いしいさん家便り

いしいさん家で 日々感じたこと。思ったこと。

調べてみて、色々感じたこと ②

はい。

数値化してみて、色々感じたこと。②

介護や、人間関係なんて
数字じゃ、測ることが出来ないと言うことです。

こんなヘビーな、元気な方たちが毎日来るのだし、
在宅でやっていける。なんてのは
よほど奥さまが、理解あるのですね。
それが一番です。


施設経験者の僕は、
みんな施設に入ってもおかしくない状態だと分かります。
これが続けば、奥さんがつぶれてしまいます。


はい。
すごいメンバーですよ。
今度、一緒の車に乗ってほしいです。
このすごいメンバーが一斉に乗ることは
全国屈指の賑やかな車ではないのかと思います(笑)



そして、
在宅でやっていけるもう一つの理由があると思います。

それは、
柔軟に動ける事業所があるかないかで
決まってくると思います。

それは、トップが
現場をどれだけ理解をしているかです。


そんな記事を以前書きましたので
読んでください。


2016年4月16日の記事


はい。

きちんと9時にしか迎えに行かない事業所だったら
準備をしないといけないから、奥さんに手が出てしまう。

頭のお堅いケアマネさんだったら
頭でっかちの管理者だったら

「その暴力の場面だけ」をくりぬき、
問題行動と捉えて、薬を使うように勧めたり
施設に入所を進めます。

家族も、「これしか選択肢がないのか・・・」と
諦めるしかないです。


いくら、元気な人が来ようとも
要介護が5で出よう人とも

コッチが、柔軟に動くことが出来れば
家族が望む在宅介護を維持できるのだ。

そんなことを、改めて思いだしました。

数値で何事も判断をしないで、ということです。

調べてみて、色々感じたこと。①

最近思う。

僕は、あまり数値化するのは好きではない。

介護度もそう。
数値で判断できないことの方が多いから。

でも
11年やってきて、初めて調べてみた。

要介護4以上で
日常生活自立度がⅢ以上の人がどれくらいいるのか。

Iさん  4  Ⅳ
Iさん  5  Ⅳ
Iさん  5  Ⅳ
Eさん  4   Ⅳ
Sさん  4  Ⅳ
Yさん  4   Ⅳ
Kさん  4   Ⅲb
Kさん 4  Ⅲb
Nさん 5  Ⅲb
Yさん 4  Ⅳ

この方たちは、ほぼ毎日利用している。

数値で判断できないこともあるから

要介護1の人で自宅に帰って来れなくて
警察にお世話になった人もいるし、

手が出る人もいるし
この人、どう見たって
要介護1じゃないでしょ。っている人も多い。

なんとも言えません。
DSC_5518


・・・まあ、まあ、元気な人がいっぱい!
なによりです。

毎日、毎日、みんな怒って泣いて笑って。
怒鳴りあって、共鳴して、

合いの手を打ったり、歌ったり。
手が出たり、引っかかれたり、
玄関でオシッコしたり(笑)
ウンコをタンスの上に置いたり(大笑)


外に出っちゃたり、追いかけたり。

時には、車のガラスを割ったり
トイレのタンクを割ったり(!)

さらには、窓ガラスも破壊する人も。


全て、
こっちのアプローチがいけないんだけどね。


初めての心配

でも、
認知症状の深い人は
正攻法で対応したって、怒るだけ。

時間稼ぎ、その場しのぎ。
誤魔化し、気を逸らしたりって十分ありなんです。

このことを、言語化できなくてね。



この認知症状の深さの方々のエピソードを話しても
笑ってくれる人と、そうでない人がいます。

そうでない人は、
尊厳とか、人権とか、ケアの質とか言う人なんですね。

おそらく認知症状の深い人と
密に接したことがないのでしょう。

尊厳、尊厳という人は
認知症状のある人を病気だと思っていて

優しく、丁寧に、目を合わせ
・・・なんて人間として尊厳を持ってと言う。

こんなの当たり前なんです。

DSC_8543

そもそも!

そういう人は、
僕らの世界が正解で、
認知症状の深い本人にとっての世界は間違っている
って思っている。

そうでない。
「僕らの世界も、正しいし
認知症状の深い人の世界も、正しい」んだ。


だから、僕らは、その気持ちを汲んで
相手の内的世界に入るのでしょう。


医者の恰好をすると、
なにふざけているんだ、となります。

でも、きちんと相手の内的世界に入っているんだから
「きちんとその世界を認めている」ってことでしょ。
こっちの方がよっぽどその人の尊厳を保っているじゃんか。

これが、理解できない人は
やっぱり、認知症状の深ーい人と、
密に関わったことがないのだろう、
ということに辿りついてしまいます。



認知症状の深い人をお断りしている施設。
いしいさん家に何人もいます。

そもそも、
断る時点で、尊厳を保てない状況になるではないか。
そう、行く先は、薬漬けになり、もっと人間らしくなくなる。

「ある場面」だけ、「その場」だけ、手をあげてしまったがために、
お断りされる。薬を使った方がイイんじゃないか。
となる。

その方が、よっぽど尊厳を保っていないですよ。


認知症状の深い人の世界は
三好さんの言葉を借りると

「異常」じゃないんです。
「異文化」なんです。
DSC_8565


これをどうやって、
みんなに伝えることが出来るんだろう。
言葉?写真?動画?


介護界の未来を明るくする戦いは、続く。


頑張らない程度に、ね。自分へ。

ある日のいしいさん家の一斉メール。

いしいさん家のスタッフには
しつこいくらいに、一斉メールで
想いや方針や、大切な言葉などを伝えています。

受け手は、
忙しい時間帯や、集中して読まないと
スルーしてしまう危険性がありますので、
あまり活字で伝えるのは好きでないのですが

ずっとずっといい続けなければなりません。

なんのためにやっているのか
なんのために仕事してるのか。

それが、
独立した宿命、
人を雇うという宿命

なんですね。

トップが現場にいること。
これが、一番大切なことだと思いますのでね。

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―――・・・・・

今日も
なんだーかんだーありますが、生きてるだけ幸せです。

余談ですが
僕の姪っこが5年前の3月9日に
脳内出血で亡くなりました。8歳でした。


生きづらさを抱えている人も多いでしょう。

でも
「あなたが死にたいと思った今日」は
「亡くなった子たちが生きたいと思った今日」

なんすよね。
生きていれば中学一年生でした。
胸が締め付けられます。

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今日1日に感謝!
どうせなら楽しもう。

宜しくお願いいたします。

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