小泉総理が、10月17日(月)靖国神社、秋の慰霊祭に合わせて参拝をしました。私は、公的であろうが、私的であろうが、日本国総理大臣が、靖国に参拝する事は重要だと考えています。それに、大阪高裁、違憲の判決(判断)を報道機関は先に取り上げますが、その前日に、東京高裁の違憲にはふれない判決も、同じ様にバランス良く報道するべきだと考えます。そうでないとフェアではありません。

それに、戦争犠牲者、戦没者は、軍人、民間人、負の部分も含め、両国にある訳ですから、その事はお互い様です。日本だけが悪いと言う事は、誰がなんと言おうとあり得ない。また、私も、夏に靖国に参拝して来ました。以前にその事を記したものを、少し修正をして、このBolgに記したいと思います。

8月18日(木)靖国神社に参拝をし、久しぶりに遊就館まで行って参りました。参道の長さは300mほど、途中、清め水で身と心を清め、参拝殿で二礼二拍手をし、私は、英霊の方々に、次のようにお祈りしました。「情けない国になりましたが、今日の平和をありがとうございます。現在、日本は様々な問題を抱えていますが、どうか、今までどおり見守っていて下さい。二度と戦争はしないよう日本国をお守り下さい。決して、あなた方の事は忘れません・・・」そして、一礼し、遊就館に脚を運びました。

入場券を購入、エスカレーターで2階に上がり、30メートル程行った所で、「私たちは忘れない・・・」というドキュメント映画(50分)を上映してました。私が上映時間を調べていた所、確か5回目の上映が始まり、10分程過ぎていたのは知っていましたが、一緒に行った母が「見れるでしょ・・・」と言いながら、映画館の中に入って行きました。私もどのような映画なのか、興味津津で映画館の中に入り、母は椅子に座り、私は、その直ぐ後ろで立って拝見する事にしました。

映画の内容は、明治維新から日清、日露戦争、満州事変(盧溝橋事件、通州大虐殺)、支那事変、そして、ハルノートをつき付けられ、開戦に踏み切った大東亜戦争、その後の極東国際軍事裁判(東京裁判)に至るまでの経緯が、解り易く解説されていました。その中でも私が以前から疑問に思っていたのが、「大東亜戦争は侵略戦争だった・・・」という言葉です。戦争終決後、米軍マッカーサーは「日本が戦争に踏み切ったのは、自尊、自衛の防衛戦争だった・・・」と東京裁判が誤りであった発言を公式ルートでしています。ここも良く想像をすれば解ります。とても、アメリカ大陸を侵略する事は不可能だと思いますし、その事を想像すらできないと思います。つまり、「そんな無謀な事を考える人はいない、軍部はない・・・」という事です。

それでは、「中国大陸はどうだったのだろう・・・」という疑問です。これも映画の中で、「侵略ではない・・・」と解説されていました。私も、この事には疑問に思っていました。なぜなら、サンフランシスコ講和条約、第10条【中国における権益】「日本国は、千九百一年九月七日に北京で署名された最終議定書並びにこれを補足するすべての議定書、書簡及び文書の規定から生ずるすべての利益及び特権を含む中国におけるすべての特殊の権利及び利益を放棄し、且つ、前記の議定書、附属書、書簡及び文書を日本国に関して廃棄することに同意する。 」と、記してあったからです。

1900年、義和団事件から旧日本軍は、現在の中国に合法的に駐留していた経緯があり、日露戦争で勝利した日本は、合法的に満州国を建国し、日本人居留区を作り、日露戦争での戦没者墓苑を作っていたのです。その後に、盧溝橋事件通州大虐殺を切っ掛けに、満州事変、支那事変と、日中戦争が拡大して行く訳ですが、つまり、旧日本軍は合法的に勝ち取った権益があり、駐留する理由があったという事です。大東亜戦争が始まる前から駐留している訳ですから、「侵略・・・」という言葉を使うのは「的をいて射ない・・・」という事です。

また、侵略と言う言葉を使うなら、米国、英国をはじめとし、多くの国が侵略をしたと言わないと、公平ではないと考えます。それに、確かに、現在の価値観からすれば侵略かも知れません。しかし、当時の背景、状況はそういうものではなかった事も、想像して考える必要があると思います。多くの国が、植民地支配をしていたと言う事です。

したがって、「欧米列強と同等に渡り抜いていこう・・・」と考え、色々な努力をして来た日本にとっては、ハルノートを付き付けられた時点で、戦争を回避する選択がなかったのです。この事から私は、マッカーサーが「日本が戦争に踏み切ったのは、自尊、自衛の防衛戦争だった・・・」と言ったのは、大東亜戦争、全てを含んだ発言だと思いました。

また、映画の中、最後では、元軍人、角田松雄さんが、顔をくしゃくしゃにし、純粋な気持ちで涙を流しながら次のように仰っていました。

日本人ですからね。降伏という事は知らんから、もうこれは、「全員、もうここで戦死やな・・・」と、みんなで覚悟を決めましたよ。私もその一人ですわね。その時にね。なにを言うたか、涙が出ますがね。「みんなで靖国神社で会おうぜ!・・・」 言うたもんですよ。「靖国神社で会おうぜ・・・」と・・・。

