学習塾小6女児殺害事件

 <京都小6殺害>塾講師「からかわれた」 逆恨みして犯行に

 京都府宇治市の学習塾で10日、同市立神明小学校6年、堀本紗也乃(さやの)さん(12)=同市開町=が殺害された事件で、逮捕されたアルバイト講師の同志社大4年、萩野裕(ゆう)容疑者(23)=同市寺山台3=が「紗也乃さんからからかわれたことがある」などと供述していることが分かった。現場にあった凶器の包丁やハンマーを萩野容疑者が約1週間前に宇治市内で購入していたことも判明。府警宇治署は、紗也乃さんが嫌がって担当のクラスを辞めるなどしたこともあり、逆恨みして計画的に事件を起こしたとみて萩野容疑者を追及している。

 調べでは、現場にあった包丁(全長約26センチ、刃渡り約17センチ)2本とハンマー(長さ約30センチ)1本は萩野容疑者が一緒に購入したもので、いずれも新品だった。1週間前から準備していたとみられる。

 萩野容疑者は調べに「2人になった時、『あっちに行って』と言われ、かっとなった」などとも話しているが、10日は勤務予定ではなかったのに、前日、「明日、塾に来て、国語の授業についてアンケートをするかもしれない」と周囲に話していた。萩野容疑者は事件直前、他の生徒12人をこのアンケート名目で別の教室に行かせており、紗也乃さんと教室で2人きりになろうと計画していた疑いが強い。

 さらに、教室の様子を見られるモニター・カメラは、事務室で電源コードがはずされていた。最後に帰宅する職員らが電源を切るが、コードには前夜、異常がなかった。萩野容疑者は10日午前8時25分ごろ、教室に姿を現しており、生徒たちが来るまでの約10分間に抜いたとみられる。

 また、遺体には首を突き抜ける格好で右側に大きな刺し傷があり、右頭部や目の下にも20〜10センチの切り傷があった。強い力で刺すなどし、抵抗時に出来たとみられる傷も左手の甲などにあったことから、最初から殺害目的だった可能性もある。

 一方、萩野容疑者は03年11月に採用され、小学生に国語、中学生に英語などを教えていた。紗也乃さんは萩野容疑者の授業を嫌がり、今月から国語の授業を受けていない。

 萩野容疑者は調べに「精神関係の病気で通院中」などと話したという。接見した弁護士によると、落ち着いた様子で「申し訳ない。(紗也乃さんを、中学に)合格させてあげたい気持ちはあった」などと淡々と話したという。   (毎日新聞)
また、殺された。最近、頻繁に女児が殺される。いや、女児だけではないが、毎日のように誰かが簡単に殺される。それにしてもしかし、女児の言葉遣いに反応して、かっとなって殺すとは、私には理解が出来ない。私も、人間関係で、かっとなったり、怒ったりする事はたまにあるが、具体的に「刃物で殺したい。首を絞めて殺したい・・・」等、一度も思った事がない。これが普通だと思うが、いったい、この違いはなんなのだろう。萩野の心が軟弱としか言わざるを得ない。また、今まで生きて来た人生経験、家庭環境が影響しているようにも思う。

それに、萩野は、「申し訳ない。(紗也乃さんを、中学に)合格させてあげたい気持ちはあった」などと、言っているが、私に言わせれば、表面を取り繕っていて、自らを擁護する発言にしか思えない。なぜなら、申し訳ないと思っていたら、最初から殺そうと思わないだろうし、合格をさせたい気持ちがあるのなら、生徒と先生の関係で、此処まで拗れる事もないと思うからだ。つまり、萩野のこの発言は、己に向けた言葉であると思う。偽善者には良くある事だ。

さらに萩野は、「女児がいると、バイトに影響が出ると思った」と、他の記事で言っている。それでいて、合格させてあげたい気持ちがある等というのは、あくまでも綺麗事で、きっと女児とのコミュニケーションに限界を感じていたのだ。それを邪魔と思い刺殺した。まさに、身勝手な行動であり、もはや人間のする事ではない。これもまた鬼畜の所業だ。それに、警察が容疑者の顔が分からなくなるように、上着をかぶせたりするのはおかしい。人を殺した人間なのだから、犯罪抑止のために隠すべきではない。

また私は、この殺人事件は防げたと思う。防げなかった理由は世の中が希薄だからだ。女児が殺される少し前に、他の生徒とこれから授業を始めようとしている講師がいた。荻野は、女児を殺す目的で、朝、出勤しているが、わざわざ、この講師と生徒を他の部屋に移動させ、紗也乃さんと二人きりになる状況を作り、経った7分程の間に殺害した訳だが、はっきり申せば、この現場にいた講師が、荻野の行動を変だと思わないのが変だ。私がその講師の立場で、その現場にいたら変だと思う。

変だと思う訳だから、間違っても紗也乃さんを一人にさせる事はしないだろうし、荻野の様子がおかしい事を、生徒に頼み誰かに報告させたと思う。しかし、この講師は、紗也乃さんを残し、他の生徒と他の部屋へ、なにも持たずに行ってしまうのだから訳が分らないし、鈍感というか勘が悪いというか、心が希薄な証拠だ。

それに荻野は、以前から女児と上手く行っていないのも校長も含め、この現場にいた講師も知っている訳だから、余計に注意が必要だ。明らかにおかしな行動をとっている荻野、それを見て見ぬふりをした現場の講師がいた。この講師が、勘を働かせ、荻野の様子が変と思い、助けを求めていれば、女児は死ななくて済んだ筈だ。つまり、この事件は防げたという事である。この講師を責める訳ではないが、一生この講師は、後悔の念と心に深い傷を背負ったと言える。それにしても、荻野に指示されて、なぜ他の部屋に行ったのだろう。生徒は、勉強道具も持っていないのに不思議である。

私は、事件が起きた要因として、荻野も「紗也乃さんからからかわれたことがある」と、言っている様に、女児の荻野に対しての口の聞き方、接し方にも、若干の問題があったと思っている。これは、いつも言っているが、親の躾が悪い所があるのかも知れない。あまり過保護に育てていたり、甘やかしいると、親以外に叱られた時に、過敏に反応してしまうかも知れない。

だいぶ前に、小学生の女児が、同級生を殺した事件が長崎であった。殺す前に、加害者の女児が、亡くなった女児にインターネットを通して、悪口を言われて事件を起こしたのも、同じ様な本質があると思う。しかしながら、もちろん、それ位の理由で人の命を奪ってはいけない。

また、先日の広島小1女児殺害事件も、防げた可能性がある。なぜなら、ペルー人容疑者と、この女児が、容疑者の自宅の下で、話しているのを目撃している人がいるからである。容疑者は、「女児にチョコレートを上げながら、なにか話をしていた・・・」と、目撃者は話している。この状況、私が見たら変だと思う。だから変と思った時点で、近所の方に報告をするか、警察に通報する。つまり、見て見ぬふりは良くないし、ほんの少しの緊張感と、ほんの少しのお節介が必要という事だ。

しかし、このような状況だと怖いと思う方もいるが、警察に通報するのは怖くないし、近所の方に報告をするのも、なにも怖くはない。そのように言う方は、私に言わせれば、関るのが面倒なので見て見ぬふりをするし、言い訳を言っているに過ぎない。他にも、このように目撃者がいたり、隣人の悲鳴を聞いているのに警察に通報しなかったりするケースは沢山ある。それらをしていれば、防げる殺人事件は沢山あるという事だ。つまり、「決して、世の中を希薄にしてはいけない!」という事である。

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