2018年12月05日

調律と音響の仕事

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兼松みどり先生の「カフェ・アダチ」でのピアノソロと弾き語り。
調律と音響を、いつものようにご依頼いただきました。
ピアノはヤマハG2 オフホワイト半艶に再塗装されたオシャレな楽器です。

本日、調律と音響の仕込とリハーサルを行い、明日から毎週木曜日2ステージを4週です。
お時間ある方はぜひ美味しいコーヒーと素敵な演奏を楽しみにご来店ください。

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2018年11月14日

音響用スピーカーEV ZX3-60 導入

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前回のZX1に続いて今回は一回り大きいZX3を導入しました。

小ホールや野外での200〜300名くらいのメインスピーカー として、大ホールでの演奏者用のモニタースピーカーとしての使用目的で導入しました。

ZX1と比較し、効率が3〜5dB上がった感じです。
低音も50Hzぐらいから実用的な出力している感じです。
当然重く大きくなりましたがSX300と同じくらいな感じです。
ZX1で感じたピアノやアコギや人の声などアコースティックな感じはそのまま、効率が上がって低音がました感じです。
工房のメインルームでの試聴なので、もっと広い部屋で聴いてみたい感じです。

これで、徐々にSX300とお別れです。






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2018年11月09日

音響用スピーカー ZX1-90

かねてから懸案だった音響用のスピーカーをついに導入しました。

サイズ的に、喫茶店やレストラン程度の小スペースでメインスピーカーとして使うか、演奏者用のモニタースピーカーとして使う目的での導入です。

本日入荷しましたので、早速試聴です。
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左のスピーカーがSX300
右のが件のZX1-90 

お気に入りの音楽をかけたり、マイクをセットしてワンツー(グラフィックイコライザーの調整)したり・・・

定番のSX300と比較試聴したり・・・
オシレーターでスイープしてみたりするとSXの残念なところが聴こえてくる。ZXはスイープ聴いても特に気になるところがあまり無く、良い音を予感させる。ホームオーディオでも人気がある所以かもしれない。

アコースティックな楽器、ピアノやチェロなどを聞いた感じSXも悪くはないけど数メートルの距離で試聴した感じでは、明らかにZXのほうが生の楽器を感じられる。

現場でどこまで音が飛ぶかが楽しみなところです。

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2018年11月04日

文化の日ジャズ音楽会 in いくわ眼科

数年に一度、四日市のいくわ眼科様でジャズライブが催され、ピアノレンタルと調律をご依頼頂きます。
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今年は音響も当工房で担当させていただき、マイクやスピーカーを並べて・・・
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本番は明るくノリノリの曲から、しっとり聴き入れるバラードまで。ジャズライブを初めて聴くようなお客さんから、長年聴き慣れている人まで、大盛り上がりの中あっという間の1時間半でアンコール!
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素晴らしい演奏を、ピアノ調律から音響まででトータルな音作りが出来、大変充実した1日でした。(もちろんピアノ運搬も)


使用機材
ヤマハグランドピアノ C3
メインスピーカー EV TX1152
モニタースピーカーEV SX300
ミキサー Roland M-200i
デジタルスネークRoland 1608S
ボーカルマイク SHURE SM58
ピアノマイク DPA4099P
ベース DI country man type85
ドラムスマイク ROAD NT-5 SENNHEISER MD 421 SHURE MS57





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2018年10月26日

関市 成人講座 「調律師の世界」第三回(最終回)終了

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今月は忙し過ぎてブログを更新する余裕が・・・
なんとか時間を作ってこれだけは外せないネタを記事にします。

三回めにして最終回の成人講座「調律師の世界」
前回まではiPadを駆使してプロジェクターでプレゼンしていましたが、最終回はホワイトボードと黒板を駆使して「平均律」「調律曲線」などのお話を小数点以下までさせていただきました。

そしてゲストプレイヤーとしてジャズピアニスト瀧川紀之君とフルーティスト加藤由記さんにご出演頂き私の無茶振りに応えて素敵な演奏を聴かせてくださいました。

この部屋にはヤマハのS6があるのですが、調律の比較と機種による違いを体感していただく趣旨で工房からヤマハC3を持ち込みました。

元気の良いC3なのですがやはりS6の音色には敵いませんでした。(弾き易さはC3の方が優っているように感じましたが、客席での試聴では明らかにS6の方が優れていると感じました。)
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2018年09月28日

