おかや木芸&工芸おかや

私は工房と工芸店を経営しています。三十代から六十代までの スタッフが日々忙しく働いています。そんな、生き生きとした彼らの仕事のようすや徒然に感じることを日記のかたちで綴ってみたいと思います。 また、今をいきるものづくりの工房やお付きあいさせていただいている作家の方々のことなど、すてきな部分を書いてみたいと思います。

玉川高島屋アートサロン

ずいぶん長くブログをお休みしてしまいました。心を入れ替え再開します。昨日から玉川高島屋アートサロンでおかや木芸作品展が始まりました。会場の様子をご覧ください。
image
l

新作ご紹介 黒柿ねじ切り香合・正倉院紋様

1月はこれまで、長くとりくんできた新作が出来上がってくる月です。
技術的なこともあり、いくつか課題が乗り越えられず、3年がかりで取り組んできた「ねじ切り」の香合がようやく仕上がりました。
 以前、銀座のお香の老舗のご主人で、早稲田大学の非常勤講師もされていた方のお話を聞いたことがあります。「あなたの取り組んでおられる黒柿と私たちのお香とは深い縁があります。それは仏教伝来まで遡り、朝鮮半島を通じて日本に入ってきたものです。」そんなふうに言われてうなったことがありました。
 正倉院御物の黒柿の厨子や箱、供物台など仏教とともに繊細な木工技術も渡来してきたことは間違いありません。多くの工芸の種が日本に撒かれ、根付きました。
 昨年11月に年に一度の正倉院展にいきました。ポスターにもなった琵琶の美しさと技術の高さにあらためて感銘をうけました。
 初めて出来上がった「ねじ切り香合」の一つにそんな思いを重ねて、蒔絵の作品が生まれました。写真の香合です。正倉院の琵琶に象嵌された花模様を蒔絵で表現したものです。
 遠い昔、仏の教えを受け入れた祖先に思いをはせながら。
ねじ切り香合正倉院紋様

昨日に引き続き新作のご紹介

昨日に引き続き、新作のご紹介です。
黒柿手刳片口は一点一点、刳り抜いてつくるもので、黒柿材を輪切りにし、木目や木理を見極めながら、木取りをし、時間をかけて乾燥させます。この作品もテーブルウェアフェスティバルに出品する予定で制作いたしました。
手にしっくりくるよう職人が工夫しています。
黒柿手刳片口

新作のご紹介

あけましておめでとうございます。
今年はブログもがんばります。よろしくお願いします。
工房が4日からスタートしました。
年末に拭漆の工程に入っていた黒柿の蓋物(ボンボニエール)が出来上がりました。

東京ドームで1月31日から始まるテーブルウェアフェスティバルで、主催者展示コーナーに予定している作品です。ボンボニエール

日本橋高島屋7階

日本橋高島屋7階クロスロード7の個展も残すところ3日。猛暑の中、多数のご来店、ご来場に感謝ばかりです。image


コンベックス岡山伝統工芸展

1507瀬戸内伝統工芸展

昨日からコンベックス岡山の会場で30回以上の歴史をほこる、協同組合瀬戸内ファーニチャー主催の伝統工芸展が始まりました。鹿児島から青森まで全国の伝統工芸品や手作り家具の仲間が3日間だけの夏のイベントに参集します。入り口すぐの広い会場をいただき、私たちは毎年、中国山脈を3時間かけて車で超えてきます。今年は台風11号と中国縦貫道の中央くらいですれちがいました。
なにはともあれ、無事にスタートでき、出雲黒柿と栗の家具をみていただける願ってもないチャンスに感謝です。

梅雨の季節 黒柿コーヒーテーブルができました

 数日、雨が降ったり止んだりでした。この季節は湿気があって空気中の湿気を吸って、木材が少し膨らみます。気をつけないと乾燥した環境で吸っていた水分が外にでたときに木材がわずかですが収縮します。最悪の場合には接合部分が離れます。ですから、木材の乾燥状態にはいつも気をつかいます。
 私どもが制作しているものの多くは拭漆仕上ですが、この季節は漆が良く乾き、艶やかな漆本来の美しさが際立ちます。どうしても急ぐ仕事では、朝塗って、夕方塗るというようなことが出来るのはこの梅雨の季節だけです。ゆっくり時間をかけて乾かすほうがいいにきまってはいますが。
 IMG_4761
 初めて黒柿の50僂留澤舛離魁璽辧璽董璽屮襪鮑遒蠅泙靴拭ティーテーブルだという人もありますが。
 東京の常連のお客様がこんなのがあったらいいねといわれたことで、作ってみようと思い立ったのですが、総黒柿は贅沢かもしれません。展示会用の一点ものです。いい出会いがあればうれしいですね。

「子の手孫の手・母の指」

子の手孫の手母の指欅(けやき)を削り出してうまれた健康の道具
「子の手孫の手・母の指」のご紹介をします。
もう少しすると販売も始まります。

子の手
卵のような形はその内側で肩を叩く「子の手」になります。内側のカーブは肩や腕の曲線に合っているのでソフトに患部を叩きながら、血行をよくすることが出来ます。子供がとんとんと優しい気持ちで父母の肩を叩くようなイメージで叩いて下さい。孫の手の部分が小指にかかり、軽くスナップをきかせながら叩くと楽に叩けます。
孫の手
上に乗っている一方がとがった鳥の首のような部分は、襟元から中にいれ、痒いところを掻くための「孫の手」。引き上げるときに鳥のくちのような形の部分が痒いところをしっかりキャッチしてくれます。
母の指
天を指さしているようなバランスの中心にある小さな台は指圧棒です。慈愛に満ちた「母の指」、それが指圧棒の役目だから。
肩こりのつぼや首筋のつぼ、足裏やふくらはぎなど指だけでは容易でないツボ押しのための道具、「指の延長の形」です。たっぷりした下部を掌(たなごころ)に当て、先端の指先の部分をツボに当てると、少ない力で効率的に押すことができます。

まるでバランスのオブジェのような不思議な形の健康の道具「子の手孫の手・母の指」。日本の伝承健康具です。
一つ一つのすぐれた機能を是非、お試しください。
バランス健康具組

なんでも鑑定団(黒柿)

撮影3 satuei2
5月26日に放映された「開運なんでも鑑定団」に静岡県から黒柿の座卓が鑑定を依頼されたのですが、その際の黒柿の板や歴史的作品、原木などの撮影依頼をうけました。
黒柿の代表的な木目、縞柿、ベタ黒、孔雀杢を材料置き場から引きずりだして天板を削り撮影をされました。
また展示場にあった箪笥や茶箱、棗なども。
続いて、松江の不昧公の墓所のある月照寺にいって、黄天目茶盌の黒柿の箱を撮影。緊張しました。最後に松江市に合併された東出雲町の畑地区の柿の畑に、若葉美しい柿の木を写しに同行しました。
とてもよくできたと言われてうれしくおもいました。
ユーチューブで見ることも出来ます。

https://www.youtube.com/watch?v=oz_paVGL5wY

新作 栗和室テーブル

8月は新作展を東京と島根でさせていただきました。
その中で評判がよかった和室テーブルをご覧ください。
150センチ、幅は80センチ。高さが60センチで視線が低くなっています。床の間やお庭を見る高さを考えてあります。畳み摺とよばれる脚部の底をつなぐ板をテーブルにも椅子にも付けました。畳でなければ外せます。栗材で落ち着いた色合いとうづくりの触感が好評です。

和室テーブル
QRコード
QRコード
最新コメント
  • ライブドアブログ