先の「ランチェスター経営との出会い」を
書いた後、以前に平成8年と書いていた
のは「竹田陽一との出会い」だったことを
思い出しました。
これも長くなりますが改めて・・・


私が前職の(株)TKCで導入活動を目的とした
SCG2課で未入会事務所を回っているときに、
ある事務所で、40代くらいの男性職員さん
から呼び止められて、


「TKCの方?
 今年は税理士試験に合格しそうだから
 合格したらTKCに入りますからね。
 その時は、よろしくね」
 (べらんめえ調で)


こう言われると単純な私は嬉しくて、
(分かる人は分かると思いますが珍事)
いろいろとお話しをお聞きしに、
その事務所にだけでなく、ご自宅へも
何度かお会いしに足を運びました。

お聞きすると、元々は東京のご出身。
若い当時から税理士事務所に勤められ、
その時、TKC創業の飯塚毅氏のセミナーを
受講されて、すごく感動されたと。


「将来は立派な税理士になるため
 TKCに入会するんだ」


とのことで、税理士試験を受験。

それから奥さんの里である福岡に移っても
試験を受け続け、この年(平成3年)の試験に
手応えがあったんでしょう。
それで先のような出会いに至りました。

同時に、いろいろと夢また夢のお話しを、
自宅に伺ったりしてお聞きしました。
私も、こんな熱心で行動的な方を
ご支援することを夢としました。

年末の官報に、税理士試験・合格者の発表が
発表されるのですが、残念ながら
その方のお名前はありませんでした。

その翌年、出来の悪かった私は部署を移動。
その方も翌年の試験は手応えがなかったと
発表前にご連絡をいただきました。

その後、ある意味で年末の恒例行事的に、
官報でその方のお名前を探すようになりました。
ちょうど受験を続け20年、念願の合格を。
税理士登録の直後にTKCにご入会を。

念願の税理士、念願のTKCです。
まだ未入会事務所に勤務されてました。
私も望んでのご支援ですから、その事務所での
業務が終わって、時間の限りお会いしました。
1週間に5日ほど・・・本当はSCGが、そこまで
サービスしてはダメなんですけど(時効)。

税理士になり2年が経とうとした頃、
その方も、そろそろ自分の事務所を構えよう
と、ご自宅の近隣か、博多または天神の都心か
どちらか迷いながら物件を探し出しました。

そんな折、難しそうな本を紹介してくれました。
急になぜ、そんな本を買ったかをお聞きすると、


西鉄五条駅近くで1人で飲んでると、
 老夫婦が入ってきて、
 そのジーさんの方が私が税理士だと言うと
 妙にTKCに関して詳しくて、
 いろいろと勉強になる話しをしてくださった。
 本も出してるって偉い人らしいけど、
 そんな人がこんな田舎町にいるくらいなら
 俺もここら辺で事務所出そうと思って」


そう言われ、私も勧められて
買ったのが↓この本でした。

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竹田陽一・著「ランチェスター弱者必勝の戦略
(ビジネス社)、買ったのは平成8年でした。

当時の私は、大前研一氏の政策学校
NPO法人 一新塾」に入塾してましたから、
この本に全くもって興味なし(失礼)。
しかも文字がビッシリ書かれてて読みにくく、
最初の2ページで積読・・・の記憶も無し。
本当に申し訳なく思っています、反省。

この本自体、入社当時は文庫本しか見たことが
なかったので、しばらくするまで竹田社長の
著書を持っていたとは思ってもいませんでした。


その税理士先生のことを竹田社長と奥様に、
入社時にお話しすると、お二人とも
ぼんやりながら記憶があったようで、


「そう言えば、こんな太宰府の片田舎に
 粋な江戸っ子の税理士さんがいたね。
 20年も試験受け続け、
 ようやく合格したって喜んでたけど。
 その後、事務所構えて頑張ってるね?」


とは言われたので、私は正直に、


「いや、数年前に亡くなられました」


その税理士先生は、事務所を構えて数年後、
肺ガンにかかり、闘病生活を続けましたが
50歳でこの世を去りました・・・合掌。

元々がヘビースモーカーでしたから。
(なので私がタバコ嫌いに拍車がかかる)
このことは辛いので余り思い出したくなかった
のですが、まさかその時のジーさんが
竹田社長とは思いも寄りませんでした・驚!

私が、その税理士先生のお陰とかで入社した
訳ではないですが、妙な繋がりがあります。
いや、やはり縁でしょうね〜感謝です。

2月23日7













なお、そんな話しを竹田社長ご夫妻にした際、


「その税理士先生の話は
 また今度、ゆっくりとしよう」


その後10年、話題になることはありません・・・
(記憶が定かでない面もあり若干の誇張有り)