関市 成人講座 「調律師の世界」第二回終了

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今回はレンタル用のアップライトピアノを持ち込んでの講演。その目的は、受講者に調律を体験していただくため・・・

台風で1月遅れで始まったので、前回の復習を少しやり・・・

「調律師の表の道と裏の道」という雑談をして

やっと自己紹介を職歴を交えてさせて頂きました。(職業はずっと調律師で、職場がそこそこ変わっていたので職場歴とでも言いましょうか)

「調律の方法」を簡単に説明し・・・

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中音部のユニゾンの調律(ハンマー操作)を受講者全員に体験していただきました。
皆さん力加減が難しいようで、なかなか狙った音に近づけなかったり、偶然合ってしまったり。
調律の難しさの片鱗を垣間見ることができたでしょう。でもハンマー操作が出来て1台調律ができるようになってもまだまだ分入って入っていく森はずっと深いのです。

調律師は難しいってことはしっかりわかっていただけたかと。

今回は少し時間が余ったので、調律師になったきっかけや、調律師になって良かったこと悪かったことなどを話し、次回予告などしてお開きとなりました。

来月第3回で終了です。来月はピアニストをゲストとして演奏を交えての講演です。




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2018年09月27日

2018秋チェロコンサート チケット販売開始

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チェロコンサート2018秋のチケットの電話受付を下記の通り開始します。

9月28日から完売まで毎日10:00〜20:00
申し込み電話番号0575-21-2252
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2018年09月25日

 農村舞台でオペラ!

少し前の話です。
豊田市足助町の寳榮座という農村舞台でプッチーニ作曲オペラ「蝶々夫人」の公演でピアノレンタルと調律の仕事をさせていただきました。
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本番は14:00〜
リハを9:00〜と言われたので足助町に宿を取り、朝6:00起き7:00前に現場に着きレンタル用アップライトピアノを舞台に上げ、調律。
13:00頃まで雨・・・
湿度90%・・・鍵盤の動きが悪くなってきます。
本番直前まで照明さんのライトを借りてピアノを乾燥。
照明を当てるだけでも湿度が10%以上下がり、鍵盤も回復しました。
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開演したらお日様も開演!
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ピアノも絶好調で喝采の中、無事終演を迎えることができました。

前日の宿、玉田屋も趣があってなかなかの旅を味わえました。
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2018年09月21日

碧南アウトリーチピアノ解剖

ここ2ヶ月ほど、ブログネタにできない同業者からの委託仕事が多く※1、なかなか投稿できませんでした。

本日、碧南市日進小学校にて5年生対象の「ピアノ解剖授業」のお手伝いに参加させて頂きまして、ブログ掲載の許可を頂きましたので投稿いたします。

講師は甚目先生。軽快なトークで小学生60人の心をわしづかみに!
私はピアノの外装などを外すだけ。
少しだけピアノの説明もしましたが、甚目マジックにかかった子供達はピアノに興味津々!
ピアノ※2に群がる子供達!
なかなか貴重な体験をさせて頂きました。

この子供達の中からピアニスト生まれるかな!?

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※1 水害で水没したピアノの再生とか、名古屋からグランドピアノ2台を富山まで運ぶとか、夏祭りの音響とか・・・ライブハウスのテーブルを9台加工したり・・・奈良の東◯寺で調律音響ピアノ移動したり・・・

※2 今回のピアノは昭和51年製のヤマハUX、製造から42年のピアノ。満11歳の子供達に囲まれて、困惑しながらも楽しそうでした。




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2018年08月23日

緊急!関市成人講座「調律師の世界」延期について

本日講演予定の関市成人講座「調律師の世界」は台風接近に伴い天候が危ぶまれるため下記のように延期します。

第2回 8月23日を9月27日(木曜)に
第3回 9月27日を10月25日とします。
なお、時間の変更は無く19:00〜始まります。

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2018年08月03日

メイソン&ハムリン1885年製の初期型!

