自民党低迷の理由

自民党低迷の理由について、赤池さんが前衆議院議員という立場で、政治家としての目線で解説していたので、私は国民の一人として、なぜ、自民党の支持率は上がらないのか。保守層や有権者は、どのように考えているのか。その辺りを掘り下げながら大雑把に話したいと思います。

さて、自民党の支持率ですが、これを言うと、自民党支持者や保守層から怒られるかも知れませんが、私は、谷垣総裁が言うとおり、現段階では、それほど気にする必要はないと思っています。もちろん、選挙に勝たなくては行けないので、民主党より低いのは気になるところです。しかし、地方選では逆に動いています。地方選は、参院選とは違うという見方もあるでしょう。それも分りますし、四ヵ月先に、どうなっているかは分りません。

ただ、私は、意外と単純なものではないかと思っている所があります。それは、なぜ、地方選では逆に動いていたのか。昨年の夏、衆院選では、なぜ、有権者は民主党に投票したのか。なぜ、自民党離れをしたのか。その辺りを探ると、ある程度は見えてくると思います。

まず、民主党を支持し、自民党が見放されたかですが、これは、色々とあるでしょうが、自民党は、良くも悪くも、自由に議論をする一面はあるのですが、麻生降ろしのように、身内の足を引っ張るような所が露骨に見えてしまう部分があり、国民からしたら、「そんな事をやっている場合ではないだろう!・・」と、不信感を抱く部分があるのだと思います。言い換えれば、まとまりがなく一丸となっているようには見えない訳です。

例えば、執行部のやり方が気に食わないのだとしたら、舛添氏のようにメディアを使い、国民に知らせるように問いかけるのではなく、直接、総裁や幹事長と話した方が、国民からしたら、余計なゴタゴタは見なくて済む訳ですし、そうすれば誤解も生じない訳です。また、仮に、メディアを使う場合は、発言には注意をした方が良いと思います。身内の足を引っ張っている発言と受け取られると、それは、やはり、党にとってはマイナスだからです。

それと、何が気に食わなくて、自民党を、どうしたいのか。という所を発信する時は、党の方針を尊重した上で、ご自身の主張を話すべきです。国民からしたら、党改革と言っても、何を改革するのか、何をしたいのか分かり難い所があるからです。スタンスとしては、あくまでも建設的で前向きな主張に徹するべきです。特に、ネットで情報を得ている国民は、その辺りはシビアに見ています。保守政党である自民党の情けない所も見抜いている訳です。

ただし、私は甘いのか。現在の自民党は、それなりに頑張っていると思っています。それは、色々な記事で綴ってきた通りです。是非、全員野球で、最後の最後まで戦い抜いて貰いたいと思っています。

また、甘いという所は、私は、割と肯定的に物事を捉える所があるからです。例えば、政治とカネの問題。自民党は、何か問題が起こる度に、けじめをつけてきました。もちろん、本来でしたら、そんなものはあってはならないのですが、最低限の自浄能力を発揮して来たからです。

それを、評価しないで何を評価するのでしょう。

自浄能力のない民主党の在り方からしたら、当たり前の事ではありますが、まともな部分である筈です。それに、政治家も人間です。ダメな所ばかりを指摘されていたら、やはり、気分は良いものではないと思います。これは、政治家でなくても同じですが、良い所は認める。悪い所はダメだしをする。そうする事で議論が活発になったり、党のイメージが変わったり成長をしたり、全体的に党の運営がスムーズになって行くのだと思います。

それと、保守政党としての区別です。何を守り、何を変えるのか。以前に比べたら良くなってきましたが、まだ、曖昧な所があります。例えば、「靖国と皇室の伝統は守る。靖国に代わる代替施設は作らない」と決めるだけでも、だいぶ印象は違います。しかし、それだけでは多くの国民の理解は得られません。それは、例えば、靖国が嫌いな人もいるからです。そういう方は、だいたい靖国に代わる施設が必要と訴えます。こうなると、どうする事も出来なくなってしまうように思いますが、それらの人の主張を見ていると、全員とは言わないですが、先の大戦で亡くなった民間人を慰霊する施設(無宗教?)に足を運びたいと言っている人もいます。

私は、それだけで、国論を二分する靖国のことは理解が深まると思っています。簡単に言うと、先人達に感謝の念を捧げたい人は靖国に参拝をし、どうしても靖国が嫌いで亡くなった民間人だけは慰霊をしたいと言う人は、その全国規模の慰霊施設に行けばいい訳です。もちろん、それだけで全ての国民が納得するとは思わないですが、だいぶ、すっきりするのではないでしょうか。その辺りを、党として調査し方針を決めることも大切だと思います。

守る部分は、まだ、ありますが、次ぎは変える部分の一例です。政治とカネの問題で現政権は自浄能力がないと言われています。鳩山首相、小沢幹事長のことは言うまでもないですが、北教祖の問題も、これは、ほっておく事は出来ないと考えます。その在り方は、義家議員が説明していた通りですが、あまりにも酷すぎます。ですから、この組織を解体するか、体質を変えさせるか、何らかの処置が必要と思います。したがって、党としても、どのようにしたら良いのかの方針を打ち出し、将来は、変わるように努力をするべきです。

このようなセンスで守る部分と変える部分の区別を明確に打ち出すべきです。

それと、政治とカネの問題で、現政権を批判するのは私は必要と思っています。ですが、前向きな政策論、解決論も語って欲しいです。例えば、現政権は普天間の問題で迷走を続けています。5月に決着をつけると言ってますが、まだ、どうなるか分りません。なので、自民党としても対抗策、解決策を打ち出すべきです。

辺野古は、今となっては市民感情に配慮すると難しいものになってしまいました。私は、産経の地図にある「北部訓練場」の中に作るのも一つの案だと思っています。実際、行ったことがないので現実味があるのか分らないですが、迷走を続ける鳩山政権を導くという意味でも、解決策を自民党は考えるべきです。それは、政権を奪われてしまった責任でもあり、長い間、政権の座に君臨していた責任でもあると思います。自民党には実績があるので、そのようにリードして行くことは国民にとっても力強く感じるか、大人の政党として評価に繋がりイメージも上がるかも知れません。

それと、もう一つ、私は、沖縄に自衛隊も駐屯させるべきと思っています。沖縄は日本ですから、県民としても米軍だけが駐留しているというのは、やはり、どこか不安かも知れません。ですから、自衛隊は必要だと思います。これも、思い切って変えて行く部分です。

このように前向きな部分も打ち出して行くべきです。そうすれば自然と支持率は上がるかも知れません。しかし、そんなに甘いものではないかも知れません。それは、継続して期待を裏切られた国民感情が影響しているように思います。ですから、続けて、その辺りのことを話したいと思います。


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