昨年末ランチェスター法則応用
「目的・目標計画」策定勉強会
その参考図書として採用するか
迷っていた本、

「レジリエンス」の鍛え方
 /著者:久世浩司・氏
 (実業之日本社

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語句の説明も、本の帯から、


★resilience【レジリエンス】

 失敗を成長の糧にして
 成功へと導く力。
 失敗することへの恐怖心や苦手意識を
 消し、一歩前に踏み出す力のこと。
 近年、欧米の大学を中心に研究が
 なされており、逆境や困難に対しての
 たくましさとして各方面から
 注目を集めている。


まさに「最高の戦略教科書 孫子
でも紹介された言葉「レジリエンス

そのことで、勉強会前のブログでは
「負けない戦略」=「レジリエンス戦略」
とまでは行き着きました。

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しかし、本の内容自体、何となく
心理学的で、個人の能力開発が中心。
ですから、当日も全てではなく、
一部を抜粋させながらご紹介しました。

本題の「レジリエンス」技術習得に
入る前、「失敗」を定義づけてます。
その「失敗」にも、「良い失敗」と
「悪い失敗」とがあり、しかも
「良い失敗」=「知的な失敗」だと。

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「失敗」に対する、この考え方として、
P&Gの元CEO(A.G.ラリー)
のインタビューをご紹介してます。


私の経験では、成功よりも失敗から学ぶ
ことの方がずっと有意義だと思います。

全ての失敗が、私の成長と進歩に
とって不可欠のものでした。
失敗について本気で学ぼうとする
姿勢そのものが非常に大切です。


失敗の反対は、成功ではありません。
成功と失敗の二律背反的に
捉えている人もたくさんいます。

でも私は、失敗とは
『学習すること』だと考えています。
もっと良いやり方を習得することです。


最大の教訓は最もつらい敗北から
生まれるのです。
本当に重要で見識のある教訓は、
成功よりも失敗からもたらされる
場合が多い。

だから私は、失敗は天の恵みだ
と思います。


この内容、先のブログと同様
別途、参考図書としてご紹介した

経営の失敗学菅野寛・著
日経新聞出版社

その全体にも通じます。

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そうこう考えを巡らせる内に、
坐骨神経痛這って作業をする中
普段は目にしない書棚の下奥で


「どん底からでも、
 立ち直れます」


と書かれた帯の本に目が・・・

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怪我の功名か?