2008年06月28日

Coldplay/Viva La Vida

86

美しき生命ってジョジョの奇妙な冒険っぽいですよね。
なんかジャケットがジョジョ立ちオフかなんかに見えはじめてきた……。





 世界中でバカ売れしているのは知っていたけど、あまり興味を持てずスルーを続けてきたcoldplay。そして、今回はCMで流れている「viva la vida」の出来の良さに食いついた見事なまでのにわかっぷり。古産ファンからすれば「にわかうぜぇ〜」なんだろうけど。

 さて、初めてまともに聴いた彼ら、メロディーセンスは前評判通り。上品で高級感漂う編曲が施された楽曲は、前述の優れたメロディーセンスと相まって「ロックアートの最高峰」と銘打たれるに恥じぬ美しさを感じさせる。透明感あるモダンな雰囲気に混じって醸し出されるレトロさも大物の風格たっぷりだ。キラーチューンこそ無いが流れでハイライトを作り、全体で一つに纏め上げられた構成も秀逸。音楽に強い刺激や、難解さを求める人には若干物足りない部分があるだろうが、基本的には誰にとっても聴きやすく、解しやすい。知覚の共通語とでもいうべき分かりやすさか。

 余談だけど、このジャケットはちょっと面白いね。というのも、彼らの音楽って、どちらかと言うとロマン派とは正反対な気がしなくもないんだよね。躍動感ある美しさより厳粛な美しさを強く感じる。凄惨さや生々しさよりも、現実から切り離された様な甘美な世界観が漂う。
 でも、ジャケットはその生々しさが大いに非難されたドラクロワ。これは本作に垣間見える、例えば「生と死」の様な相反するテーマのコントラストを暗に示しているのだろうか?



Life in Technicolor ★★★
Cemeteries of London ★★★★
Lost! ★★★☆
42 ★★★★☆
Lovers in Japan-Reign of Love ★★★☆
Yes ★★★
Viva la Vida ★★★★☆
Violet Hill ★★★☆
Strawberry Swing ★★★★
Death and All His Friends ★★★★


iselilja at 20:52│Comments(0)TrackBack(0)音楽 

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