っている。どうすればいいか?う蝕を除去する」くらいの知識で十分だったのです(削って詰める)。

したがって、前提として今の受験生の立場を理解し、

『頑張ってるな。辛いけど頑張ろう』

このような気持ちをベースに持ったうえで叱咤激励すべきです。

とりわけ当会に所属する登録者の方は、皆やる気満々であるため、そのような話を聞く度に疑問を感じます。

しかし、とはいってもです。

それは時代が違うのだから仕方ありません。

今は今の受験生と比較をし、相対的に見て、自分がどれほどやる気をもって学習しているかを見極める必要があるでしょう。

昨年、配信にて模試の話をした後の事でした。

私は、次のように伝えています。

『模試は1社か2社に絞り、できれば1社に集中し、なにより復習を徹底することが大切です。9月以降のゴールデンタイムにおいて、復習をしない模試は時間の無駄です』と。

何より予備校生は今自分が通っている予備校の模試に集中すべきで、他社の模試は、あくまで余裕のある場合にのみ受けるべきです。なぜならば、1つの模試の復習だけでも、相当な集中力と時間を要するためです。

昨年この話を配信でした後に、ある会員様からメールが届きました。

「できれば来年1発で受かりたいので、模試はすべて受けた方がいいのではないでしょうか?」


時期は7月の後半でした。
全く、驚きを禁じ得ませんでした。
 

「できれば受かりたい」

 

そのようなレベルでしたら確実に受かりません。

「できれば」」
「今日は遅いから明日やる」
「今年受かりたいな・・・」

今日は2月2日ですが、少なくともよほどの秀才でない限り、特に現役生は、今から真剣モードにならない限り117回は突破できません。

もし、あなたが「できれば受かりたい」というレベルで考えているのだとしたら、

目を覚ませ。 と言いたいです。

昔の正常と、今の正常は別物です。昔は「誰でも受かるが正常」でした。今は「誰でも受かる試験ではない」が正常なのです。

私はこれまで個人的なやり取りだけでも何百名の方とメール相談をし、合格する姿をみてきましたが、

誰一人として上記のような「できれば」「明日やる」「受かりたい」などという弱い熱意の方はおりませんでした。

実はほとんどの人の本名を今でも覚えています。私でなくても同じだと思います。

そのくらい印象的なほどのやる気の高さのある人が合格されているのです。

誰もが燃えるような覚悟を胸に、1日も休まずに当日までモチベーションを上げ、正しい方向性に日々是正しながら自習されていました。

変わることは今この瞬間からできます。

「変わる」と決意し、計画を立てるべく、ボールペンとノートを用意すればいいのです。

この「0から1」のステップを踏んでから眠るのと、0の状態で眠るのとでは、全く明日からの立ち向かい方は変わってきます。

毎日、毎日夜眠る前に「ああ、今日も頑張ったな。疲れた~」と言って布団に入ることを日常化していくことが、何より大切です。
 
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厳しい時代の戦い方

ロムニーハウス勉強会の西元です。

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2日間にわたり実施された116回歯科医師国家試験」を終えた今、早速2月11日より、117回歯科医師国家試験に向けての対策をお届けしていきます。昨年に続き、今年のロムニー配信は早くからの出発となります。その最大の理由は、

「さらに次元が変化した歯科医師国家試験」という現実への危機感です。

今年の116回は、過去の試験と比較しても大分難しかったと考えられます。個人的には必修以上に一般問題の難化を感じています。

必修については当会が提供している情報をしっかりと行った方は、プラスαの個別の努力により、突破することができたはずです。実際の声として、「必修は問題ないですが、むしろ『臨床』が怖い」「いつもと問われる種類が変わっていた」などの声を、多くいただいています。

今年の国家試験は、これまで問われた事のないタイプの問題が多く含まれていることが特徴的です。しかし、一通り問題をみた結果として、『今から対策を講じれば乗り越えることができる』ということ。しかし、
今から始めなければ決して間に合わないでしょう。

まだまだ、この厳しい事実を知っている5年生は少ないのが事実です。

情報を知らない人は情報をつかむ努力をしなければなりませんが、知った人は実際に行動しなければなりません。)。

ロムニー配信では各自に向かって話しているため、「皆さん」ではなく、「あなた」という言葉を使います。あくまで1対1で、あなた一人に話していることをイメージしてください。実際に私は1人と話しているつもりでこの文章を書いています。

