やぶいの医療解説

栫井 雄一郎の解説

「自分」を生きてみよう 

このたび、 『 「自分」を生きてみよう 』 第二版が完成して、現在配布中です。
エントロピー体系理論・心理編という副題をつけてみました。
初版のあと、次をどうするかが課題でしたが、第二版も自分が書きたいことをつぎ足して、初版の一部の書き直しもしてみました。

最初のほうが参考になる方
・この本を読むことで心が穏やかになります。
一つ一つ自分のできることを着実にやっていきたいと思います。
 (20代男性・米国在住)
・いいことがいっぱい書いてある。自分のためにも、仕事にも役に立つ。(50代女性・緩和医療訪問看護師)

こういった方は、いわゆる陽性転移が成立していますので、読んでいただいても効果が期待出来ますし、読みやすくてわかりやすいと言っていただくことが多いです。

真ん中の症例が参考になる方
御自分で臨床をやっている医師など専門的な方には参考になるようで、特に日常短時間の診察しかされていない方に好評です。
企業などで人事管理で悩んだことのある方にも参考になると言っていただけています。

最後のほうが参考になる方
エントロピー体系理論は、心理や個人に限らず、組織や概念を考える上で参考になるものであり、そこを理解してくださる方には大変参考になると言っていただけます。

この本を読んでいただけない方は、今のままでいいとか、御自分には精神的な問題はないと思っておられる方を中心に(この本ではエントロピー増大の法則に流されると表現)、多くおられます。
本の内容は、私が書きたいことを書きたいように書いているので、感想は、読む人によって大きく違いますが、
どなたがどのような感想を持つかはとても参考になります。

通常の方は、その人が信じている視点から読まれますので、それなりの感想が出て来ます。

エントロピー体系理論は、人や社会が信じている価値観を超えたエントロピーの法則という現代物理学が絶対的な真理として認めている原理から全体を構築し直そうとする試みであり、情報過多の社会に適応した手法だと自負しています。
(参考)フレデリック・ソディー(ノーベル物理学受賞・1956年没)
エントロピーの法則は、最終的に、政治システムの盛衰、国家の自由ないし束縛、商業を産業の動き、富と貧困の発生、人類への物理的貢献のいっさいを支配する。
  糸川英夫(航空宇宙実務者)
私は、ここ10年ぐらい、「エントロピーの法則を人間社会に持ち込んでみたらということを考え続けて来た。「エントロピーの法則」(祥伝社)には、ズバリ「新しい世界観」というサブタイトルがある。

あらゆる情報があふれる情報過多の現代では、何らかの感情や評価を基盤として全体を制御することは不適切であり、出来るだけ普遍的なものから再構築し直す必要があります。

『 「自分」を生きてみよう 』 第二版を読んでみたい方には、送料とも無料で配布していますが、きちんと読んでいただけることが条件です。
以上、よろしくお願い申し上げます。

飛び降り強要の背景

マスコミ報道の経過
2012年4月、埼玉県草加市の中学校で、生徒が校舎二階からの飛び降りを強要されて、腰(腰椎)の圧迫骨折の大けがによる損害賠償事件が発生しました。
一審の埼玉地方裁判所は、2017年4月に614万円の賠償を命じましたが、その後東京高等裁判所で二審が行われて、1185万円の支払いを命じる判決が、2018年3月28日に行われました。

この中学校がある周辺では、現在も空き巣などの窃盗犯罪が多発する治安の乱れがあり、生活保護の方が車を乗り回すなどの法令の無力化が草加市の中でも最も顕著に見られます。

