現在進行中の黒歴史

諫山創 別冊少年マガジンで進撃の巨人を連載してます

2013年10月

打ち上げ

先日アニメの打ち上げがありました
色々ありましたが、一つだけ軽く触れさせてもらいます


僕は会場に一足早く付いたのですが
 そこで、色んなイベントでひっぱりだこの
「超大型巨人4m級生首」が設置されてました


それがどうも、いつも設置をしてる担当の方がいなかったみたいで
なかなか上手くいかず、とてもバタバタしてました

「やべえ!開場まであと4分しかねえ!」と言った感じで
スーツを着てたプロデューサーの方々や広告代理店の方々が
上着を脱いで汗まみれ埃まみれで奮闘されてたのですが

何というか、ネットで聞いてたイメージとは違うというか
その姿勢は、アニメーターさんやキャストの皆さんや
アーティストさんその他関係者の方々に
できるだけ楽しんでいただきたいがためにやってることで
そのために床に寝転がって会場設営を急いでいたのです

今回、アニメ制作の一旦に関わらせていただいて
世の中知らない事だらけなんだなと、思う瞬間です
自戒込めてそう思いました



ちなみに、僕は下手に手伝っても邪魔になるだろうと思って
その様子を動画で撮影してました、DVDの特典にどうでしょうか?
それは冗談ですが、巨人の顔が膨らむ過程が面白かったです



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何か見た事あると思ったら、たぶん
「平成狸合戦ぽんぽこ」にこういう妖怪いた!

そして設営は何とか、開場時間までに間に合いました。

まとめノフ毎日見てますよ!

出演情報等、いつも助かります し
単行本まいどありがとうございます!

という謎の私信ですがあまり気になさらず 

IMG_1250






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上の画像はアシスタントやってもらってる「やまもとありさ」さん
が描いたものです、「ブログのネタが無い時にでも使ってください」
とのことで

というのも、僕が原稿描くの遅くてアシスタントさんの手を飽かしちゃう
ことが多いんですね、それも長時間
その間に使わない原稿に描きだしたらくがきが
すごいことになっていったという

そんなやまもとさんですが、ブログで連載してる自伝漫画
昔スキンヘッドにしてたりバンドやってたりの話「十九歳のハゲ」が
マキシマムホルモンと対バンするところに差し掛かりました



「十九歳のハゲ 第七話」


人に歴史ありすぎだろといつも思います



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そういえば「エリジウム」見ました




2013年見た暫定映画ランキング

1位 風たちぬ


2位 シュガーラッシュ


3位 ライフ・オブ・パイ


4位 クロニクル


5位 パシフィック・リム


6位 ジャンゴ


7位 ハングオーバー!!!


8位 キャビン


9位 エリジウム


10位 ダークスカイズ


11位 テッド


12位 ゼロ・ダークサーティー


13位 ガッチャマン


14位 ジャックと天空の巨人


 


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


一番好きな映画は何ですか?と聞かれたら「第9地区です!」
と答えるようにしています、一番面白い映画は何ですか?
と聞かれると困るんですけど、好きなのは明白です
好きというか、しっくりくるって感覚なんですが

その「第9地区」の監督脚本を手掛けた「二ール・ブロムカンプ」監督の
次回作で同じ監督脚本作品がこの「エリジウム」です
当然、見る前の期待値は超高いです

 
以下、ネタバレっぽい感想をちょっと書きます




















見た直後から「キャビンの下ぐらいかな...」って感想でした

何だろう、 もちろん画的な魅力には溢れてました
監督の作家性にある、荒廃した砂埃まみれの土地に映える
ハイテクメカの際立ちっぷりと、実用的で新鮮に見えるメカデザインとか

ただし、その薄汚れたハイテクメカがその真価を発揮する
肝心の戦闘シーンがあまりよろしくなかった気がします
モキュメンタリーでもないのに、手持ちカメラのブレは効果的に見えず
必然性も感じなかったんですよねー





それとストーリーに関してですが、監督の実体験を伴なった格差社会の問題
とりわけ医療格差の問題にテーマを絞った話だそうで
「これはSFだが現実を描いてる問題だと」、それを寓話的図式的に
象徴して描いているのが近作なのですと

そう以前、「たまむすび」で町山さんが紹介していたんですけど
その町山さんの話の方がテーマ伝わったというか...

結局、理想的な画を最後に見せるだけでは
問題提起にはなっても、具体的な現実問題に踏み込むには
至らなかったということなんでしょうか

いや、もちろん作品を通して世の中をよくしようって気概は
すごく立派で尊敬しますが
ただ、その「たった一つの地球」的なテーマを意識しすぎたためなのか
物語の推進力となる主人公、マッド・デイモンが弱かった






ある事故から、五日以内の命となった主人公の話しなんですが
何が何でも生きたいって理由は人なら誰しも持っているものでしょうけど
それプラスその主人公特有の生きたい理由が必要だった気がします

自分が見落としただけかもしれませんが
すくなくとも、幼少期の記憶や幼馴染とのコーヒーの約束も
それに値する効果はなかったと思います

自分の命に必死になるあまり、周りが見えなくなった主人公を
愚かに描くのであれば
自分の好みとしてはもっと強調した方がいいと思いました




それができるシーンもあったと思います、序盤のシーンでは
主人公を改造し計画を持ち出た「パーマのボス」がすごく悪い奴で
マッド・デイモンがかわいそうな被害者に見えたけど