前回からの続きです。
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これが製造番号ではないか?
Style 3. No.1313.
これが製造番号なら、1883〜1885年の製造ということです。
Style 3.はモデル名。

そして
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ドイツでよく見かけた鍵盤側面に記載された調律記録。
Nov,12,1886と日付の記載がありました。

2本ペダル、鉄骨の形状、アクションの形状、鍵盤側面の記録、製造番号らしき記載。
これらからこのピアノは1883〜1885年製だと断定します。

メイソン&ハムリンがピアノ製造を始めたのは1883年なので、初期型の歴史的モデルだと思います。

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Mason & Hamlin 1883-1885 USA
88keys
2ペダル
size : H141cm  W157cm D69cm
完全オーバーホール予定
発注頂いてからの納期 : 6ヶ月から1年
予定販売価格 : 300万〜

✳︎基本的に出来る限りオリジナルに忠実なオーバーホールを行おうと考えています。ただし、当時のピッチは435Hz前後だったので、442Hzにしたためか最高音の弦が数本断線しています。張力計算して弦の番手を細くし、442Hzでも断線し難いようにしようと思います。


お問合せ
石原楽器工房 0575-21-2252
info@ipiano.jp


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メイソン&ハムリンという謎のピアノ

数年前に工房に入荷した、かなり古いアメリカのアップライトピアノ。
学生時代に「アメリカのスタインウェイの次に高級なメーカー」と習った記憶があるだけ。
ちょっとだけ時間ができたので、製造年代の特定をしようと思い、少しだけバラしてみる。

メーカー名は鍵盤蓋に描かれているので簡単。
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相当特殊なピアノです。チューニングピンがありませんw
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「スクリューストリンガー」という特殊なシステムです。

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どこを探しても製造番号が見当たりません><

鉄骨の形状も現代のピアノと比較してスッキリして特殊です。

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アクションはエクステンションロッドが時代を感じさせますが、オーバーダンパーでないところから、めっちゃ古いわけでも無さそうですが・・・
ジャックに見たことがないスプリングが付いていますし、バットスプリングの形状も現代のピアノとは違うようです。

結局製造番号は見つけられなかったが、特筆すべきはその音程。
掲載した画像でわかるように、鍵盤は剥がれ、弦もあちこちで断線して、埃で真っ黒。
どう見ても最後の調律は数十年前。
なのに、49Aのピッチは442Hz!
ドミソの和音も綺麗にハモっています!
スクリューストリンガーの効果なのか、恐ろしいほどの調律安定度です。
調律も少しやって見ましたが、意外と簡単にできるw 調律師でなくても、耳がいい人なら調律が楽しめるかもです。

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お客様が決まったらオーバーホールしますが、個人的には手元に置いておきたい逸品です。






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2018年08月01日

オリジナル、グランドピアノ移動用補助キャスター

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小型グランドピアノ移動用補助キャスター。
作ってみました。

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15mmのベニヤ板を丸くカット。

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真ん中に穴を開け、
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2枚合わせて、黒く塗ってキャスターをつけて出来上がり。

今回はお客様にご注文いただきました。
1台分、3個セットで1.5万円。

対荷重は、ピアノのキャスターが中心の穴にはまっていることが前提で、1つ200kg。



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これは工房備品。ドイツ製の補助キャスターでフルコンまでOKな優れもの。
こちらは6万円程します。

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2018年07月30日

YAMAHA G3 響板塗装

調律学校の後輩が、オーバーホールしたいと持ち込んだG3。
酷暑の中の塗装は(極寒も大変だけど)いつもと違う配合やインターバルで行うので、大変です。
後輩に指導しながら、自分も勉強!
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デカールも当工房で印刷しています。
ちょっとサイズが小さかったorz。

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あと数回塗ったら終了。





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2018年07月26日

関市 成人講座 「調律師の世界」第一回終了

関市 成人講座 1回目無事終了しました。

ピアノの生い立ちから、ピアノの構造、調律師の仕事まで普段無口な自分が、口から生まれて来たんじゃないかってくらい喋り倒してました。

iPadとプロジェクター使って往年の名機CP-70Dも持ち込んで頑張ってみました。

人前で講師として喋るなんて、二十数年ぶりなので、始まるまでは超緊張してましたが、始まったらあっという間w

1時間半が、15分ぐらいに感じましたw時間全然足りなかった><
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普段持ち歩いてる工具を並べてみましたが、あまり受けは良くなかった(´ω`)

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秘蔵の蔵書から工具メーカーカタログまで展示してみました。

調律師の世界は垣間見せることができたと思います!が・・・第二回で、参加者が減ってないことをお祈りします。
第二回は得体の知れないアップライトピアノを持ち込んで、バラしてみたいと画策中です!




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