この地区では、灯篭などの電球がすべて抜き取られるなどの被害が多発していますので、そういったお祭り行為なども自粛せざるを得ない状況です。

住民には、何となく草加市の現状が伝わっていますので、あきらめる気分が強く、結果として、埼玉県草加市は埼玉県の中でも最も犯罪の多い地区となっています。

草加市のおれおれ詐欺被害は、埼玉県でも飛びぬけています。 
平成29年草加市の実数
振り込め詐欺発生件数  88件
被害総額      2億2300万円

もちろん、草加市民であることに大きな誇りや自信を持っている住民も多いのですが、そういった方の大半は、お話ししてもほとんど何もご存じありません。

草加市では、このほかにも、政治家の不正蓄財や汚職に限らず、大きないじめ事件や、草加市職員の抗議の焼身自殺というようなはでな事件もありましたので、表ざたのなったら大事件になったことでしょう。

エントロピー増大の法則は、草加市のように前向きな思想や理念がない閉鎖的な空間で全体が拡散し続けて不都合なことが増え続けることを教えてくれます。

草加市の現状は、行政などが臭いものにはふたをするという方針で一貫していることもあって、今回の高裁判決も知らない市民が大半です。



草加市立病院 不正請求 腹腔鏡手術

報道された内容
2月16日(金) 病院側による発表
高元俊彦病院事業管理者が、子宮がんの腹腔鏡手術で2012年から69件の不正請求があったと発表。
これについては、NHKのニュースでも報道されたので、多くの市民の知るところとなりました。
3月23日(金)
医療法による立ち入り検査が、埼玉県医療整備課と草加保健所により行われました。
今後は、有識者からなる第三者委員会を立ち上げて、安全管理体制を検証することが求められています。
このことは、取り上げない新聞などもありました。

69件は、58人に対する子宮体がん手術と、11人に対する子宮頸がん手術で、22件は、腹腔鏡手術への保険適用自体が認められていない進行性の子宮体がんの患者さんであり、このなかですでに死亡されたのは2名です。

院内では、病理医が院内にいないことや術者が常勤医でないことで以前より問題となっており、問題が表面化したのは、昨年9月に退職した医師の告発によります。

昨年4月に就任した新病院長は、さまざまな問題の実態を知り、任期を待たず昨年12月で自己都合退職しました。

今回の不正請求は、振替請求と言われるやり方ですが、法的には当然のことながら認められていません。

問題となった患者さんは、子宮筋腫として腹腔鏡を行ったために不正請求の対象になっている69件の中には含まれていませんが、手術前の画像からも肉腫(がんの一種)と思われ、その後死亡されましたが、摘出の際に腹腔内に摘出したがん細胞をこぼしてきた可能性も指摘されています。

現在、第三者委員会の構成員は、副市長や草加市部長などの関係者が取りざたされていますので、最初から収束させることを重視して行われるものと思われます。
エントロピー体系理論を使って説明すると、草加市立病院の不祥事は、エントロピーが増大して、より散漫になったことによる当然の結果です。
今後は、すでにそうなっているように、エントロピーがますます増大しますので、このままうやむやになると予想されています。

なぜそのようなことが起こるかについては、私は元草加市の産業医でもありましたし、地元の医療関係者として了解可能ですが、差しさわりがありますので、公表はここまででお許しください。




エントロピー体系理論入門

人の一生は、生命力にみなぎって多くのことを吸収する前半と、何かと衰えて行く後半にわけることが出来ます。
同じように、組織も栄枯盛衰を繰り返していきます。
宇宙でも、ビッグバンをいわれる始まりから前半部分と、やがて縮小する後半にわかれます。
生物学者のアルフレッド・ロトカ(80ページ)は、使用可能なエネルギーが豊富に存在するしているときにはエネルギーを最大限に利用する生物が有利だが、余裕のない環境になると、エネルギーをより少なく無駄なく使うものが生き延びると主張しています。
後半は、勢いのある前半部分と違って違う発想や取り組み方が必要です。
私は、戦後日本の後半戦を支える方針として、エントロピー増大に対応する方針を明確にするエントロピー体系理論を提唱します。