靖国神社に変わるね。国営の戦没者墓地を作ろうなんて言うてましたらね。わたしゃね、「戦友達がなんと聞いたじゃろう・・・」って涙が出ましたよ。みんな、「靖国神社で会おうぜ・・・」って誓い合おうて死んだんですよね。あの魂がね、靖国神社の中の魂が、日本の国をまもっとるんですよ。今でも・・・。


私は、ポケットからハンカチを出し、自分の涙をぬぐいました。私は、元軍人さんの色々な証言を拝見していますが、大半がこのような気持ちだったのだと思います。したがって、この事を尊重するのは、ごく自然なことと思いますし、逆に尊重をしなかったら、余計に世の中が希薄になり、荒れて行くと思います。

上映が終わり、普通の顔で母が、「最初の部分見る・・・」と言ってきたので、私は「だいたい解っているからいいよ・・・」と声をかけ、出口に足を向けました。出口を出て、後ろを歩いて来た母を見ると、元軍人、角田松雄さんと同じ様に、顔をくしゃくしゃにし涙を流していました。私は、母が泣いている姿は殆ど見た事がないです。その時は、その事に触れず、後で聞いてみました。母は、「つい、もらい泣きをしちゃった・・・」と、言ってました。それだけ、映画の最後、角田さんの純粋さ、真剣さが、母の心に伝わったのだと思います。

私が調べ始める前までは、母親も、「東條英機、軍部が悪い・・・」としきりに言っていました。しかし、私が色々な事を教えて上げたり、戦争関連のテレビを見たり、テレビに出演された東條由布子さんの話しを聞いたり、櫻井よしこさんの話を聞いているうちに、色々な史実を知り、考え方が変わりました。この事を一つとっても、東京裁判史観、GHQの占領政策が未だに影響している裏付けになると思いますし、戦後の歴史教育が真実を伝えて来なかったかが解ると思います。

また、館内を拝見していると、一人の元軍人さんが私に話しかけて来ました。とても生き生きとしていて、懐かしそうに色々な展示物をご覧になり、私に色々な説明をして頂きました。南京事件の事も「東京大空襲で、10万人でしょ。とても30万人は殺せない。だいたい3000人位だろう。それに便衣兵は殺すしかない。仕方がない、そうしないと自分が殺される・・・」と仰っていました。私も、そう思います。便衣兵、民兵、手榴弾等を投げ込んでくる女性、子供は殺すしかないと思います。これが戦争だと思います。

そうしないと自分が殺されますし、自分が殺されるという事は、自分の部隊が危険になる、もしくは全滅する。そうすると敵に前進をさせる事になり、祖国に危険が迫り、家族、愛する者にも危険が迫ります。戦争というものは、このような側面もあると思います。

朝まで生テレビに出演された元軍人、寺嶋芳彦(85)さんも、「奴等(中国軍)はやり方が汚い、民兵に最前線で塹壕を掘らせ、鎖でつなぎ、銃を持たせ、日本軍に応戦させた、その後ろから民兵に対して、銃を向け、死んでも逃げられないようにしていた。だから殺すしか仕方がない・・・」と、表現は多少違いますが、このように仰っていました。私も、その最前線にいたら、敵民兵を殺します。

それに、慰安婦問題で、寺嶋さんが仰っていたのと同じ様な事も、仰っていました。その元軍人(館内で話しをした方)さんは、「皆、軍部の悪く言い過ぎる。親が子供を身売りするケースが多かった。その仲介を業者がしていた。誤解される所は、性行為をするのに、日本軍が場所、施設を提供していた所があるからだろう・・・」とも仰っていました。また、フィリピン、ルバング島で30年も戦っていた小野田寛郎さんも、 「私が見た従軍慰安婦の正体」 の中で同じ様な事を仰っています。

このように業者によって、商売が絡んでいたケースが殆どで、その事と、旧日本軍が組織的に嫌がる女性に暴行を推進し、従軍として慰安婦行為をさせていたのとは、まったく質が異なってきます。これも、想像すれば解ると思います。戦争をして敵を殺し合っているのに、軍属として女性を連れ回すなんて、ナンセンスですし、足手まといになると思います。今で言えば、自衛隊、防衛庁が軍属として、買春をしている女性達を囲っているようなものです。そんな事があったら笑い話ですし、とても国を護れないと思われます。

また、その元軍人さんは、「史実を知らない人達は、大東亜戦争、軍部の事を悪く言い過ぎる。敵の弾の下を潜ったら、青くなってそんな事も言えないだろう・・・」とも仰っていました。これもまた私も同じ様に思いましたし、悪く言い過ぎる人達は、想像力の欠落を感じる所でもあると思いました。

今回、靖国に参拝をし、遊就館まで久しぶりに足を運んだ事は、私としてはとても有意義でした。なかなか文字では説明不足になり、全てを伝える事は難しいですが、戦後60周年、この時期に靖国まで行く事は、色々な意味で勉強になると思います。また、英霊にこたえる会、特別維持会費(2000円)を納め、再び見るために、このドキュメント映画「私たちは忘れない・・・」のビデオを入手しました。技術的に可能なら、私のwebでも公開しようと思っています。

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