2010年04月06日
ロシア、ベネズエラ向けの武器供給を継続 戦車、潜水艦含む
ベネズエラが購入するといわれるT-72戦車
BM-30多連装ロケットシステム
すでに、ベネズエラに引き渡されたとされるSu-30戦闘機
ロシアは、ベネズエラの軍備近代化を援助するため、同国向け武器供給を継続すると、ブラジミール・プーチン首相は話したと、RIA Novosti通信の4月3日付記事は報じた。
『我が国は、ベネズエラ軍の近代化支援を継続してゆく。ロシアはすでに、Su-30戦闘機や他の軍事兵器を既に、ベネズエラに引き渡している』と、3日プーチン首相はベネズエラ大統領との会談後の会見で話した。
さらにプーチン首相は、ベネズエラ向けに22億ドルの融資を、チャベス大統領の訪ロ中に約束している。
この融資の一部は、90台以上のT-72戦車や台数不明のBM30多連装ロケットシステム、ディーゼル機関型潜水艦、S-300防空システムの支払いに充てられるという。
2005年以降、ベネズエラは40億ドル相当のロシア製戦闘機とヘリコプター、自動小銃を購入している。
今回のチャベス大統領の訪ロにおいて、新規武器売買契約は調印されなかったが、過去に調印された契約分の18機のMi-17輸送ヘリコプターが、ベネズエラ側に納入された。
翻訳/編集 An Arms Watcher
記事元
RIA Novosti通信
Russia pledges to continue arms deliveries to Venezuela