戦後の日本は、戦後レジームと言われるGHQなどが作ったルールに従って運営されて来ましたが、いまだに新たな方針を見いだせないことがバブル崩壊後の低迷を招いています。
エントロピー増大の法則は、人間や社会の在り方にも多大な影響を与えていることについては過去にも多くの先人が指摘されています。
人々は、エントロピー増大の法則という概念がない時代からそれに対応するやり方を編み出して来ましたし、東洋でいうとインド哲学の「あるがまま」というような概念で発展して来ましたし、西洋では、精神分析における「行動化の禁止」が直接的でわかりやすい表現です。

スペースの関係などで、現代物理学が絶対的な真理としているのは、この法則だけだ。(8ページ)と断言している
 エントロピーの法則 (副題:21世紀文明観の基礎) 祥伝社刊
から、何人かの先達の言葉をご紹介します。

アルバート・アインシュタイン(23ページ)
エントロピーは、すべての科学にとって第一の法則である。
糸川秀夫(表紙)
私は、ワシントンの書店で、この本の書名に息をのんだ。
サブタイトルにずばり「新しい世界観」とあるではないか。
フレデリック・ソディー(27ページ)
熱力学の法則は、最終的に、政治システムの盛衰・国家の自由・産業の動き・貧富の発生・人類への物理的貢献の一切を支配する。

私は、どんくさい人間なので、人間の心を中心にした具体的な各論に取り組む一方、総論としてのエントロピー増大の法則の実践と対応に取り組んで、各論と総論は結びつくことを利用して、双方を自分なりに進化させて」来ました。
きちんと読んでいただける方限定で、
「自分」を生きてみよう 副題:心の整理と再統合
を差し上げます。

新しい日本の形(エントロピー体系理論)

日本は、戦後軍部支配からGHQ(米国)支配となり、両者の比較から新体制は国民の支持を受けました。
社会は、戦後73年目を迎えて大きく変化しており、米国にも以前のような力はなくなりましたが、日本はいまだに戦後レジームを引きずっています。
代表的なものの一つは、昭和21年(1946年)5月3日に施行された日本国憲法ですが、昭和20年(1945年)8月10日に通告されたポツダム宣言にそったものであり、日本がけっして連合国側に歯向かわないことを盛り込んだ憲法9条だけでなく、多くの戦後レジームの源泉がこの時期から生き残っています。
日本国憲法前文では、個人の尊厳を掲げており、結果として個人主義の名のもとに利己的な行為が容認されて、エコノミックアニマルといわれるぐらいに精神文化が崩壊しました。
1991年のバブル崩壊後は、その経済も低迷しています。
日本には、戦後レジームに変わる目標があるのでしょうか?
新しい目標は、科学的裏付けが必要であり、しかも日本の特性を活かしたものでなければならないと私は思います。
私は、現在の科学で最も確実と思われることを重視するべきであり、エントロピー増大の法則ともいわれる熱力学の第2法則を基盤とした見識を重視すべきだと思って来ました。
エントロピー増大の法則は、物理学では変わらない真実とされており、孤立系にある物体が秩序ある状態から無秩序に向かって行く傾向を量として表しています。
通常の人間の活動も、エントロピー増大の法則にそって、無駄な発想や気分や行動が増えて行き、それに対応するために抑圧否認などの防衛機制を働かせていますが、その事はほどんど理解されていません。
自然科学で今出来ることは、破壊であり、建設ではありません。
たとえば、細菌から身を守るには、薬により病原菌を破壊して死滅させるだけで、積極的な対応は薬だけでは困難です。
今の機械文明は、石炭・石油などの資源を消費することで成り立っています。
私は、そういったエントロピー増大の法則に対応するには、「空」(くう)を中心とする東洋の英知が役に立つと思っています。
般若心経では、色即是空のあとに、空即是色と続きますが、これは、色即是空でエントロピー増大を抑え込んで、空即是色で新たな建設行為を促しています。
違う言い方をすると、エントロピー増大を抑え込むことに重点を置いた場合は、評価よりも、現状の認知を重視して、行動や結果に結びつけることになります。
戦後レジームに代わる新しい日本の指針は、既存の西洋や東洋の枠を超えて、相互に癒合する体系を構築する必要がありますが、すでに日本ではこれに関連した多くの発言や行動がありますので、いくつかあげておきます。

