現在進行中の黒歴史

諫山創 別冊少年マガジンで進撃の巨人を連載してます

映画

しまった

  今月更新忘れるところでした


いや、観た映画の話とか色々あるんですが
なかなか筆不精でして...

ベイビードライバーとかよかった
かっこよすぎることが原因で泣きそうになったんですけど

音楽と映像が一体になっている映画で
セリフとか銃声やエンジン音が曲の演奏の一部
みたいになってます





いやぁ…このブログにアクセスしてくれる方には
心苦しいです


画像はいつかブログのネタにと思ったらくがき↓

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でもこれ以前上げた気がする

ラ・ラ・ランド観ました

事前の雰囲気では同監督の「セッション」
を超えてるとかそんな
間違いない評価の映画だと思っていました

しかし、日本公開が始まると
意外と賛否別れてる感じなので
その話題性に乗っかりたいと思い
観てきました




結果、賛否が分かれる感じもわかりましたが
僕はあるシーンで号泣してしまいました
「泣く」ではなく「号泣」です

お嗚咽を漏らしそうになるのを堪えるのに必死で
そのシーンをまともに見れなかったぐらいです

正直、映画でこんなに泣かされたのは初めてで
恥ずかしくて軽く怒りが沸いたぐらいです

具体的にどのシーンだとも言いたくないんですが
終盤のそのシーンは冒頭の渋滞のシーンと
同じテーマというか

僕はこの映画を恋愛ミュージカルではなく
「馬車馬さんとビックマウス」物として刺さりました




この映画に泣かされたというか
元々自分の中にため込んでた何かが
図らずも公の場で決壊してしまった感じで

要は、僕もララランドに来てたし
僕の周りにいる人達もララランドの住人だから
すごく個人的な見方をしたんだと思います

夢に取りつかれ踊り狂う姿は傍から見れば
滑稽に見えるかもしれませんが

この映画は、そんな頭がラララな人達、我々を
強く肯定してくれる賛歌のようなものだと感じたのです

こればかりは僕が、音楽にもミュージカルにもジャズにも
無知で得したところです

正直、素人の僕が聞いてもライアン・ゴズリングのピアノは
たどたどしく聴こえたぐらいなので
そういうノイズを多く受信する人にとっては
映画鑑賞どころではなかったでしょうし

かと言って、たどたどしくてもゴズリングの生の演奏
じゃないと伝わらないものもあったと思うし
僕はこの監督のスタンスが好きです

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↑はUFC見ながら描いたらくがき

今年最後の更新になるものとする

  去年は無事に2015年から2016年になりましたが
果たして今年も世界は年を越すことができるのでしょうか?
毎年12月31日はハラハラしながら経緯を見守っています


今年、進撃の巨人は物語的な転機を迎えました

この種明かし的な構造で行こうと考えた連載開始時は
そこまで連載が続く気もしなかったもので
一巻の中で明かそうという案もありました

正直その種明かし自体には自信なかったです
まあ古典的だし、「アイアムレジェンド」だって
滅亡寸前の人類の話だった所までが面白いし...

でもけっこう好意的に受け取ってもらえてる
空気は感じてます、そうであれば良かった!

いやしかし、それが21巻のケツに来ることになるとは...
長い...長かった...七年!?

とにかく、今はどういうつもりで漫画描いてるかっていうと
とにかく、無事に収め、無事に終わりたい、の一心です



今年はゲーム・オブ・スローンズに出会えてよかった


↑の80年代風アレンジの音楽がダサくて最高で中毒です
この感じだと普通に会話してた人がいきなり腹を
何度も刺したりしなさそうな話に見える

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ティリオン描いてみましたが
これはティリオンではないな


で、今年見たかどうかは定かではない
映画ベスト5は

1位 この世界の片隅に

2位 イット・フォローズ

3位 シン・ゴジラ

4位 ヒメアノ~ル

5位 シビル・ウォー

って感じです!

無事年が変わればですが
また来年!

良いお年を!

「この世界の片隅に」

  「今年観た映画で一番良かったのは何?」
って質問を年末によく聞きます
同業者はホントよく映画を観るので


果たして、この映画を今年の年始に見ていても
同じ評価になっていたかはわかりませんが、今年の一位は
「この世界の片隅に」です!

もしくは「ゲーム・オブ・スローンズ」!



予告映像はこちらの海外版の方が好きです
主題歌がちょい陽気めにアレンジされていて
ところどころの映像とのギャップが強調されるようです


一回観て、原作読んで、もう一回観る
ってスタイルをとりましたが

いや~こまったね~
またいいもん見ちゃったね~

最初に観た回は超満員の池袋
人が多すぎたため若干動員時に遅れがあり
予告を省いてのスタート

・・・嘘だろ!? オープニングクレジットで
なぜかもう泣きそうなんだけど!?

