1 PCR(Plaque Control Record)を提唱したのは人物で正しいのはどれか。1つ選べ。

A  H.T. Dean

B  P.H.Keyes

C  T.J.O’Leary

D  R.M.Stephan

E  S.P.Ramfjord


解答

C

Deanは「斑状歯」の重症度を表す指数を発表

Keysは「細菌性」「基質性」「宿主性」の3因子が齲蝕3大要因だと「輪」を提唱

O’Learyは「PCR」を提唱

Stephanはステファン曲線を提唱

RamfjordPDIを提唱


2 インプラントフィクスチャーを埋入する際に、1回法を用いた。2回法と比べた特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。

A 即時荷重が行える

B 患者負担が大きい

C 初期固定を得やすい

D 二次手術が必要になる

E 周囲の角化歯肉が確保しやすい


解答

1回法なので、Dを選ぶ人はいない。正解は、A,E。仮にEが分からなくても、B,Cが異なるのは分かると思う。とりわけ、インプラントなどの新しい技術の問題は、除去法で解く問題が今後増えていくでしょう。


1回法では「ヒーリングキャップが露出」しているため、感染しやすい。

★ヒーリングキャップとは?

1回法にて、フィクスチャーを埋入する時に用いるもので、歯肉縁下を貫通する。このキャップが写真でみることができたら、1回法だとすぐに分かる。

★初期固定が得られるかどうかは、「骨質」に影響される。

2次手術を行う2回法は患者の負担は大きい。また、2回法では、周囲の角化歯肉が失われやすい。

★カバースクリューとは?

2回法で用いる!

・フィクスチャーに装着して、フラップを閉じる!

2次手術で撤去する!


3 局所麻酔薬で正しい関係はどれか。2つ選べ。

A.解離定数が低いほど、発現時間は遅くなる

B.解離定数が低いほど、発現時間が速くなる

C.末梢血管拡張能が強いほど、麻酔効力は弱くなる

D.タンパク結合力が高いほど、麻酔効力は弱くなる

E.脂溶性が高いほど、麻酔効力は弱くなる


解答

B,C

●局所麻酔薬に影響を及ぼす因子

大切なのは「違い」を知ること。国試にでるところは「違う点」。すなわち、目立つところです。その観点から言うと、「解離定数」と「末梢血管拡張能」はポイントです。

この2つは、次に示すとおり、作用と効果が反比例に働きます。

・解離定数(pKa)・・・低いほど「発現時間」が速い

・末梢血管拡張能・・・強いほど「麻酔効果」が弱い

        ・・・強いほど「持続時間」が短い


4 NLA変法で用いるのはどれか。2つ選べ。
アトロピン

ミダゾラム

ペンタゾシン
フェンタニル
ドロペリドール


解答

NLA麻酔法:バランス麻酔の一つ

NLA法:フェンタニルドロペリドール

NLA法:ペンタゾシンミダゾラム

したがって、B,Cが正解となる。



5 カプノ(二酸化炭素)メータ

・二酸化炭素のモニター

呼気二酸化炭素分圧曲線(カプノグラム)、終末呼気二酸化炭素分圧(ETCO)を測定

・パルスオキシメータ同様に、赤外線を利用して測定する。

・呼気二酸化炭素分圧曲線(カプノグラム)からわかること

  呼吸(換気)の回数、リズム、異常

  気管チューブの異常

  ソーダライムの疲弊

  気管支痙攣、気管支喘息、COPD

など。

・呼気二酸化炭素分圧曲線(カプノグラム)

縦軸:二酸化炭素濃度

横軸:時間