まず最初に伝えることがあります。

117回対策は今から始めなければなりません」
(116回を受けたばかりの方は、今はまず休んでください。今は休み時期です)


そして、5年生の方、6年生で留年が決まっている方は、明日からではなく今からはじめてください。そうでないと現実的に間に合わないのです。

これからの配信でも繰り返し述べますが、いかなる行動も、最も億劫なのは「最初に手を付ける時」です。極端なことを言えば、0から1になるほうが、1から10になるより労力を使うのです。それは離陸をする飛行機、発射するロケットで考えても同じです。最初の一歩は最も力を使います。まず始めるのです。

🔴努力に加えて + α
今年も多くのやる気ある受験生たちを見てきました。彼らは本当に努力をされて116回を受けました(本当に残念なことですが、感染症などによる原因で受けることができなかった方、卒試不合格により受験することができなかった方なども複数おりました)。しかし、それでも今の国家試験は難しいのです。
努力に加えたプラスαがなければ、差別化はできない時代になっています。

その意味でも、
今から始めることはその「プラスα」になるのです。

当会はあくまで、「心から117回に受かるんだ!」と思う人を応援します。どんなに不器用であろうと、勉強が苦手であろうと全く恐れる必要はありませんし、全く関係ありません。

「絶対に受かる」


この強い気持ちを持っていることが何より大切であり、そのような人であれば、私たちは自信をもってあなたを歓迎します。

さて、試験を受けた方のコメントで、

「試験に受かるために頑張ったにもかかわらず、結果が出なかった」


「これではきっと来年の国試も無理なのではないか」

「とても受かる気がしない」

このようなご意見を多くいただきました。

この気持ちは痛いほど理解します。

しかし、そう言っている人たちが、繰り返し、繰り返し合格していく姿を私は見てきているのです。だからこそ、『そんなことは決してない』と強調します。


今あなたが思っている「こんなに頑張ったのに、来年受かることなど考えられない」と言う気持ちは、今だからそう思うのです。

その気持ちは確実に変えられます。

なぜなら、6年生まで進級する力を持っているからです。いくら国試が難しくなったとはいえ、6年生まで進級できる力を持っている人は、誰でも国試を突破する潜在力があります。あとはそれをどう引き出すかなのです。

それでは、ロムニー配信のシステムをお伝えします。

🔴ロムニー配信とは

ロムニー配信について

配信の概要

歯科医師国家試験対策の配信(メール)です。108回から開始し、9年目を迎えるため、今年は第9期生(117回の国試対策)の募集となります。昨年までに3700名強の方が登録され、多くの方が現在歯科医師として、全国で研鑽されています。よろしければ先輩歯科医師に聞いてみてください。

配信の目的

配信登録者の117回歯科医師国家試験への合格をサポートすることに尽きます。とりわけ「必修」「一般問題」の対策は当会の当初からの強みであり、継続学習のサポートをします。
昨年は45回分の配信が行われました。 

配信日

毎週土曜日(現時点の予定です)

提供様式

PDF or 動画

申し込み条件

117回を受験する方
または、現在4年生の方。そして、116回の合否を待っている方で、とりあえず入会しておきたいという方も入会可能です。

登録料

無料となります。

※任意によるテキストやコンテンツの希望者のみ、有料となります(ロムニー配信自体はすべて無料で受講できます)

配信開始日

令和5年、2月11日

申し込み開始日

令和5年、1月31日


🔴前提にある気持ちの強さが1年を決める

実際のところ、何より大切な部分は、前提としての『気持ちの強さ』なのです。つまり、

「受かりたい」
「もちろん、受かりたいです」
「受かりますように」

ではなく、
『是が非でも受かってやる』
『右からでも左からでもかかってこい。絶対に受かってやる』

というくらいの強い意志に基づいた気持ちが不可欠です。

一度口に出して上記の言葉を言ってみてください。全く身体に及ぼす「興奮」が違うことに気づくはずです。

近年合格されたある浪人生は、合格後のメールにて、独自のスローガンを持っていたことを明かしてくれました。彼は自らに

『今年は反撃の年だ。今に見とれ。必ずカムバックを果たす』

というテーマで1年間を過ごし、決して切れることのないモチベーションで国試を突破したのです。見事カムバックを果たし、研修をしています。ここからもわかるように、対策を猛烈に1年間継続できるような、独自の「テーマ」を持つ事が大変重要なのです。

