2008年11月17日

北朝鮮宣教のための韓国教会の使命

北朝鮮宣教のための韓国教会の使命

チョン・ギウォン牧師


「人の子よ、あなたは一本の木を取り、その上に『ユダおよびそれと結ばれたイスラエルの子らのために』と書き記しなさい。また、別の木をとり、その上には『エフライムの木であるヨセフおよびそれと結ばれたイスラエルの全家のために』と書き記しなさい。それらを互いに近づけて一本の木としなさい。それらはあなたの手の中で一つとなる。」
エゼキエル書37章6〜7節

「実に、キリストはわたしたちの平和であります。二つのものを一つにし、御自分の肉において敵意という隔ての壁を取り壊し」エペソ2章14節

南北韓の效率的な協力と北朝鮮宣教のためには、北朝鮮の地で崩れた教会を再建し、神の国を拡張してキリストの中においての民族統一という確固とした目標と実践しようとする韓国教会の意志が伴わなければならない。

以前、「東洋のエルサレム」と呼ばれた現在の北朝鮮の平壌は

「あなたたちは偶像を造ってはならない。彫像、石柱、あるいは石像を国内に建てて、それを拝んではならない。わたしはあなたたちの神、主だからである。」(レビ記26章1節)

と言われた神様に対して、

「しかし、わたしの言葉を聞かず、これらすべての戒めを守らず、」(レビ記26章14節)


というように偶像に仕えた呪いを受けて、


「わたしは必ずあなたたちにこうする。すなわち、あなたたちの上に恐怖を臨ませ、肺病、失明や衰弱をもたらす熱病にかからせる。あなたたちは種を蒔いてもむなしい。敵がそれを食べ尽くす。」(レビ記26章16節)

というように食糧がなく、栄養失調により命が衰弱して南北の子供の身の丈が10cmも差があり、


「あなたたちは自分の息子や娘の肉を食べるようになる。」(レビ記26章29節)

という人を食うという嘘のような事実が起こり、


「このような目に遭ってもまだ、わたしの言葉を聞かないならば、あなたたちの罪に七倍の罰を加えて懲らしめる。」(レビ記26章17節)お中をすかせて食べ物を探し、たとえ誰かに追われなくても命をかけて北朝鮮から脱出し、他国で彷徨っている。


「あなたの息子や娘が他国の民に連れ去られるのを見て、その目は終日彼らを慕って衰えるが、なすすべはない。」(申命記 28章 32節)目の前の妻と子どもが売られても泣き叫んで引き止めることもできず、遠くを眺めてただ茫然自失とし、胸を痛めている現実を目撃する。

その原因は、朝鮮キリスト教歴史から見つけられる。
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isaiah6113 at 12:15|Permalink

2008年10月15日

第2回・アメリカ脱北者修養会

二日目夕方にチョン牧師が語ったみことばについて


救いを得たと言って皆が祝福された人生、万事が自分の思いのままになった人生を営むことはできません。
神様の祝福を受けようとすれば、それを受けるに値する器として自分自身を整えなくてはなりません。

美しい生命のみことばが宣言される聖書勉強の時間には姿を隠し、アメリカ定着に役に立つような法律相談の時間には言われなくても時間を合わせて現われる人々・・・。
人生の優先順位が間違っている人々に神様がどうして祝福を与えることができますか?

箴言3章には、神様の祝福を受ける秘訣が書かれています。
帰ってぜひ読んで、そのみことばどおり生き、神様が用意してくださった祝福をありったけ受け取るみなさんになることをイエス様のお名前で祝福します。

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箴言3章
わが子よ、わたしの教えを忘れるな。わたしの戒めを心に納めよ。
そうすれば、命の年月、生涯の日々は増し/平和が与えられるであろう。

慈しみとまことがあなたを離れないようにせよ。それらを首に結び/心の中の板に書き記すがよい。

そうすれば、神と人の目に/好意を得、成功するであろう。
心を尽くして主に信頼し、自分の分別には頼らず
常に主を覚えてあなたの道を歩け。そうすれば/主はあなたの道筋をまっすぐにしてくださる。

自分自身を知恵ある者と見るな。主を畏れ、悪を避けよ。
そうすれば、あなたの筋肉は柔軟になり/あなたの骨は潤されるであろう。

それぞれの収穫物の初物をささげ/豊かに持っている中からささげて主を敬え。
そうすれば、主はあなたの倉に穀物を満たし/搾り場に新しい酒を溢れさせてくださる。

わが子よ、主の諭しを拒むな。主の懲らしめを避けるな。
かわいい息子を懲らしめる父のように/主は愛する者を懲らしめられる。
いかに幸いなことか/知恵に到達した人、英知を獲得した人は。

知恵によって得るものは/銀によって得るものにまさり/彼女によって収穫するものは金にまさる。

真珠よりも貴く/どのような財宝も比べることはできない。
右の手には長寿を/左の手には富と名誉を持っている。
彼女の道は喜ばしく/平和のうちにたどって行くことができる。

彼女をとらえる人には、命の木となり/保つ人は幸いを得る。
主の知恵によって地の基は据えられ/主の英知によって天は設けられた。
主の知識によって深淵は分かたれ/雲は滴って露を置く。



isaiah6113 at 11:54|Permalink

2008年09月30日

金正日同志へ ある脱北者より

こんにちは。
北ではお互いを同志と呼ぶんでしたね。
同じ意志を持って住む隣人という意味ですね。

以前、あなたがノ・ムヒョン大統領との会った時のあなたのお腹を見て心配しました。そのあなたが、今、病床に横になっているというニュースが流れました。

私たちの命を握ってくださっている全能なる神様を受け入れてください。
健康を回復させてくださいと祈ってください。
あなたの残った生涯を愛する神様に捧げると告白なされば、必ず答えがあるでしょう。あなたが、休息できるだけの力だけが残されたとしても、必ず神様からの答があると信じています。