幼いすずさんが広島で迷子になってる時の
首の角度がもう切ない
いやここは音楽の力が凄まじいのでしょうか

こうやって順番にシーンを抜き出していったら
本当にきりがないのですが
何がそんなに良かったのかまとめるとしたら
その何がそんなに良かったのかがまとまらない
のがこの映画特有の「何か」だと思います

僕が戦争映画として新鮮だと思ったのは
丹念に描かれる当時の日常が
ギャグベースで語られる点

太平洋戦争と言えば、自分の知る日本とは
まるで別の白黒映像の世界なような気がしてましたが
年末にサンタの格好した人がいたり蔵にギターがあったり

自分が生まれる40年前ってそんなに昔の話じゃなかったと
今と戦時中の日本がなんだか身近に思えたことです


その慎ましい日常に暴力の影がじわじわ迫って
見てる側は否が応にも、終戦間近、広島、八月六日
のキーワードに反応してハラハラします

一回目観た時の感想は正直、思ってたより怖かったです
そして形容しがたいポジティブなメッセージに打ちのめされた
その正体が何だかよくわからないけど

歯食いしばっても抑えられない塩分
どうしても塩分の流出を堪えようとしてしまう

二回目観た時は、その形容しがたいものが少し噛み砕けた
ような気がしました

この映画の登場人物は、戦争なんぞにこの日常は脅かされないぞ
と、あたかもその時代が特殊でも何でもないように振る舞い
少しだって悲惨に見えないよう日々を送ることで抵抗し
日常生活を通して戦っていました

しかし、実際全世界で5000万から8000万人も人が死んだとされる
時代は大変特殊な時代でした

いくら、その慎ましい笑いに溢れる日常を守ろうとしても
抗えないくらいの暴力が世界の片隅にさえ襲ってきます

そこから再び立ち上がれたのだとしたら一体何が人を
そうさせたのか、ってところがラスト終盤
映画的な見せ方で語られるため
言葉にしずらい感動が...って感想が多く聞かれるのだと思います

つまり、観て体験するしかないって話でしょう!

あと映画の大きな魅力の一つには
主人公のすずさんを演じたのが能年玲奈akaのんさん
であることが大きいと感じました

地方の方言をあの声でゆるくしゃべる感じが
あまちゃんにまた会ったみたいで馴染みやすかった
んだなと、初めて会った気がしなかったんです

GOTシーズン6まで観終わった

またゲーム・オブ・スローンズの話です
現在世界で配信されてるのを全部見ました

1話約1時間が10話で1シーズン

それを6シーズン、約60時間を約三週間で
一気に見たら人はどうなるのか?

ひどい時は目をつぶってもティリオンの
憎まれ口が幻聴となって聞こえる始末で
当然、その最中に書いた今月のネームにも
大いに影響されまくっています

とにかく、よーくわかったことは

極めて上質なシナリオをこれ以上ないくらい完璧な配役で
並みの大作映画でもお目にかかれないほどのセンス!
センスがいいとしか表現しようのない演出で映し出される
それが毎シーズン膨大な予算で余すことなく再現される
中世暗黒時代の世界観

こんなもん見せられたらもう、他にエンターテイメントは
いらないいじゃないかと思いますよ
全てはこれひとつで事足りるんじゃないかと

この圧倒的な質、それがしかも帰納法のシナリオで
あるらしく、完璧で且つ予想道理ではない結末が
すでに保証されていることでしょう

もう、ひれ伏すしかないのか・・・
そんなこと思ったのは初めてです


それにしても、いいおっさんがいっぱい出てくる
何がいいって顔がいい!

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ダヴォス aka 玉ねぎの騎士

ことごとくおっさんの顔がいい!
当然キャラもいい!

とにかく、これは参った

ゲーム・オブ・スローンズ

おもしろすぎる!

ゲーム・オブ・スローンズに手を出してしまった…

見たら面白いに決まってる海外ドラタイトルの一つ
それに、つい手を出してしまった...



でも実は、見始めて中盤辺りまでは
そんなにピンと来なかったんですよね

初めての有名海外ドラマだけど
意外とこんな感じか?と

しかし、ある出来事をきっかけにして
まさしく怒涛の展開になっていきます

その「ある出来事」以前が長い長い「起承転結」の
長っがーい「起」の部分だったんですね
まあ一度見ただけで全部理解しようとしなくても
大丈夫な作りになってると思います

そしてシーズン3まで見たんですが・・・
気が狂うかと思うくらいショックがでかくて

とにかく人間描写がすごい!