人間の建設 新潮文庫 岡潔さんの発言
いま日本がすべきことは、からだを動かさず、じっと座りこんで、目を開いて何もしないことだと思うのです。これができるのは、いざとなったら神風特攻隊のごとく死ねる日本民族だけです。

実際、今年の大河ドラマは西郷どんですが、明治6年の政変のときに大久保利通が有馬の湯にこもったのも、エントロピー増大に対応する大久保なりの上記の実践と思われます。

将棋羽生名誉七冠の記者会見より
40代になったら足し算ではなく無駄なことは考えないという境地に至った(ことで再び勝てるようなった)
https://www.youtube.com/watch?v=y_OZKQVPAYY
(一番最後の発言です)

この文は、藤井聡太四段と大橋貴満四段の王位戦を見ながら書いていますが、藤井聡太四段は無駄なことをたくさん考えて時間を消費して負けてしまいましたが、エントロピー増大にどこまで対応できているかの実例は毎日体験することが可能です。

なお、私なりに具体的に一般の方にお役立つようにエントロピー体系理論について書き、一般システム理論と精神分析で厚みをつけたものとして、
「自分」を生きてみよう 副題:心の整理と再統合 朝日新聞社
がありますが、一般販売までは至っていません。

戦後レジームからの脱却

戦後の米軍(GHQ)による日本の思想統制は、個人の文書も開封して検閲するほどの徹底したものでした。
現在の日本国憲法は、そういった時期の昭和21年(1946年)に作られたものであり、憲法9条は、ポツダム宣言に沿って日本が絶対に米国などに武力を向けることのないようにということで作られたものなので、現在の政府が容認している集団的自衛権などが現在の憲法で容認されていないことは明らかです。
日本では、戦後「平和と民主主義」が叫ばれて、それにそって、各種の組織や思想が広く育成されました。

参考までに現在与党である「公明党綱領」から一部ご紹介
「戦争と革命の世紀」といわれた二十世紀は、「国家の時代」「イデオロギーの時代」でした。
戦争は国家の、革命は社会主義イデオロギーの属性でしたが、今日までの歴史の教訓は、個人あっての人間あっての国家であり、イデオロギーであるのに、それが「国家のため」あるいは「イデオロギーのため」の個人や人間であるという“主客転倒”され、一切の目的であるベき人間自身が手段にされ犠牲にされました。
人間自身の幸福な生存こそが目的価値であり、「国家」であれ「イデオロギー」であれ「資本」であれ、人間を超えた何らかの外部価値や権威の絶対化により人間が“手段化”されてはなりません。
いかなる主義・主張であれ、機構や制度、科学や経済であれ、それらはすべて人間に奉仕すベきです。
これが〈生命・生活・生存〉を柱とする公明党の人間主義=中道主義の本質です。

現在は、憲法改正の話が持ち上がっていますが、こういった戦後レジームに対して国民が納得出来る情報提供と合意形成による解消を目指さない限り、憲法改正に関する国民的合意は、困難だと思われます。

日本の医療の現状と未来

日本では、バブル崩壊後の20世紀終盤、活力が失われて、それを打開する方策として、米国追随社会を目指す「グローバルスタンダード」という言葉が盛んにはやし立てられて、小泉内閣などで新自由主義的な改革が行われました。

医療では、2002年7月5日に肺癌治療薬イレッサが承認販売されて以来(一錠7216.10円)、高薬価の薬が次々と発売されるようになり、医療費を圧迫するようになりました。
この頃は、長年使っていた一錠6円前後の薬が薬価改定のたびに一錠20銭程度値下げされて次々と製造中止に追い込まれて、やもなく高薬価の薬を使わざるを得ない状況もありましたが、こういったことが報道されることもありませんでした。
なお、 2016年(平成28 年度)の医療費は、41.3 兆円で、C型肝炎治療薬等の抗ウイルス剤の薬剤料が減少したために、前年度比約0.2 兆円減となっています。

