2018年04月

2018年04月29日

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Peace !!




ipsilon at 13:08 

2018年04月27日

ただひたすら信じること、それによって生み出される推進力と、自分の信念に絶えず冷静に疑問を突きつけることによる負荷。
相反するベクトルを、互いの力を損なわないような形で一人の人間の中に内在させることは可能なのだろうか。豊かな調和を保つことは。(『春になったら苺を摘みに』)



非常に普遍的な問いだ。古代ギリシャの時代から、幾多の人びとがこの問いについて思索し、見出したことを提示してきたのか考えると、思わず意識が遠のくような気分になる。だが、生きるにあたって、非常に大事な問いであることは間違いないだろう。

こうした問いを立てずに持たれる信念――絶対主義という狂信・妄信――の恐ろしさに気づいていれば尚更だろう。


一人の人間を神格化して崇める、という行為には、自分で考える努力を放棄し、判断し決定する責任を他に押しつけた怠惰のにおいがする。どんな人間にだって苦悩し迷いも過ちもあったはずで、その試行錯誤の過程を等身大の同じ人間として受け入れたい。安易な神格化は軍隊内での苛めのような歪みを生み易くする。心理的な上位をつくってしまえば、必ず下もつくらなければすまなくなる。(『ぐるりのこと』)


だから、わたしは日蓮本仏論というのを容認しない。
日蓮を一人の人間と見れなくなった時点で危険だということだ。それは釈尊に関しても同じだ。いな、誰に対しても同じだ。そもそも、仏教の根本思想は「平等」なのだから、始祖であるからといって、仏であるなどと崇めるのは間違いだ。
実際、創価のやってきたこと、やっていることは、梨木さんの言ってる通りになってるわけだ。

最上(尊極)=日蓮、最低(極悪)=日顕という構図を作り出したのだ。
でも、日蓮も日顕も同じ人間だ。そこに視点がいっていないことがすでに仏教ではないということだ。
池田氏=尊極、池田氏を批判する者=極悪とね。
そんなことをしながら人間主義だとか言い張る図々しさ。
信教の自由が保障されていようが、信仰の向きを変えたら、退転だの反逆者だのと貶して、人を人間扱いしない。

苛めのような歪みもあるではないか。査問だの除名だの。最近では当たりまえのようになってきたわけだ。

ipsilon at 18:54 
500頁にわたるボリュームのある自伝だけに、感じたことをあげつらって感想を書くのは難しい。
というよりも、そういう書き方をすると紙幅を取りすぎるし、個人的な思いが強くなりすぎ客観性に乏しいものになるので、本書全体が見わたせる内容になるように書いてみようと思う。


本書は3部構成になっており、第1部「暁を見る」はヘレンが21歳のときに著したものであり、第2部、第3部は、彼女が49歳のときに著したものになっている。

著述は詳細を極め、実に細かいところにまで言及している。恐らく、その時、その時に記録を残してきたものがあったのだろう。

多くの人が承知のとおり、ヘレン・ケラーは聾盲唖を抱えた人である。
しかし、記録を残していたとしても、彼女の記憶力の良さにまず驚きを感じた。
また、語彙力の豊富さも素晴らしいものがあり、下手な著述家が用いる形容や譬喩表現と比較してみれば、彼女がいかに努力して語彙を身に着けたかが見えてくるはずだ。
無論、語彙力の豊富さは、彼女がいかに多くの会話を交わしてきたかということにを証明していると考えていいだろう。

また、点字ということについてもそれなりに詳しく語られており、その歴史なども語っている。
当初は、いくつもの方式があり、アメリカ、欧州とも規格化が進んでおらず、〜式というものを覚えればそれで済むというものではなかったことが語られている。

特に数学の記号などは、非常に苦労したそうだ。
何しろ、点字は言葉を表現するもですからね。
描かれている図形を、脳内で形作り思考しようとするわけだから、これは並大抵の苦労ではなかろう。
しかも、そうした数学に関する点字にもいくつもの方式があり、さらに理解を妨げる状況があったのだそうだ。
この辺りを語るヘレンの苦労話は本当に染いってくるような大変さを感じた。

また、点字というのは、表現の量が増えるのだそうで、普通上下巻に分かれていない本が上下巻になったり、
3冊になったりするのだそうだ。

だから、読みたい本を置く場所も大変。
いやそれ以前に、点字化されている作品も少ないのだそうだ。

こうしたことの幾分かは、目の不自由な人と関わったとき――読みたいと思う本があっても点字になっていないなどには――わたしも気づいたことだったが、そうであっても、何も知らなかったに等しかったなと、非常に反省させられた。

だからといって、ヘレンを支えた人たちのように、指話法を憶えようとか、点字を憶えて、タイプしてあげようと努力し、不自由な人々を支えようという優しさを持つ人もまた少ないのだと思う。
結局のところ、いくら点字の方式が統一され、環境が整っていても、最後は支えようと思う気持ちの人がいるかどうかなんだということになるのだろう。

