みなさん、歯医者さんでくいしばりや歯ぎしり を
指摘された事はありませんか?
実際治療をしていても、この方は歯ぎしりをしてそうだなと思うことはよくあります。
くいしばりや、歯ぎしりの原因はストレスなどと言われてはいますが
明らかな原因がわかっていない のが現状です。
実は歯科治療をするうえで、くいしばりや歯ぎしりに頭を悩ますことがよくあります。
ムシ歯や歯周病であれば原因を除去すれば、問題を解決できます。
しかし、先ほど書いたように歯ぎしりには明らかな原因がわかっていません。
ストレスを減らすように伝えても、ストレス社会では実際そうはいかない事も多いと思います。
歯ぎしりは、くいしばりなどは通常の食べるときの6倍、7倍の力がかかると言われています。
それだけの強い力がかかってくるので、顎の筋肉や関節に痛みが出たり
歯のつめものが割れてしまったり、場合によっては歯が割れてしまうことがあります。
自らの力で自らの歯を壊してしまう、しかも原因を解決することが難しい。
なので治療がとても難しいわけです。
しかしそういった方にも救いの手はあります。
寝ている時に歯ぎしり、くいしばりがある方に対しては
ナイトガードというマウスピースのようなものを作製します。
直接歯ぎしりを止めるわけではありませんが、これがあれば歯の変わりに
ナイトガードが削れてくれて、歯を守ることができます。
もし自覚症状がある方は、歯医者にご相談ください。