2008年05月21日

アメリカ、F-16戦闘機をルーマニアに輸出か

1bc1895a.jpg Defense Newsの5月19日付けの記事によると、アメリカ国防総省は、今月19日、4500万ドルの武器契約の一部としてF-16戦闘機48機をルーマニアに輸出する可能性があることを、米議会に報告した。

48機のF-16戦闘機のうち、24機は新型F-16C/D型(ロッキード・マーティン社製)となる。残りは、F-16C/D Block25改造型となる予定だと、アメリカ国防安全保障研究局(Defense Security Cooperation Agency)は同紙に話した。

もしも、同報告が議会から認可されれば、ルーマニア空軍は近代化し、同国の防空そして共同作戦(おそらくNATO)も可能になるだろう。と、同紙は伝えた。

今回の武器貿易提案には、エンジン、レーダー等を含む電子機器等が含まれる。

ルーマニア空軍は、いまだにミグ21等の旧式露製航空機を使用しているが、2010年までに、全てのミグ21戦闘機を引退させたいとしている。さらに、ミグ21戦闘機の後継には、F16だけではなく、Gripen(スウェーデン製)とRafale(フランス製)も導入されるようだ。 

以上記事引用・翻訳

ルーマニアは、2004年にNATO(北大西洋条約機構)に加盟し、米国からの武器をかなり大量に導入している。今回も、NATOが要求する軍事水準に達そうとする姿勢の表れではないだろうか。

情報元(英語)
DoD: Possible $4.5 billion F-16 Sale to Romania

写真は、F-16C/D 提供:インターネット


ippikiwakazou at 07:45│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック アメリカ | 武器貿易ニュース

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