私たちは、この世の中で平等な存在です。良いもてなしを受けたり、あなたの権威を行使するよりまず先に、汗と涙を流しながら、あなたの義務と責任を立派に果そうとする心があるべきです。
あなたが、すべての光栄を神様にお返しして、虚しいものは捨てて、神様が親しくしてくださり、命の冠を頂けるようになることを心から望みます。

同志が病床ですべてのものを捨てて、身軽な心で神様の前に立つようになってほしいのです。
あなたのすべての罪はもう私たちのイエスキリストが十字架で代わりに贖いました。
神様があなたを熱烈に愛していることをあなたは目を開いて知らなくてはなりませんよ。
私もあなたのために祈ります。


isaiah6113 at 11:20|Permalink

2008年09月13日

[歴史を変えたクリスチャン] ジョージミュラー… ‘65年間の祈祷’

今日の聖徒たちは、ジョージミュラーという名前を聞けば ‘5万回の祈りの回答’‘イギリス孤児の父’という言葉を思い浮かべる。彼は幾多の説教の例え話の主人公で、今日もよく引用されている人物だ。
しかし、ミュラーは不遇だった幼い時代を乗り越えた信仰人であるだけでなく、イギリスを越え、全世界に福音の種子を撒き、初教派共同体運動である ‘兄弟団’を設立して教会改革の原型を提示した人物でもある。

ミュラーが、5万回の祈りの回答を受けた舞台は、イギリス・ブリストルの孤児院だった。ミュラーが孤児院を始めたことは孤児たちに対する憐み以上の決心があった。ミュラーが住んだ 19世紀ヨーロッパは、人本主義哲学と自由主義的社会雰囲気の中で「神は必要ない。」と言う者が広がった。

ミュラーはこんな不信仰を目撃しながら 「神様は過去と今日、今も働いていらっしゃる。」と言うことを証拠するためにブリストルの小さな村エシュルリダウンに孤児院を設立したのだ。
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isaiah6113 at 11:18|Permalink

2007年10月31日

中国国内の北朝鮮脱出人たちのための宣教方法案

1:主旨
北朝鮮からの脱北者たちが急増している中、 そのたった一部だけしか韓国に来られないという実情にあって、絶対多数の脱北者たちは中国の多くの地域に散らばり、その中で不法越境者・不法移住者として日々追い回され、なんともいえない不安を抱えて生きている。
このような状況を生きている北の同胞たちを韓国に入国させることにおいて、国内外的に多くの問題点がある。大多数の中国内にいる脱北者たちを、民族愛と宣教の次元において、彼らのために適応した保護対策と、体系的で長期的な管理が至急である。
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isaiah6113 at 18:00|Permalink

2007年10月09日

“同情”を越え、今は“連帯”で

5e2436fc.jpg相手の苦痛が自分と関係ない時には同情し、自分に苦痛が近づくと恐怖心が生まれる。
私たちが脱北者たちを眺める視線は、同情の場合が多い。
私たちは、彼らとの間に正しい連帯を成すことができず、単純に憐れみの視線を投げかけるところでとどまっている。
脱北者をすっかり他者として見放し、領域の外に押し出そうとする歪曲された視覚こそ、現実に対する理論的分離された壁だ。
(社)ドゥリハナのチョン・ギウォン牧師は、この壁を越えるため、トラウマとしての過去と記憶を彼らと共有しながら、これを一緒に乗り越えようと努力している。

(Daily Today・日刊TODAY)

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isaiah6113 at 19:00|Permalink

2007年08月04日

捕らわれ人に自由と福音

89de3391.jpg チョン・ギウォン ドュリハナ宣教会牧師 
 

目をそらしたいと思った脱北者の現実。しかし主はそれをお許しにならなかった。
危険と隣り合わせの任務の中で体験する主の臨在と守り。
先に立って行かれる主に従う喜びは苦労を上回るものだった。

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isaiah6113 at 08:30|Permalink

2006年10月31日

脱北者たちの国内定着をどのように見なければならないだろうか?

脱北者たちの韓国での定着過程と多くの問題を見ようとすれば、まず脱北者たちがどのような人たちなのかを見なければならないだろう。続きを読む

isaiah6113 at 20:21|Permalink

2006年10月24日

今、私たちが北朝鮮のためにできる事

北朝鮮は、もうこれ以上、偶像崇拜をする地ではない。
二千万の北朝鮮同胞たちは、金日成と彼の息子である金正日が果してどんな存在であるのかと今になって悟った。
神様が敢えて与えた10年間の食糧難は、金親子2人がどんな存在なのかということを、北朝鮮の人々に説明してくれた。
彼らを神様のように信じ、慕って、頼って暮して来た北の人々に対して、金正日は神様ではなかったし、人間でもなかったし、言葉通りの悪の化身だったということを北朝鮮の同胞たちはもう悟った。
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isaiah6113 at 14:09|Permalink

2006年09月27日

“北朝鮮人権抜きの進歩は ‘にせ’の 進歩だ”

去る 6月、アメリカ・ブッシュ大統領は、韓国内のある一人の脱北者をホワイトハウスに招待した。アメリカのホワイトハウスの招待にあずかった最初の脱北者・姜哲煥。
大統領の招請を受けたということは、政治家たちの中でもとても貴重な事だ。
その張本人が、まさに北朝鮮民主化運動本部・姜代表だ。ブッシュ大統領は、姜代表の収容所での体験を綴った本‘収容所の歌’(副題・平壌の水槽)を読んで感銘を受け、著者を招待したのだった。
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isaiah6113 at 17:26|Permalink