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「国連食糧農業機関(FAO)は8日、中国に関する特別報告を公表し、世界最大生産国である中国で、北部の穀倉地帯が昨秋以来干ばつに見舞われていることで、同国の小麦生産がリスクにさらされている恐れがあると警告」と2月8日付のロイター通信が報じた。

同紙は、「同報告でFAOは『秋まき小麦の主な生産地帯である華北平原で、2010年10月以降の降雨量が平年を大幅に下回っているため、6月の収穫がリスクにさらされる恐れがある』とし『今のところ、秋まき小麦の生産はこの冬季の干ばつに見舞われた場合、また、今月の気温が平年を下回って推移した場合、危機的な状況に陥る恐れがある』と警告。」

中国の昨年の小麦生産量は1億1510万トンであり、そのうち「約95%が秋まき小麦だった。」

北部の穀倉地帯での干ばつの影響で、中国ではすでに「小麦の価格が上昇している。」1月の全国の小麦粉の平均小売価格は過去2ヵ月と比べ8%上昇し、前年同月比では16%上昇。

China Watch Times / An Arms Watcher

記事元
ロイター通信
中国小麦生産、北部穀倉地帯の干ばつが収穫のリスクに=FAO