Digitally Colorized Photos of old monochrome Vessels. For inspiration only.
f1m

以前他所で彩色した画像に手直しを加えたものです
元は南洋での記念写真で、いい写真だと思います
あまりにも美しい写真だったのでホントに60年前なの?と疑ってました。

はにかんだ笑顔の方、堂々と腕を組んでこちらを見ている方
この中でご存命の方はいらっしゃるのでしょうか?



モノクロ写真にはもともと色彩の情報は無く、微妙な色温度の差から元の色を想定するしかありません。(追記:もともと色が無いので、どれほど上手に色をのせても、それは復元にはあたりません。)
また、色彩は周囲の影響を受けながら彩度を変化させるので、それを表現するのは現在では主観による手作業しかありません。
それゆえ、カラー化というのはどうしても製作者の意図が出てしまいます
同じ映像でも編集で内容が変わるのと同じことですね

これは真実ではなく表現です。
その上で、彩色された画像を見た人がどう感じるかは
その人のものなのだと思っています。

戦争の悲惨さを訴えたい人の表現は、やはりそのようになります
かっこうよい時は、それは製作者がそのように意図したからです

私の場合、逃れられないとは思いながら
出来るだけ自分の意図を出さないようにしていますが、そのために気にかけているのは元の写真を撮影した人の気持ちです。

「ファインダー越しに、このカメラマンはどう考えていたんだろう?」
「彼に与えられたのがカラーフィルムだったらどのように写ったろう?」


この写真の場合、私は写っている人の笑顔に惹かれました
「笑顔がちゃんと笑顔になればいいな」
それだけが今回私が意図したものです。




画像更新1.1
最初の画像がプリントを前提にした彩度の高いものだったので
RGBで見やすい彩度を落としたものに差し替えました

Comments

    • のりまき's comment
    • August 15, 2009 02:44
    • 5 あ〜!更新されてるう〜
      すごい良い写真ですね。

      この時代に生きた人が、実はちょっと羨ましかったりします。
      大変な時代でしたけれど、今の便利で平和な世の中の今よりも、
      信念を持って、信られる者(物)があって
      みんなが一つになって、前進していたからです。
      (不謹慎な言い方かもしれませんが。。。)

      今日は15日
      終戦記念日ですね。
      昨日、上野に行ったら
      たまたま「東京大空襲の慰霊碑」の前を通りました。
      手をあわせて祈ってきました。

      素敵な写真をありがとう
    • 播磨's comment
    • August 15, 2009 21:29
    • 5 お久しぶりです!更新されてましてホッとしました(笑)今日は終戦記念日でしたね。色々と戦争と平和について鑑みるにはちょうど良い日です。理想はジョン・レノンのイマジンですが…人類にとって未来永劫無理なんでしょうかね?写真は以前に見たことは有りますが、笑顔がかえって切なさを増幅します…
    • 三笠's comment
    • August 16, 2009 17:20
    • 良い写真ですね、泣きそうになります。
      モノクロが時間だけでなく価値観まで断絶してしまうような気がしています。
      過去の日本人や戦争を他人事のように扱ってしまいそうなものを、
      自分達と繋がっている全く同じ日本人なのだと、
      同じ価値観や同じように四季や富士山を愛しいと思うような日本人なのだと、
      とても身近に感じさせてくれます。
    • うさぎ's comment
    • August 16, 2009 22:12
    • もう更新無いのかと寂しく思っていましたが
      更新されていてホッとしました^^

      個人の主観で再現されているのは良いと思います管理人さんの考えが伝わってくる感じもします

      史実とは違うとか、それは違うとか言う意見もあるでしょうけど管理人さんの価値観で続けて欲しいと思います

      これからも頑張ってください!
    • irootoko_jr's comment
    • August 18, 2009 21:26
    • >のりまきさん
      元の写真はすごく綺麗でカラー化するのに躊躇するほどでした
      本当によい写真です