あなたはこれから現在の立ち位置を知り、戦略を立て、目標を達成すべく、継続的に学習をしていく必要があります。その中で何より大切な基盤(土台)が「気持ち」です。


当たり前ですが、試験対策に上手くいかないこと(逆境)はつきものです。頑張ったのに思うような結果がでないこともあります。そんな時に土台をしっかりと定めていれば、決して折れることはありません。

🔴強い気持ちとテクニック

117回で合格するためには、『強固な土台』を築く必要があると述べました。それは「受かりたい」というレベルの願望ではなく、『是が非でも、何が何でも受かって見せる』というレベルの執念でなければなりません。昨年も一昨年も、浪人生であろうと現役生であろうと、最後に勝っているのは「執念」を持っていた人です。この手の人たちは、ある種の「怒り」や「不安」をベースに、自らのモチベーションを持続させることができます。

そういう人たちは「怒り」を味方に変え、「不安」や「挫折」もエネルギーに変えてしまいます。

心構えを決め、強い決意をし、自らのテーマを決めたならば、いよいよ目標を立て、計画を実行していきます(詳細は配信で)。このプロセスを積み、継続することで、誰であっても勉強への『勢い』が生まれます。


いかに早く「国試対策への『勢い』」を身につけるかどうかがカギ。

ロムニー配信登録に際し、次の点に同期できる方のみ、登録を歓迎します。

・絶対に受かってやる!と思える方
・結果責任は自分にあると思える方

(当会はあくまでサポーターです。主役はあなたです)

 
上記の点に同意された方は、次の点をご連絡ください。

 

ロムニー配信第9期生への入会をご希望の方は次の点を宛先までご連絡ください。

宛先:dcromneyhouse@yahoo.co.jp

件名:第9期登録

本文:登録者名
  :大学名(浪人生の方は出身大学名)
  :現在の立場(例:5年生、浪人生など)
  :現住所(お知らせを送ることがあります)
  :配信希望アドレス
その他、相談事がある場合は明記ください。少し時間をいただきますが、返信します。

*氏名をはじめとするプライバシーは一切配信に載せることはありません。

*ご案内のために、冊子を送ることがあります

登録完了メールは、数日以内にお送りします。

以下は、116回を受験された方のご感想です。プライバシー配慮のため、一部中略しております。

❏F様
・前日に腹痛が起こったので薬を飲んだ。不安だったが、逆にそれで眠れた。
・1日目簡単だった。午後の途中から一部難しい問題が続いた。
・2日目難しかった。終わったと思った。
・答え合わせをすぐにした。必修は7問ミスした。他は上手くいったのに。
・過去問はやっても意味がないと思った。
今日から配信に登録したいので、ご応募の方法を教えてください。お願いします。

❏G様
・初めての受験だったのでとても緊張しました。
・全体的な試験のイメージは、問題の中盤あたりが難しく、最後に簡単な問題が来たように感じました。
・必修もそうだったんですが、最後の2択ぐらいで悩んだり、分からない問題がありました。
・あらかじめ出そうと言われてた所は半分くらい出たかなと思います。

❏H様
・前日は必修範囲を主に復習し、その中でも先生の直前動画を拝見し、特に復習すべき範囲を見直していた。
・会場は大阪商科大学でした。
・傾向は、去年の問題に少し似通っていたように感じました。
・A問題は基本的な問題が多いように感じましたが、B問題以降難しかった気がします。

❏I様
【臨床問題について】
・今までの国家試験の過去問と比較して、臨床問題は変わった問題が多いと感じた。
例えば、有床義歯、クラブリの臨床問題では基本的な知識というよりは思考力を試されていると感じた。よって、今まで解いていた考え方を使うというよりは、その場での思考力が試されていると思った。
・外科は硬組織疾患が多く聞かれた印象であった。やはり、午前に出たことが午後にでることもあり、午前で気になったとこを再度確認するのは大切だと思った。しかし、それによって間違いを見つけメンタルがやられることもあるので、精神力も試されているように感じた。(1日目の答え合わせを2日目にしている感覚)

