ランチェスター・中小企業の成功戦略
第1部 経営の基本戦略」CD
 (現行の「戦略☆名人」の旧版)

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その最後くらいに「戦略のない人」
竹田先生は列挙しています。

なお、注釈に個人差があるので、
この立場の人が「全てこうだ」
とは言えないとしつつもです。
(一部を要約して抜粋)


第8章 戦略発想と戦略の相続対策

12.戦略のない人モデル集

・・・戦略能力の低い人、
あるいは戦略的でない人は、
まず自分の会社の置かれた立場
を客観的につかもうとせず、
次に自社に相応しくない目標を
立て、さらに目標を達成する
やり方もいい加減なのです。

そんな「戦略的でない」と
言われる人は以下の通りで、

・1番目は「学者

・2番目は「新聞記者」

・3番目は「大企業出身の人」

・4番目は「大手広告会社の人」

・5番目は「役所」

・6番目は「2代目の社長


このように、6パターンを列挙
しながら、それぞれの特徴や
傾向を手短に説明しています。

その中で「政治」に関して
触れた記述がありました。
(どのパターンかは↑お考えを)


「政治はこうあるべきだ」
「国の経済はこうあるべきだ」

などと国家全体を考えると、
どうしても強者の戦略になります。


強者の発想でいると、
強者の戦略だけが正しい
やり方だと信じ込んでしまい、
弱者の戦略を否定し・・・


こんな人の場合、いわゆる
(後々に竹田先生が命名した?)
狂者の戦略」に陥る確率が
高くなるんでしょう。

kuyosya












また、この項目の1つ前の
「戦略は論理で左脳が担当」
でも「政治」に関して触れる
文章があります(しかも日本の)

今では「右脳・左脳論」が
科学的根拠に欠け、単なる
俗説との見解もありますが、


人間の脳は二つに分かれており、

・左側にある脳を「左脳」と言い、
 また言語脳とも呼ばれ、
 言語の文法構成や数学、
 物理などの論理、あるいは
 音楽ではリズムを担当。

・右側にある脳を「右脳」と言い、
 また感情脳とも呼ばれ、
 色彩や絵や姿形と、
 音楽ではメロディーを担当。

*この延長で、竹田先生ご自身
 の特徴を紹介しています(笑)


とのことを前提にして、
以下のような説明が続きます。


11.戦略は論理で左脳が担当

・・・ただ、論理脳の中に
感情脳が入り込んでいるのは
女性ばかりではありません。

日本人は日本語という珍しい
言語の関係で、左の論理脳の
中に10%ばかり感情脳が
入り込んでいるそうです。

そのために感情脳がそれだけ
強くなっており、逆にそれだけ
論理脳は弱くなっています。

ですから、日本人は油断する
感情やムードに流されて、
戦略ルールが守れなくなる
恐れがあることを、知って
おいたほうがいいでしょう。

これが一番はっきり出ている
のが、政治の世界で・・・


先月末の国会で、いきなり解散
で急な衆議院選となったためか、
いつもと異なり、妙なところで
政治ネタ」が目立ちました。

そんな感情的で右脳中心
「戦略のない人」が語るネタ
には流されることがないよう、
上記の内容をご紹介しようと
思いました・・・が!?

あまりに急な選挙だったので、
このブログに書き終えたのが
投票前日となってしまいました。
(意味がなかったかも・苦笑)

syacy













もっとも「政治ネタ」は、
以前からもご紹介するように
ニーバーの祈り/Serenity Prayer
で言われる


「自分の力では変えられないもの」


なので、スルーすべきです。
(意味がなかったかも・苦笑)

・・・と言っても、大型台風が近づく
から「投票に行かない」は無しです。
それこそ、


政治家の実力と国民の実力は均衡する

*「社長の実力と従業員の実力は均衡する
  から派生


・・・油断せぬよう日本人。
(しかも、続きもあり