米国では、従来安くで販売されていた薬が体裁を変えて高薬価で販売され直すようなことも出てきており、米国の医療費を押し上げて、医療費のために生活が崩壊する人が増えています。
これについては、10年以上前から多くの本が出版されていますので、何か参考にしていただけると幸いです。
市場原理が医療を亡ぼす―アメリカの失敗  李 啓充著 2004年
  貧困大国アメリカ                堤未果著 2008年
沈みゆく大国アメリカ(逃げ切れ 日本の医療)堤未果著 2015年


日本では、医療を含む社会保障費を抑制する政策が続いておりますので、高薬価の薬の使用が増えることで、他の社会保障費はさらに減少するという悪循環が続いています。

現実の日本の医療福祉の経営状態は、一般に思われている以上にはるかに苦しい状況にあり、個人的にはずいぶん以前から「悪貨が良貨を駆逐する」状況が続いていると思っています。

日本の国民皆保険は、世界でも珍しくうまく運営されている制度であり、米国で国民皆保険を目指したオバマケアがすでに見直しにはいっていることから見ても、今後とも継続されていくことが国民にとって好ましいものと思われます。

戦後日本の既得権益

戦前の日本で最大の権力者は軍部でしたが、戦後の権力者は、マッカーサー将軍の支配するGHQとなり、重要な既得権益も軍部からGHQに移りました。
戦後のGHQ支配は、1945年7月26日の米国・英国・中国による降伏勧告であるポツダム宣言に沿った形で始まり、その最大の目的は日本が二度と歯向かうことのないように徹底的に破壊することでした。
当初のGHQは、日本に残った工業製品製造過程を破壊したり、自由な貿易を禁止しましたので、それまでも工業や貿易で成り立っていた我が国は極端な物不足になりました。
一方、GHQは、日本国内のあらゆる分野で好きなように活動出来ましたので、好きなところを接収して保養施設を含む多くの権益を得たり、あらゆる権力が関わる分野で決定権を発揮しました。

その一部は、現在も続いており、本も出回っています。
「日本人を狂わせた洗脳工作ーいまなお続く占領軍の心理作戦」
    関野道夫著  自由社

具体的には、最近話題のオスプレイの飛行や配置は、日米地位協定で米軍に決定権がありますし、今も、都心にある米軍施設「ニューサンノー米軍センター」(通称ニュー山王ホテル)で日本の高級官僚と米国軍人が定期的に会議を開いています。

「日米合同委員会」の研究 謎の権力構造の正体に迫る
   吉田敏浩著  創元社

GHQから続いている米国の日本支配の手法は、一般にはあまり知られていませんが、CIAが使用しているやり方と大きく重なっています。
 CIA諜報員が駆使するテクニックはビジネスに応用できる
   J、C、カールソン著  東洋経済新聞社

米国は、終戦直後の世界の警察として活躍した時代とは異なり、現在は内外の財政赤字に苦しんでいますので、これまでのような戦後レジームを抱えたままで、今後も日米関係を持続していくことは不可能です。

日本も、今までの構造のままではじり貧になることは多くの方が理解しておられ、日本新党や維新の会や民主党政権などでにぎわったのはその結果であり、根本的構造変革を必要としています。

国家を立て直すためには、安倍政権も今のままでは憲法改正など出来るほどの支持は得られず、野党も米国の納得するような日米関係に関する新たな展開を示せない状況ですので、戦後に関する情報を国民に公開して、国内的にも国際的にも納得出来る形で、新たな日米関係を作り直すことに全力を注ぐべきです。

個人的には、マッカーサーは日本の精神文化を徹底的に破壊して、フィリピンのようにキリスト教を国教になるまで日本に普及させようと工作したり、韓国のように漢字を使わない国にしようとしましたので、今の日本にあった国体をそれぞれの党が示しあうことから始めるといいと思っています。

具体的には、新自由主義などを目指す保守系と、高福祉高負担を目指す革新系が考えられますが、双方とも都合のいいことばかりを強調して、現状は、国民の前に明確になっていません。