【必修問題について】
・衛生は統計の問題がもっと多く出題されると予想していたが、そこまで多くはなかったと感じた。
・必修においては、今まで学習してきた重要な点、そして新しく追加された内容を網羅していないと太刀打ちできないと感じた。
・予備校などが行なっている新出題基準の対策ももちろん大切だが、今までの復習も厳かにできない。コツコツと知識の蓄積をしておくことはとても大切だと思った。
・だが、最近の国家試験を見て高齢者の特徴や、読影、代謝と栄養についても出題される可能性があると思い深く勉強したため、ある程度対策できることもあった。
・知識の蓄積においては低学年から行い、6年生になってある程度出題基準を見ながらどんな問題が出題されているか分析できる余裕があると、ある程度の余裕を持って国家試験を受験できるのではないかと感じた。

【当日の過ごし方について】
・友人と答え合わせをしない約束をしていたため、当日のメンタルを保つことができた。お昼休みは答え合わせをする人がやはりいるため、自分に合った過ごし方を見つけると良いと思う。
・試験前日は、友人と口頭試問をしながら知識の再確認をした。前日確認したことが出題されることもあり、勉強は最後まで諦めずに粘り強くやったもの勝ちであるとその時感じた。
・会場はとても寒く、お腹と足に貼るホッカイロを持参した。また、首元が冷えるためマフラーを持参した。
・夜はホットアイマスクをつけ早めに就寝した。

【全体的な感想】
・私はとても心配性であり、低学年から国試を意識して学習をしていた。
・当日は、思考をさせる臨床問題がかなり多く出題されたと感じ、悩まされた。
・知識を入れるだけでは今後の国試のは太刀打ちできないのだなと時代の変化を感じた。
・今後の変化を考えると、早めに受かっておかないと大変だと感じた。

ご感想、ありがとうございました。

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117回向けのロムニー配信のご案内は以下より。

歯科医師国家試験に落ちてしまう「もう1つの理由」

そして、決して持ってはいけない意識と、本質とは?

                                 
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受験された方よりいただく言葉に、

「頑張ったと自分では思うのですが、ダメそうです。受かる気が全くしません」

1年やってできないとなると、浪人しても同じな気がして、あきらめることも検討します」

「なぜ私はダメだったのか。一生受からない気がします」

「様々なものを犠牲にしたが、ダメだった。来年受かるとは思えない」

 

全ての意見は痛いほどわかりますし、そう思ってしまう気持ちもよく理解できます。

 

しかし、このような人たちのほとんどに、合格に必要な「継続努力」のパワーが備わっています。もしもその力がないならば、(私立であれば)2年生、3年生の時点で留年を繰り返し、6年生まで上がることはもちろん、卒試も突破できません。あるいは、(国立であれば)そもそも大学受験で合格する事ができません。

 
まず前提として、

 

『歯学部を6年間過ごし、卒業できた人ならば、誰でも歯科医師国家試験に受かるだけの力があります

 

ここは自信をもっていえることです。

 

また、これまで見てきたほとんどの受験生において、「絶望的で、来年も無理な気がする」と当初述べていた人たちが、結果的に合格されています。私はそのような人たちをたくさん見てきたからこそ、この点は断言できるのです。

 

ある程度の得意不得意はあるにせよ、正しい方向性に向かって継続学習を行う事で、国試合格という場所にたどり着くことができます。もちろん、(あまり触れられていない点ではあるものの)「国試当日の問題との相性」という因子も関わってきます。模試ではいつも良い点数の人が、国試で落ちてしまうことがしばしばあります。このような場合、「なぜ私が?」と思う気持ちが、より一層生まれるものです。

 

ですが、国試の問題には、受験生との「相性の良い、悪い」が確実にあります。

 

逆に模試とは相性が悪かった人が、国試で相性の良い問題に当たることで、「なぜこの人が受かったのか?」とご本人様自身も驚きながら受かる事もあります。

 

例えて言うならば、113回で受かった人が、もし当日に「114回の問題」を受けていた場合、果たして全く同じ人が受かっていたでしょうか。きっと違う結果になっている人たちがごまんといるはずです。それが国試なのです。

 

国試は1点、2点差で受かる・落ちるの世界です。15点、20点の不足の場合、相性は理由になりませんが、1点、2点の範囲では、確実に相性の良い悪いが影響を受けます。

 