二回目に対峙した時は、「パーマのボス」が医療を受けられない
貧しい人を救うために行動していた「いい人」であり
主人公は自分の事しか考えてない「わるい人」だった、っていう
逆転する構図をもっと強調して見せるべきなんじゃなかったかなと

それに主人公が気づくリアクションが見たかった
グレネードパクってる場合じゃなくて、なし崩し的にじゃなくて
もっとこう、スイッチが入るシーンを明確に見せるべきかと


「見下げた主人公が改心してヒーローになる」って構図は
第9地区と同じなんですけど、それをやるには必要なシーンが
足りてないと思います




しかし今回、バリバリに立ってたキャラがいます
それは第9地区の主人公「ヴィカス」を演じた「シャールト・コプリー」です
髭で気づくのが遅れたんですが、あの独特のかん高い声はヴィカスでした
ELYSIUM-SHARLTO-COPLEY












何というか、見ていて気持ちがいい独特のしゃべり方があります
「特攻野郎Aチーム」でも抜群の存在感でクレイジーキャラを演じてましたけど
今回の「マッチョで凶悪なクレイジー忍者」も見事でした
マッド・デイモンが霞んで気の毒になるぐらい、異質な存在感を発揮してます

第9地区の魅力にはこの人の存在も大きかったんだなと気づかされ、以降
好きな役者は?と聞かれれば「シャールト・コプリー」と
「ジョセフ・ゴードン」と答えるようにします

あと、おさげの親友の死が意味ない、とか
ジョディ・フォスターもおいしくなかったなー...とか

 
  
  まあ、偉そうな事をつらつらと描きましたが、上のランキングは
面白い映画ばかりなので平均値が高く、全体的にはすごく楽しかったんです 
これからも 二ール・ブロムカンプ監督作品と
シャールト・コプリー
の出演作が楽しみです 

クロニクルさいこー

クロニクル観ました、思ってたよりもAKIRAだった!




2013年見た暫定映画ランキング

1位 風たちぬ


2位 シュガーラッシュ


3位 ライフ・オブ・パイ


4位 クロニクル


5位 パシフィック・リム


6位 ジャンゴ


7位 ハングオーバー!!!


8位 キャビン


9位 ダークスカイズ


10位 テッド


11位 ゼロ・ダークサーティー


12位 ガッチャマン


13位 ジャックと天空の巨人



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


いやいやいやいや...やっぱ最っ高じゃないすか!?
何でこんな短期間上映なんだよー!?

まず僕はモキュメンタリー物なら何でも見ます
何故なら、何かと不作為でフレッシュなシーン
偶然の産物のようなものが多く見られるからです

それと一貫して音楽も絵も、ノイズ混じりだったりラフ画が好きだったり
きっちりしてなくて、荒削りで、未完成なものに魅力を感じる体質なのです




この映画の話は上の予告動画を見てもらえれば早いんですけど
要するにハリウッド版AKIRAです

映像もすごく好きなんですけど、一番は人間ドラマに惹かれました
序盤から、主人公アンドリューの人生に漂う影の濃さ!
そこがよーく描かれてるのがいいです、同情を誘いますし
その後の展開に十分な説得力がもたらされる

家庭がめちゃくちゃで、学校でいじめられてて、友達がいなくて
そんな自分の生活をビデオに撮り始めた





これは、音楽や漫画などの表現を始める出す初期衝動と
同じだと思います、何かを使い自分を表現することにで
損失感を埋めようとする自衛行為なんだと思います

実は、僕も子供の頃から無意味にビデオを撮る癖がありまして
この主人公と同様に、高三の最後辺りは学校にホームビデオを
持ち込んで、勝手に撮ってました...

あの時は、本当何だったんだろ...多分、これから社会に出て
自分の力だけで生きて行ける自信が無かったんだと思います
誰しもその時期はそうだと思いますけど、とにかく不安で不安定だった
「お前、何撮ってんの?」って聞かれる感じもよくわかります





言っちゃえば、主人公アンドリューがAKIRAの「鉄雄」なんで
鉄雄みたいなことをやっちゃうんですが
まったく悪い奴に見えないって言うか、とにかく共感度が高いので
自分でも、こうなったらこうなっちゃうよ...っていう感じで
同情してしまいました

思ってたよりかなり悲しい話だったんですが
中盤の三人組で馬鹿騒ぎする所はすごく楽しかったです
もし、本当に超能力を手に入れたらっていう高揚感がリアルだった

また三人の対比もよかったです
アンドリューと違って力に溺れなかった二人の友達には
それぞれ理由があった

スティーブは、学校の人気者で底抜けに明るく
誰にも優しくて、誰からも好かれるような人物
要するに満たされていて鬱屈したところがない

マットは、何というか、カラッポなのか
正義感があって真面目だけど
言葉がまったく響いてこない、必死に何か言ってんだけど
あの言葉の「刺さらなさ」が面白かった
人になら誰でもあるような業が見えなくて
共感し辛いキャラクターだった

あと、最後の槍を持った像には意味がありそうだった、とか
書いてると長くなった

もうとにかく!名作だと思うんですけど...
何でこんな公開環境なんですかね...

 

今日七時より

吉田尚記がアニメで企んでる
に、また出させていただきます
 
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