現在進行中の黒歴史

諫山創 別冊少年マガジンで進撃の巨人を連載してます

深夜のラブレター

ゲーム・オブ・スローンズ7展開予想


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画像はゲーム・オブ・スローンズとは関係のない
四つん這いする予定だったおじさんです


さあ、最新のシーズン7の公開が
あと数時間に迫っています

その前にどうしてもネタバレ展開予想を
書いておきたくて、書きます

今のところ海外ドラマで最も評価されてるのは
ブレイキング・バッドだと思いますが

ゲーム・オブ・スローンズが完結すれば
その評価は覆るかもわかりません

ちなみにブレイキング・バッドも同じくらい大好きで
ファルコはジェシー・ピンクマンに影響を受けたキャラです

あと、亜人の最新刊にもジェシーっぽい人出てきたし
同業者は大体好き、となると
日本の漫画界全体に影響与えてると言っても過言ではない
といいな

両作品とも、あらかじめ結末が決まった
「帰納法」タイプの作品なので
クライマックスが最高潮に達して終わる
構造になってると思います

それ故に、複線は絶対です
完結したブレイキング・バッドも
ラストが予想しやすい構造になっていました

ただ、基本構造は同じだと思いますが
ゲーム・オブ・スローンズの場合はその中に
凶悪な隠し玉を仕込んでる気がしてなりません...


※以下、GOTネタバレ展開予想

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


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アルミンは ある意味 My men

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↑今月のアルメンの下描きなんですが
これではちょっと夏のCMみたいに眩し過ぎると思い
この下描きは消して描き直しました

でもなぜか結果的には完成したものと
あまり印象が変わってないです

今月の話を描いて思ったんですが
アルミンには地元の友人の影響が強く反映されてます

彼とは小学生の頃からビーダマンやエアガンで遊ぶ仲で
当時しょっちゅう言ってたことは

「今は子供で欲しいおもちゃは手に入らないけど
 大人になって金を自由に使えるようになったら
 全部買って手に入れよう」

みたいなことを言ってました

で、大人になった今
彼はその願望を実現し当時欲しかったものを
手あたり次第買い揃えて
それを僕に嬉しそうに報告してきます

「やっぱいいよね~ここのここが最高やね~」と

しかし、僕はというとさすがに30になった今は
ビーダマンもエアガンもゾイドも遊戯王も
コロコロコミックにも子供の時のような興味は
すでに失ってしまったわけで

なんだかそれがすごく後ろめたいのです
その後ろめたさの正体はおそらくこういうことでしょう

彼の純粋さはかつての自分の感受性であり
歳を取るごとに自分が置き去りにしてきた
すごく大事だったはずのもの

っていうそれは誰にでもある普通の話なんですが
そうやって知らず知らずのうちに
あの頃の自分を殺していくのが普通のことなんですよね

でも彼は全然あの頃の自分を殺してない
すなわち罪を犯してない無垢なる者のように思え

そんな彼が語りかける僕はとっくに僕が殺した人物であり
僕は彼にバレないようにあの頃の僕に成りすます

てのが後ろめたい
そして彼がうらやましいって話が
ずっと描きたかったのかもしれません

最初っからそう考えてたわけではありませんが
漫画は無意識の心理テストみたいなものですので
僕が殺してしまったあの頃の自分が
アルメンなんじゃないかと思います

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

前回の記事はただただ呪詛を吐いたつもりでしたが
ためになる助言やベストアンサーいただきました!

インクを買い溜めして古くなったものを使ったり、
 蓋をきちんと閉めなかったり(上に乗せるだけとか)
 してませんか?
 自分も昔、インクが原稿用紙に全然付かなくて、
 それを改善したらよくなったので…。
 新しいインク買って、ちゃんと蓋を閉めるようにしたら
 描きやすくなりました。



呪いの正体はこれだと思います!
インクって素人が簡単に調整できるもんじゃないってことを
肝に銘じて大事に扱いたいと思います

ありがとうございました!

映画「ヒメアノ~ル」なんですが

先月はゴールデンウィークに合わせた
公開映画が多く、ほぼ毎日映画館に通って
テラフォーマーズ、ルーム、ズートピア
アイアムアヒーロ、シヴィルウォー
を観ました、忙し!