つまり要点を言えば、今回に限らず「数点差」で落ちてしまった方が、この戦いを諦めることはとてつもなく勿体ないことなのです。この点は親御様も理解する必要があります。「お前は才能がない。諦めろ」と言わないでください。なぜならば、もう王手(合格)は目の前なのです。

 

あとは「なぜ微差になってしまったのか」を考え、117回では「微差」ではなく、ある程度の余裕をもって突破できるようにしていきましょう。そのためには、方向性の是正と、やり方の見直しが不可欠です。まずは自らの結果を客観的に評価し、何が不足し、何が得意なのかを見極め、その上で「改善の必要のある不足点」と「改善の必要のない不足点」を戦略的な観点から判断することも求められます。このような話もこれから配信で行っていきます。

 

この戦いで一番やってはいけないことは、「苦手意識をもつ」ことです。「自分はできない」と思った時点で、誰であろうとやる気を失い、情熱も失います。入り口から情熱を持てない人が今の国試で勝つことは極めて厳しいものになります。まずはその前提の意識を変え、不合格になった理由は「苦手だから」ではなく、単に「やり方がまずかった」「アプローチの仕方がいけなかった」ということを理解しましょう。

当会のロムニー配信では、受かった人の勉強方法の声を繰り返し届けていきます。それはなぜか?
受かった人の勉強が正しいからです。「受かった人が何を考え、どのような時間軸で、どのような壁をいかなる方法で超えてきたか」を知ることこそが、この戦いで勝つ上で不可欠だからです。

そこで多くの人が「ああ、私は苦手だから落ちたのではないんだな。単にやり方がまずかったんだな」と知るはずです。

国試はスポーツのように3人までしか表彰台に立てない戦いではありません。少なくとも、2人に1人は合格できる戦いです。このような戦いで「苦手意識」というのはほとんど意味がなく、あくまでも「自分のやり方に少々問題があったんだな」と言うのが本当のところなのです。すなわち、悩むことではなく、考えることが求められます。

 

本当に苦手だったら、ここまでたどり着くことはできません。2年生、3年生でリタイアをせざるを得ないからです。この点、ぜひ自信をもっていただき、ある程度落ち込んだら、そこからは気持ちを切り替え、次を前向きに見据えていただきたいです。

  

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以下は、当会に届いた「感想」の一部です。詳細は配信内でもお伝えします。
プライバシー配慮の観点から、中略しています。

❏A様

1日目:比較的解きやすく臨床問題も多くはありませんでしたので手応えを感じていました
2日目:1日目にあまり出なかった臨床問題が多く解く時間がギリギリなり焦りました

臨床問題では二つの疾患が考えられる検査値と文章の書き方をされており、今まで通りこの数値だからこれが答えといくのは危険な問題が多かったです。

中には聞いたことのない用語もあり消去法で選ぶものもあった気がします。
難易度は総合的には去年よりも少し高く感じました。

❏B様

去年より心做しか必修は取れた気がします。
しかしながら臨床実地など考えさせる問題が増えたかと思いました。
レベル的には上がった問題が沢山あった印象です。
できたかできていないかは別ですが…笑

やはり111回から未出題の問題や新出題基準の問題が沢山出た印象でした。
受ける前まで必修・総論勝負と思っていましたが、各論も合否に関係しそうだと思い直しました。

❏C様

・わたしは大学の引率で木曜日に出発し、日曜日まで同じホテルで過ごしました。
・ホテルでは国試勉強のおさらいをしていました。
・木曜日は模試の見直し、ロムニー配信を見、
・金曜日は某予備校の直前講義の勉強をしました。
・土曜日はロムニーの決起動画を見てから国試に行き、1日目が終わってから某予備校の超直前の配信を見ました。
・会場は、他大学の1大学と名簿順に混ぜたような席順になっていたように思います。
・友達の会場は狭かったようですが、わたしの会場は階段教室で広々と過ごせました。
・今年の国試の傾向は出題基準が変わった影響で、新出題基準の問題が数多く出ていたように思いました。
・1日目より2日目のほうが難しかったように思いました。