しかし、その支えというのも難しいわけだ。
ヘレン自身が言っているように、彼ら(彼女ら)の求めているものは、過度な親切でもないし、お節介でもないからだ。いわんや不自由を理由にした過剰な権利闘争でも何でもないわけだ。
彼ら(彼女ら)が求めているものは、不自由のない人たちが求めているのと同じ、「自立」であり、人としての「平等」なわけだ。
その辺りを支える側が理解してくことが大事だと痛感した。

そもそも、不自由があるとかないとかは関係なく、社会にある人々は「自立」するために支え合っているわけだ。
ともすると、不自由のない人というのは、俺は誰にも支えられないで自立しているなどと傲慢思考に陥る人もいるのだろうが、そんな人は一人もいないわけだ。
そういうことを考えてみれば、彼ら(彼女ら)が求めているものは何も過度な要求でも何でもないし、人間として当たりまえに抱く欲求なわけだ。
だがしかし、世間というのは、今でもなかなかそういう視点を持てないようだ。


ともあれ、ヘレンが不自由のない人の何倍もの量を点字で打ち、さらにその英語の点字を日本語に訳した岩橋武夫(盲人だった)の、仕事の偉大さにまず目を向けたうえで読んで欲しい一冊だ。

一日中、指話をしつづけ、疲れ切ってもう出来なくなるまで話しかけたサリバン先生、人間として素晴らしいんだ。
自身、病魔に侵され、回復の見込みがなくなってさえ、力を合わせて聾盲唖の人びとのために尽くすことで友人になった「タケオ」こと岩橋武夫に会いにいきなさいといえるサリバン先生の強さ。

そうまでして築いたヘレンとタケオの友情。
そのタケオにまで先に旅立たれてしまうヘレン。
そりぁね、来日したときにタケオの墓にしがみついて嗚咽しちゃうよね。

それでも、生涯にわたり聾盲唖の人々の自立のために戦いつづけたわけですよ。

そんなヘレンの自伝――つまり『わたしの生涯』――の解説は、岩橋武夫の御子息、英行さんなわけです。
いま記事を書いてるだけで、涙ぐむんだわ。
人と人の絆の美しさにね。

ipsilon at 17:49 

2018年04月25日

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朝から降っていた雨が昼くらいにあがった。
濡れた樹々はなんだか喜びの歌を奏してしるように思えた。
とくに、松とかいった針葉樹の幹はつやつやしていて、嬉しそうに見えた。


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そんな樹々のあいだから見える青空と雲がつくる青と白のコントラストに心が踊った。
実際はもっと空気感のある美しくも愉快な風景なのだが、写真では空気感までは伝えようがない。

鳥の声、カモのガッガー、水鳥が水面に降り立つ飛沫の音。
あらゆる音は生きている喜びを伝えてくる音だよね。
そう思いながら、上空を飛んでいく、少しやかましいジェット輸送機を見上げた。
あの子も生命の喜びを伝えてるんだろうけど、そう思えるほど自分はまだ成長できてないなァと思った。

輸送機の飛びっぷりは見事といえば見事だけど、日々に鳥たちの絶妙な飛行を目にしていると、なんだか便りなさを感じるのだ。
その頼りなさを隠すかのように、轟音を立てて飛び過ぎていくのを見上げていた。


問題のある生活保護法の改正が、自公賛成多数(野党の欠席)で可決されたわけだ。

マイケルが歌ってることが正しいわけだ。
政治支援なんかしてる暇があったら、マイケルのようにまず自分が苦しんでいる人に手を差し伸べることだ。
それも出来なくて、なにが世界平和だ! 笑わせるんじゃねーよ。
それが出来なくて、なにが世界宗教だ。偽善者どもが!

ipsilon at 16:25 

2018年04月24日

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池でぷかぷかしながらお昼寝〜。
「写真とっちゃお!」ってシャッター音をさせた瞬間、頭をあげてこっちを見たんですけどね。
多分、自然界にはない不自然な電子音のせいなんでしょうね。
しばらくこっち見ていたあと、また寝ましたけどね。


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ぜんぜん意識になかった公園の案内板を見たら……。
指先で触ってみたけど、鈍感すぎて点がどうならんでるかよくわからない。目で見てこうなってこう並んでるんだなとわかっていても、指先ではそれがわからない。
どんだけ鈍感なんだよと、自分にがっかりした。それでも木の幹に触れたり、葉に指を伸ばしたり、あるいは食器を洗うときは指先や掌に伝わる感触をなるべく感じようとしてきたんですけどね。

なんで点字に急に意識がいったかというと、
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こういう本を読んでいるからだ。
もうすぐ読み終わるんですけどね。

汚いから触っちゃダメ! と言われてきたりとか、汚れたものに触れるときは手袋したりと、ただでさえ視力にばかり頼って生きてるわけだから、現代人の肌感覚は非常に衰えているわけで。
未開人は狩りをしたり、その道具を手作りしたりしていたので、今の人たちよりよほど鋭敏な感覚をもっていたんだろうなと思うと、現代人の退化を感じざるを得ないわけだ。
退化だけならまだしも、感覚で捉えてもいないものにあれこれ言って妄想ばかり見ているのだから。

ipsilon at 12:00 
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