コーヒーにカフェインが含まれることに疑問を感じたことありませんか?
なぜコーヒー豆にはカフェインが入ってるのか?
たまたまじゃないの?
そうかもしれませんね。
神様が人間が楽しめるようにされたのよ!
それは神様に感謝ですね。
いろいろ考えられますが、こう言われています。
先の『抽出後のコーヒーカス』の話でも触れましたが、虫の中にはコーヒーの臭いを嫌うものがいます。
ナメクジも嫌いだそうです。
植物の中にもカフェインを感じると侵入してこない植物も多くあります。
全部、カフェインが苦手なのです。
コーヒーの木って見たことありますか?
広く遠くまで手を広げるように伸ばした枝。
決してお行儀の良い樹ではありません。
うちに来られたお客様にも言われましたが(笑)
綺麗に刈り込んではいますがお店にもあるのでご覧ください。
そこからカフェインを含んだ赤い実が落ちると実が腐って種が出てきて土中にカフェインが入り込んで木の周りを覆います。
するとコーヒーの木の周りにはカフェインのガードができます。
コーヒーの木というのは非常にデリケートな樹で植える時、育てる時にも環境に配慮が必要なくらいの樹です。
周りが繁殖性の強い雑草などで覆われるとコーヒーの樹にはあまり良くありません。
病害虫にも弱い樹なので虫もできれば可能な限り避けたいです。
というわけで、ある種の植物や虫の嫌うカフェインを自分の周りに巡らせることは彼らにとって生育のために必要なことなのでした。
幸いなことにそのカフェインが人間を喜ばせることになって現在私たちは美味しいコーヒーを飲むことができているのです。
昔、蟹や海老が湯がくときれいな赤色になるのは神様が人間が美味しく感じるようにそんな色にしたと力説する知人がいましたが、これはそんな話と違ってちゃんとしたお話です(笑)
私たちが楽しんでいるコーヒーのカフェインって、実は彼らの武器だったのです。
そう思うとコーヒーカスって虫除けに使うと良いかもしれませんね。
では、また。
( ◠‿◠ )