❏D様
・今回、初めての国試受験でした。
・元々、模試や学内テストよりは簡単だ(国試より難しく作ってあるという方が適切?)と聞いていましたのでAが終わった時は国試ってこんなものなのか?という感想でした。そこからB問題で難易度が上がり、焦りが出てくるのでそれを落ち着けながら解くという模試などでは経験しない本番特有の精神的な苦しさがありました。それも相まっての疲労感がありました。
・難易度のバラツキと必修・一般の区分についてですが、1-20が必修であるという通例通りであればですが、必修問題のタキソノミーが上がったように感じています。
・一般問題に必修として出ても妥当だろうなという問題が入っていて、今までもそういう事は会ったと思いますがその数が増えたように思いました。
・自分の対策が甘いと言われればそれまでですが、これを知らんやつは歯医者になったらほんまにあかんのか?と心の中で何度も叫びました(笑)
・必修と一般の区分が曖昧になってきて、その分対策が難しくなっていると感じました。
・自分が元々臨床で点を稼ぐタイプで一般問題の出来がイマイチだったこともありますが、これを対策していくのは難しいなと思いました。

❏E様

・全体的な感想としては、115回と比べると解きやすかったというイメージでした。
・A問題が特に解きやすかったですが、逆に午後のB問題が迷わせる問題が多くていいバランスだなと思いました…。
・臨床問題などは過去問で出たものを応用させたものが多いのかなと思います。現場思考の問題が今までより多くなったと感じました。
・新オレンジプランや漢方など新出題と言われていたのものをチェックしていましたが、そこを狙っての出題はそんなに多くなかったので個人的には残念でした。
・必修は2つ選べの問題はあまりなく、あっても今まで問われてきた基本的なものだったので簡単だった気がします。
・削除は少ないと思います…
・国試前の過ごし方についてですが、最後の1週間は今まで自分でまとめてきたノートを見返して知識の整理をしていました。直前に見たものがばっちり必修で出てテンション上がりました。
・直前講義も見て皆さんのメッセージで勇気づけられました!
・予想されていた単元も見直していたので、相当本番で助けられました。ありがとうございます。
・前日は緊張で寝れないと思っていましたが、やることはやった!と思って気持ち的に割り切ったら案外ぐっすり寝れました。
・1日目が終わって帰ってきたらその日分からなかった問題の知識周辺を見直しました。2日目は似たような問題が出ると聞いていて、実際それで得したものも2,3問ありました!

ご感想、ありがとうございました。

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117回向けのロムニー配信のご案内は以下より。

過去問だけをやって受かる時代は、9年前の「107回」あたりから厳しくなっています。とはいえ、それでも過去問は最も重要な対策情報の1つです。例として、今年(116回)で問われた次の問題を見て下さい。

「歯の喪失」によって生じる事。

次の問題です。
huhu

歯を喪失した後に、まず起こることが「1次性障害」と考え、その次に生じることを第2次、第3次と考えた時、前歯を失えば、その瞬間から「審美不良」が起こるため、Aは1次性障害と言えそうです。

次いで、歯を失い、その状態を放置した場合、歯は傾斜し、挺出しますので、2次的に早期接触や咬頭干渉、食片圧入が生じると分かるはずです。そう考えれば、正解はA,Cと答えられます。

咀嚼筋の痛みは、顎関節の痛み同様に、咬合崩壊によって生じますので、3次的な障害となるでしょう。実際に過去に次のような問題が問われています。

以下は、配信からの抜粋です。

この問題を見てください。2年前に問われたものです。

dsada


1次性」であるということは、「最初に起こること」。すなわち、歯が1歯失われるとまず何が起こるか?

 

間接雑音は嚙み合わせの不良で結果的に起こることで、3次障害

咬頭干渉は歯を失い、その周囲の歯が移動することで起こってくることで、2次障害

早期接触も歯が移動し、2次的に起こるため、2次障害

食片圧入も歯が移動し、2次的に起こるため、2次障害

一方で、「発音障害」というのは、部位にもよるものの、前歯部を失えれば、確実に起こりえる問題であるため、1次障害となる。抜歯をするケースでは「役者」や「スピーチ」を職業とする方には、このリスクを話しておく必要があります。


つまり、この問題(過去問)を暗記するだけではなく、しっかりと把握し、次のような表として覚えておけば、今回の問題は容易に解くことができます。考える問題とはいえ、過去問の分析があればこそ、短時間で解くことができるでしょう。

aasasa

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