先日に開催しました
【宗像】ランチェスター戦略☆社長塾
参加者がとうとう3名にまで激減!?

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参加するかどうかの決定権は100%
参加される側にあるので、私は何とも
申し上げられませんが、竹田先生
昨年名古屋で話されたように、


【業績が決まる根本原因】

社長の戦略実力×経営システム×実行時間
 =その結果が業績

・戦略学習で、   2〜5年間

・差別化された経営システムの構築で
            2〜5年間

・実行期間に、   2〜5年間

故に、業績に表れるまで費やすのは
           6〜15年間!


勉強することが1日遅れれば、業績に表れる
までに、その分の1日遅れだけで済みます。
しかし今の時代、勉強することが
1年遅れれば、業績に表れるまでに
会社は潰れてしまいます。

そこまでは言わずでしたが、社長が
戦略の勉強を投げ出して差別化できず、
目先の売上げだけを追うような戦術だけに
逃げ込んでしまうと、無駄な長時間労働に
終わってバタビンに陥ってしまいます。

どちらにしても会社を潰す羽目に〜要注意!

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今回のテーマは「地域、業界・客層戦略」、
後半の「業界・客層戦略」では、最後に
「非関連の多角化は失敗が多い」とのことで、
「商品」と「お客」とのマトリックスを
使って説明がされています。

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「ランチェスター戦略」とのことで、商品を
一点突破に是が非でも絞り込むのが
正しいように考え違いをされて方もいます。
その時に1位を取るには、これはこれで
OKなのかも知れませんが。

しかし、ライフサイクルの原則からすれば
その商品も、いずれは衰退期に向かいます。
その時に、それ一品でのビジネスは危険。

そのことで以前から何度か触れていますが、
新市場開拓予算・新製品開発予算として
先行投資の比率:3〜5%を粗利益から
充当させ、試しにやってみることが必要と。

ある意味で、ブレない一点突破ではなく、
いろいろとブレて良いのだとも取れます。

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この点に関して、ちょうど最近の日経新聞
・夕刊に連載されている江波戸哲生氏
「さらりーまん生態学(いきざまがく)」
その中で「ブレること」の価値として
取り上げられていた記事を、
一部抜粋してご紹介します。


「ブレること」の価値

いまだにブレないことが“売りもの”になる
と思っている政治家は多いようだが、
もちろんビジネスの世界では、
そんなことに価値はない。

新製品の開発でも、工場の新設でも、
責任者は、たえず変貌する客観情勢を
睨みながら、ある時点では「Aにしよう」
といい、次の時点では「いやBがいい」
と考えを変え、時間切れに尻を叩かれて
「よしCでいこう」と決断するのが
普通である。

「いや、企業では考えを変えたとしても、
 とことん最善を求めるという姿勢が、
 部下や周囲に伝われば、
 信頼されなくなることはないんだ」

私が新米サラリーマンになって間もなく、
上司の了解を取って仕事を進めていたら
翌日、「やっぱりこっちでいこう」と
言われ、(OKっていったじゃないスか)
と内心で反発した。

しかしすぐ理解するようになった。
(上司はブレているわけじゃなく、
 時間切れまで納得のいくものを
 追求しているのだ)と。

「一度決めたら頭休め、の人より
 その上司を信頼したよ」・・・


ビジネスは理想と追求するのではなく、
やはり結果の追求でもあるのですが、
ポイントは「時間切れまで納得のいく
ものを追求」でしょうか。

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その上で「朝令暮改」もOKかと。
それが実学です。