      自分で信じられるものを探さないといけない時代は面倒ですが
      それを面倒がると戦争を選んだ時代を生きた人に笑われそうです
      今は平和を選んだ時代だと思いますが、なんだか実感は湧きません
      でもやっぱり選んでるんですよね、平和。
      自信を持って主張していい部分だと思ってます
    • irootoko_jr's comment
    • August 18, 2009 21:45
    • >播磨さん
      みなが同じものをイメージするのは難しいですよね
      難しいから歌になったんだと思います

      「イメージしてみて」って問いかけは、安易な解決策じゃあなく
      そこに向かって努力する価値はあるよって提案だとは思いますが
      厄介な事を言うもんです
      やたら時間がかかるくせに避けて通れない
      人間の業への挑戦っぽい

      世界中で歌われているのが救いかもしれません
    • irootoko_jr's comment
    • August 18, 2009 22:10
    • >三笠さん
      色つけている際、うるっときました
      でも笑顔だったので救われます
      今とかわらない身近な若者ですよね

      なまじっか白黒写真があったために、近代史はモノクロで紹介されます
      タイミングが良いのか悪いのか、敗戦により否定された時代と重なる。
      なんだか他の大切なものまで一緒くたに否定しているようで
      いろんな矛盾の温床なのかもしれません

      「より分ける」っていう面倒な事を避けてるうちは
      そんな矛盾と付き合っていかないといけないんでしょうか
      そんな気もします
    • irootoko_jr's comment
    • August 18, 2009 22:41
    • >うさぎさん
      ありがとうございます
      まだまだ続きます

      ここしばらく忙しかったってのもありますが、淡々と画像だけ作っていると
      だんだん鬱屈してきます(笑

      元の写真があるのに、色をつけたくらいで自分の意見押し付けてもしょうがないのですが、やっぱり時間をかけて一枚の写真と向き合ってると思うところもあるんですよね
      そんなときは、ちょっと離れる事にしています。

      この二年間でも何度か中断しておりますので、気にしないでください
      継続の秘訣なのかもしれません
    • 見張り員's comment
    • September 09, 2009 23:02
    • こんばんは、初めてコメントさせていただきます。
      大好きな海軍の艦艇が彩色されていたのがうれしく、ゆっくり拝見させていただいていましたがこの写真には思わず息をのみました。
      あまりにも生き生きとしていて、皆さんおっしゃるようにとても60数年の年月がたったものとも思えません。
      私は海軍ファンで、艦艇や航空機も好きですがそれよりそれを扱っていた「人」に魅かれます。
      このお写真に写った皆さんがその後どうなったのか、本当に気になりますね。
      でも、こういう時代にありながらも素敵な笑顔にはほっとさせられますね。

      長々とごめんなさい、またお邪魔させていただきますね。
    • irootoko_jr's comment
    • September 10, 2009 20:51
    • >見張り員さん

      戦争中だって人は笑っていたし、そんな写真はたくさんありますよね
      当時は「戦争だから笑っちゃいけない」って単純にかたづける人もいたと思います
      今だって正しさを単純にかたづける人が大勢います

      人はもっとめんどくさくて、素敵だって
      一枚の写真からでもじゅうぶん読み取れると思うんですが
    • ひでお's comment
    • June 19, 2010 22:17
    • 5 もう一つか二つ星をつけたいくらいです。
      なんか帝国海軍航空隊の誇りと、息吹が感じられるような一枚ですね。
      残念なのは、この写真のパイロットの方達の多くが、戦死されてしまっているかもしれないことですね。

      合掌
    • irootoko_jr's comment
    • June 24, 2010 00:54
    • > ひでおさん

      この写真は本当にすばらしいと思います。本来カラー化する必要なんか無いのですが、カラーになってみると改めて様々な感情を覚えます。生きること、戦死ということ、現代の私に大事なことを伝えてくれる気がします

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