半ば実在の人物なんじゃないかと
曖昧になりながら見てますが
まずはやっぱりティリオンとかジョンが好きです
彼らはヒーロー枠だから大体みんなそうでしょう

でも僕が特段に気になるのがシオン・グレイジョイ
いや...まじでお前さあ...何やってんの?ってなるけど
彼はこういう世界の物語的人物達の中では
普通の人なんでしょう

今は哀れの極み状態ですが物語の流れ的に
彼はいつかやってくれるでしょう
普通の人が必死にもがいてる枠にやっぱり惹かれます

ジョフリーまで行くとかなり感情移入は厳しいんですが
シオン役の人もジョフリー役に人も演技力ってのが
よっぽど卓越してるか

あの過酷な世界で自分を持ってない人の弱さが
ありありと伝わってきて、僕はジョフリーでさえも
人間味を感じました、あれも人間の一部だとして

でもサーセイはどうしても好きになれそうにない
このゲームを始めた重要人物なんですが
お前さえいなければ...感がぬぐえず

あと醍醐味としては、ウェスタロス大陸それぞれに散らばった
主に子供たち視点の群像劇
それらがいつかは交錯したりするんだろうなーといったプロット

その子供たちが合えそうで合わずすれ違う
思えば冒頭でそれぞれの主人公達が一同に会した場面は
今ではすごい貴重だったと思え干渉深い

入口のハードルはやや高めですが
そこを超えれば、正直
飲まず、食わず、寝ず、の状態です

ゲーム・オブ・スローンズ
もちろんオススメなんですが
自己責任でひとつ...

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

今月の別マガの目次コメントに
「今回は描いてる自分でも胸糞悪くてきつかった」
みたいなことを書きましたが

実は、その一番きつかった所はカットしてます
犬のくだりが執拗に長かったんですが
自分でもどうかしてると思い直しました

ずっと前からメタっぽい演出がしたかったもんで
カメラ目線で語るキャラは誰を見ているのかみたいな
映画で使われる手法があるんですが

もっとわざとらしくやっても良かったのかなとか思ったりして
あまりブログではやりたくないことですが
そんなボヤキを書いています

海外ドラマ見ても思いましたけど目の演技って大事なんですね
例えば、二人の人物が顔を寄せたシーン
ここで目の焦点を寄せるのと、逆に焦点が離れ遠い目をするのは
どういった違いを生むのか、みたいな演出が使い分けられてたり

目で語るやり方は色々あるみたいで
最近は瞬きの回数に注意してみてます

ゲーム・オブ・スローンズ
もちろんオススメなんですが
自己責任でひとつ...

「無垢の祈り」観ました

 いや、 観てしまいました

 

どうも強烈らしいって話を頼りに
原作者「平山夢明」さんのファンである
週マガの「星野、目をつぶって。」の永椎君達と
渋谷の映画館に行きました

あまり渋谷には近づきたくないんですが
たまに渋谷でしかやってない映画があるもんで
たまに行かなきゃいけないんです

で、観てしまったんですが
噂にたがわぬ強烈さでした

正直、早く終わってくれ...と祈りながら観てました
それほど少女が生きている悪夢のような世界が
見事に映しだされているからです

冒頭の音からして観る者にストレスを与え
画面に映る全てが不快で、暗くて、狭くて、ずっと天気悪くて
ある悪夢そのもののような人物がそこに映るだけで
吐き気を感じるぐらいのプレッシャーを放っていて

常に、一秒だってここには居たくないと感じさせ
且つ、あのすすけた街が綺麗に見える瞬間も描く
それらが緻密に意図して作られているのでしょう

そのプレッシャーからわずかに開放されるのは
少女がある人物を探して工場地帯をさまよってる
間ぐらいです、地獄から希望を求めて行動しているシーン
だからでしょうか

あと、幼い時に虐待を受けている子が
「辛い目に合っているのは自分じゃない、別の誰かだ」
と思い込むことで、心が壊れないように
架空の人物を生み出す多重人格障害の原因
みたいな話を思い出しました

それがあるギミックで表現されていて
これはそういうメタファーなのか...
ってなります

原作未読でわからないところが多々あります

何故臭いを嗅ぐ?車椅子の女性は?
納屋の囚人(死刑囚?)は?
実は時系列どうりにみせていない!?

などなど

しかし、一番きつかったのは
少女が何を祈っていたのかが明らかになるところで
あんな角度からくるトラウマは初めてでした

今日もテレビで、監禁や解体のニュースをやってたけど
あの現場はこうなっていて
毎日どこかでああゆうのがあるっていう現実がまた

劇場を出た後もこの映画が続いているようで
そしたら僕はいつ、この映画を観終えるのか...

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