で、今月原稿終わって真っ先にみたのはこちら↓


「古谷実」先生原作のヒメアノ~ルは
生涯ベスト級の漫画です

その実写化作品はどうだったかと言うと
すごい映画でした

コメディとスプラッターのスイッチが曖昧な感じが
少なくとも僕は今まで観たことがない感覚でしたし
原作の二人の主人公をどう映画にまとめるかの
構成が見事でした

まず冒頭からコメディタッチの会話劇がぬるっと始まります
そのまま女性を巡る話の展開ができてきて
忘れた頃、約40分ぐらいにしてようやく映画のタイトルが
表示されます、R15の文字と一緒に...

それが、まず、大変かっこいい、ってのと「こっから先ヤバイから」
って宣言されるわけです、で本当にヤバイ映像になっていきます

この映画を観た誰もが言うように
森田を演じるV6の森田さんがヤバイ
役者としてこんなに魅力的な方だったなんて
失礼ながら知りませんでした

あまり音楽に頼らない感じとか好みだし
随所に見られる秀逸な演出...カレーおいしそうだな...とか
映像もテンポもどれをとってもセンスがよくて
かっこいい良く出来た映画だってことはわかるし
すごい映画みたなーって感想に終始してたでしょう

僕が原作ファンでなければ...
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今年観た映画

一応順位をつけましたが
どれもそれぞれに強烈な魅力があり
実際はまったく優劣がありません

そして紹介文は
殆ど町山さんの受け売りです



1位 イット・フォローズ




怖い怖いと聞いていましたが
本当に怖かったです、夢に出てきました
「来るな 死ね~死ね~」って泣き言しゃべりながら起きました
かなり最悪です、見たら実際に呪われます

とにかく演出がお決まりのホラーみたいな
よく見るパターンではないので
次の瞬間何が起こるかわかりません

制作者が信用できないということが
こんなにも恐ろしいとは...

更に今作品は、一級のホラー映画に留まらず
哲学的なアート作品でもあることが
最後の展開で明かされます、すごく大人な結論です




2位 ブリッジ・オブ・スパイ



どの画面で一時停止してもかっこよく
膨大な情報量が込められた画に
終始魅了されっぱなしでした

史実に基づいた話だということですが
ヒーローっているんですね

この前観たNHKの「映像の世紀」でも
一人のスパイの情報で核戦争が阻止されたらしくて
本当に事実は小説よりも奇なんだなーと

また、トム・ハンクスがオヤジ狩りに合ったり
コメディ要素も随所に効いていました


3位 スター・ウォーズ/フォースの覚醒



直前にエピソード1,2,3を予習して観たので
冒頭で機敏な動きを見せるストームトルーパーに
感動しました

後はレイ、フィン、BB8ら新キャラの魅力で
存分に楽しめました

カイロ・レンも好きです
中二病に象徴される大人になれない大人の問題
イスラム国的な現代の悪役として正しいと思います


4位 オデッセイ




インターステラーの「アイツ」が火星で
ダッシュ村を作るという斬新な設定です

劇中で流れる70年代ディスコミュージックの歌詞が
ストーリーとリンクするというなかなか気の利いた
陽気でご機嫌なSFサバイバルコメディ

何より人類の英知や勇気を称える
人間賛歌が作品の根底にあるのだと感じました


しかし...日本のテレビCMは馬鹿の一つ覚えのように
「感動します」の一点張り

そこに人を楽しませようという姿勢は皆無であり
より集客の確率が高いとされる宣伝方法に
ただ機械的に当てはめたのみ
まるで人間が作る必要性を感じない

そういった心無さだけが伝わってくるCMを見るたび
欠かさず舌打ちをしています

この映画はこんなに新しいことをやろうとしてるのに
何故、特長や個性を徹底的にそぎ落とした
凡百のクソ詰まんない紹介の仕方をするのか?
何故おもしろい所を隠す?伝えない?


しかし、それは誰が悪いという話ではなく
世間の需要が、巨大な意思が、日本経済が、時代が、
とにかくそうなってるんだから!とか

まあ・・・僕も商品作ってる身なんでわかるんですが
個人の責任に委ねられないものだとわかってはいるんですが

でも、そんなもんに従いたくねえよって思ってたいですよ
じゃなきゃそれは文明の発展を否定する行為だから
深夜に一人で何にキレてんでしょうか自分は?



※「深夜のラブレター」とは

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