情報化社会のあり方

情報化社会とは、何を指しているのでしょうか?
昔から、情報はありましたし、重要でした。

現在いわれている情報化社会とは、インターネットや携帯電話を含む情報機器の発展に伴う変化を指していますが、それだけでは物理的な変化だけで、内容の検討にはなりません。

戦後の日本は、ものつくりに象徴される二次産業といわれる分野で力を発揮して、経済大国といわれるまでになりました。
日本の家電メーカーは、戦後の高度成長をけん引しましたが、現在は、二次産業中心社会の方式を捨てきれず、NECは家電から撤退して、シャープは台湾企業に身売りして、東芝は長年にわたる粉飾決算が判明し、情報化社会に対応出来ているとはとてもいえません。
本来、家電メーカーは、情報機器を生産したり活用したりすることが得意な企業なはずですが、その企業群が大崩壊しています。

日本は、情報化社会に対応した体質に変わる必要があります。

私が大変参考になると思ったことは、将棋の藤井聡太4段が、ここ1年AIを使って急速に強くなり、デビュー以来29連勝という大記録を立てたことです。
ただ、AIを使っているのは、若手のほとんどの棋士ですから、なぜ藤井四段だけが特別に強くなっかが問題になります。
藤井四段は、詰め将棋がめっぽう強く、こういった基礎力が快進撃を支えているものと思われます。

つまり、情報化社会に対応するには、きちんとした基礎が必要であり、そのうえで情報を使いこなせなければ情報が生きてこないということを示しており、適切な基盤のある国家や組織や人が活躍することになります。

現在は、国民一人一人の人間としての基盤をどう高めていくかが重要な課題になります。

残念なことに、現在の日本は、情報化に対応出来るだけの知的基盤を共有しておらず、家電メーカーの崩壊はそのことを端的に示していると思います。

多くの国民も、安直な宣伝や情報に踊らされる傾向があり、地に足のついたt活動に実直に取り組んでいると見えないことが多いです。

たとえば、健康でいえば、食事や睡眠や運動や水分摂取といった自己管理にどこまで取り組めるかが基盤になりますが、それを十分にしようとせずに、薬に頼ったり、大病院や名医を追及したりすることが多いように見えます。

小生は、上記視点から、心についての基盤を強化して共有する必要を感じており、心の整理と再統合の基本をまとめていますが、初版は手元にほとんどなくなりましたので、第二版(現在最終校正中)をご希望の方は、何らかの方法でご連絡いただけると幸いです。

藤井聡太四段、一五歳のお誕生日おめでとうございます。

藤井聡太の将棋と錦織圭のテニス

プロデビューした昨年末から公式戦で29連勝と勝ち続けていた藤井聡太四段が、2017年(平成29年)7月2日に佐々木勇気五段に負けてしまいました。
初黒星には、上着を着て、姿勢を正して、お水を飲み、「負けました」とはっきり宣言して頭をさげました。

たいして、西欧の競技は、割り切ったところがあり、テニスの場合でいうと、握手をしたりしますが、日本の競技ほど礼節を重んじていないように見えます。

テニスで国際的に活躍している錦織圭選手は、2017年(平成29年)7月7日に行われたウインブルドン大会3回戦で敗れましたが、最後は道具であるラケットをたたきつけ、本年度は他の大会でも他の選手もラケットを折ったことがありました。

将棋では、駒をたたきつけるようではプロとして破門されるような行為になります。
日本の伝統では、武道などでは礼儀について厳しく教えられますが、囲碁や茶道などの他の伝統でも同じことが言えます。

日本の伝統は、「礼に始まり礼に終わる」という言葉もありますが、独特の礼儀を重んじます。

私たちは、好むと好まざるにかかわらず、日本に生まれてきた日本人ですので、日本の良さを冷静に受け止めてみるのもいいのではないでしょうか。
QRコード
QRコード
最新コメント
最新トラックバック
  • ライブドアブログ